金田一耕助 三つ首塔 犯人。 (たぶん金田一耕助シリーズで)「岡本信人」が犯人役だった作品のタイ

金田一耕助

金田一耕助 三つ首塔 犯人

ストーリー [ ] 宮本音禰(みやもとおとね)は、13歳のときに両親を亡くし、伯父の某私立大学文学部長でである上杉誠也にひきとられた。 昭和30年 9月17日、音禰は、遠縁に当たる佐竹玄蔵老人の百億円に近い財産を、高頭俊作という見知らぬ男と結婚することを条件に譲られることになっていることを告げられる。 その1ヵ月後の10月3日。 上杉伯父の還暦祝いの夜に、の最初の事件が起こる。 その連続殺人事件は、玄蔵老人が、かつて死に追いやった2人の男と自らの合せて3人の首を供養するために建てたという蓮華供養塔「三つ首塔」に起因していた。 解説 [ ] 本作は、ヒロイン音禰による回想手記の形をとっている。 そのため『』同様、の出番は少ない。 つねに合理的解決を厳守する横溝正史としては、やや珍しい終わり方をする。 その理由について、原稿枚数の都合で合理的な結末を展開できなかったと作者自身が語っている。 作者は本作を自選ベスト10の8位に挙げている。 ただし、自選は7位までで8位以下は文庫本の売れ行き順であり、「(8位以下の作品を)ベスト10に入れるとなると躊躇せざるをえない」とも記している。 登場人物 [ ]• 金田一耕助(きんだいち こうすけ)…私立探偵• 等々力大志(とどろき だいし)…警視庁警部• 宮本音禰(みやもと おとね)…「私」、百億円のに選ばれる。 佐竹玄蔵(さたけ げんぞう)…大富豪、音禰に遺産を相続させようとする、偽名は陳和敬• 佐竹彦太(さたけ ひこた)…玄蔵の長兄、故人• 佐竹善吉(さたけ ぜんきち)…玄蔵の次兄で音禰の曾祖父、故人• 宮本省三(みやもと しょうぞう)…音禰の父、国文学者、故人• 宮本節子(みやもと せつこ)…音禰の母で善吉の孫、故人• 上杉和子(うえすぎ かずこ)…節子の姉で音禰の養母、善吉の孫、故人• 上杉誠也(うえすぎ せいや)…和子の夫で音禰の養父、某私立大学の文学部長• 上杉品子(うえすぎ しなこ)…誠也の姉• お茂(おしげ)…上杉家女中• 佐竹建彦(さたけ たてひこ)…節子の弟で音禰の叔父、善吉の孫• 武内大弐(たけうち だいじ)…山師、玄蔵に殺される。 武内潤伍(たけうち じゅんご)…大弐の孫• 高頭省三(たかとう しょうぞう)…玄蔵の共同出資者、大弐殺しの罪を着せられになる。 高頭俊作(たかとう しゅんさく)…高頭省三の曾孫• 高頭五郎(たかとう ごろう)…高頭省三の曾孫で俊作の従兄弟• 笠原薫(かさはら かおる)…彦太の曾孫、アクロバットダンサー、芸名はナンシー笠原• 笠原操(かさはら みさお)…彦太の曾孫で薫の妹、アクロバットダンサー、芸名はカロリン笠原• 島原明美(しまばら あけみ)…彦太の曾孫、バー「BON・BON」のマダム• 古坂史郎(ふるさか しろう)…明美の愛人• 佐竹由香利(さたけ ゆかり)…彦太の玄孫、オリオン座の芸者• 鬼頭庄七(きとう しょうしち)…由香利の養父• 根岸蝶子(ねぎし ちょうこ)…彦太の曾孫で花子の双子の姉、紅薔薇座の芸者、芸名はヘレン根岸• 根岸花子(ねぎし はなこ)…彦太の曾孫で蝶子の双子の妹、紅薔薇座の芸者、芸名はメリー根岸• 志賀雷蔵(しが らいぞう)…紅薔薇座支配人、蝶子と花子の愛人• 黒川(くろかわ)…黒川法律事務所所長• 法然(ほうねん)…蓮華供養塔(三つ首塔)の和尚、同性愛者• 岩下三五郎(いわした さごろう)…私立探偵 映画 [ ] 1956年版 [ ] 『 三つ首塔』はに公開された。 、監督は小林恒夫、。 主演は。 詳細は「」を参照 テレビドラマ [ ] 1972年版 [ ] 『 いとこ同志』は、の「」(毎週火曜日21時30分 - 22時26分)でからまで放送された。 全6回。 遺産相続資格者は一條玄蔵(原作の佐竹玄蔵)の孫娘たちで、一條百合(原作の宮本音禰)のみが男系で他は女系である。 建彦という名は百合の亡父と設定されていて、百合の父方の伯叔父母は登場しない。 女系の孫娘たち(原作の佐竹彦太末裔)は3姉妹の娘5人(双生児設定は無し)に整理されていて(原作登場人物名の一部は玄蔵の娘たちの名に割り当てられ登場しない)、各々に男がついている。 高杉卓也と次郎(原作の高頭俊作と五郎)は兄弟で、父親が冤罪で死刑となっていた。 スタッフ• 企画 - 小坂敬• プロデューサー - 高橋靖二、中尾孝道• 音楽 -• 脚本 -• 監督 -• 撮影 - 岩佐一泉• 美術 - 松井敏行• 録音 - 橋本文雄• 照明 - 宮崎清• 編集 - 井上治• 製作担当 - 高木正幸(1回)、長尾茂久(2 - 6回)• 助監督 - 岡本弘• 記録 - 中尾寿美子• 結髪 - 加藤つや子• 衣裳 - 東京衣装• 映広音響• 高津映画装飾• 東京テレビアート• 衣裳協力 -• 製作 - キャスト• 金田一 - 登場せず• 一條百合(原作の宮本音禰) - 、一條玄蔵の長男建彦の娘20歳• 上野誠也 - 、国文学者、一條百合の伯母上野奈美子の夫43歳、金田一の謎解きの代わりに自らが罪を告白する。 高杉卓也 - 、一條玄蔵の遺言状の中で、百合が全財産を相続する条件として、高杉卓也と結婚することとされていた。 高杉次郎 - 、卓也の弟• 佐竹かほる - 、百合の従姉(一條玄蔵の三女佐竹和子の娘)26歳• 佐竹由香利 - 、百合の従妹(一條玄蔵の三女佐竹和子の娘)18歳• 志賀節子 - 、百合の従姉(一條玄蔵の次女笠原蝶子の娘)32歳• 志賀幸二 - 、志賀節子の夫35歳• 古坂史郎 - 、島原明美の情人19歳• 鬼頭庄七 - 、佐竹由香利のマネージャー32歳• 辻森源三 - 、佐竹かほるの情人、不動産業者• 島原明美 - 、百合の従姉(一條玄蔵の長女島原花子の娘)36歳• 島原操 - 、百合の従姉(一條玄蔵の長女島原花子の娘)33歳• 神山光司 - 、島原操の情人36歳• 黒川弁護士 -• 雨宮刑事 - 、捜査責任者• 小倉刑事 - 、雨宮刑事の部下• 小田刑事 -• ジュン - 宮野リエ、高杉次郎の仲間のフーテン娘• ナレーター - 1977年版 [ ] 『 ・三つ首塔』は、でからまで毎週土曜日22時 - 22時55分に放送された。 全4回。 基本的に原作通りにストーリーが進むが、細かい設定が多々省略されている。 具体的には、堀井敬三の多様な変装、音禰が上杉家から出奔したときの詳細経緯、志賀雷蔵から逃げ出す際の鍵入手および古坂史郎との遭遇、ヤミ屋パーティでの堀井の負傷、古坂史郎から逃げ出すときの詳細経緯、三つ首塔発見後の近辺での情報収集、井戸に落ちた後の食糧事情などが省略されている。 また、堀井敬三の各々の隠れ家に管理人が居ることは科白で語られるが、音禰からの電話を取り次ぐ以外には登場しない。 原作が宮本音禰の手記であるゆえに描写できていない、金田一が上杉誠也を追いかけて三つ首塔に達した経緯・古坂史郎による武内家としての恨みの独白・終盤での古坂史郎たちの仲間割れが具体的に映像化されている。 なお、上杉誠也は三つ首塔へ向かう前に音禰への恋愛感情を金田一に指摘されており、三つ首塔近くでも宿屋で金田一に対峙し、原作のように姿を隠してはいない。 原作では高頭俊作は高頭省三の、古坂史郎は武内大弐の各々曾孫だが、黒川弁護士は前者を、金田一は後者を各々「孫」と説明している。 一方、宮本音禰は原作通り佐竹善吉の曾孫である。 その他、以下のような原作からの変更がある。 佐竹玄蔵の遺産は100億円ではなく10億円である。 俊作と音禰は巻物に同時に手形を押していた。 原作では11歳と6歳だが、本作の巻物に記載された年齢は5歳と3歳である。 上杉の還暦パーティで音禰は洋装であり、プレゼンテーターとして目立つ役割を担っている。 高頭俊作(実は五郎)の死体は階段で発見される。 佐竹彦太の末裔は堀井と金田一が分担して見つけ出した。 佐竹由香利の舞台はスローテンポであり、笠原姉妹は原作の描写ほどのアクロバットではない。 ヤミ屋のパーティに金田一が事務所員・かねを同伴して潜入しようとして警察に逮捕されてしまう。 警察の手入れが入ったのは堀井が密告したからである。 俊作と音禰が井戸から救出された後、建彦のほか薫も呼ばれる。 品子は現れない。 音禰が見た由香利と史郎に絞殺されそうになる夢は、2人が旅館の中へ侵入してくるものであり、そのとき実際に俊作が絞殺されかかっていた。 由香利の絞殺死体は作業小屋に寝た状態で発見され、史郎の絞殺死体は自殺に偽装されていた。 由香利と史郎の殺害現場で金田一が謎解きを始め、上杉が三つ首塔へ向かって歩き始めたのを皆が追いながら話が続き、全てが明らかになってから上杉が塔へ飛び込む。 原作のような後日談は無い。 キャスト• 金田一 -• 宮本音禰 -• 上杉誠也 -• 佐竹建彦 -• 佐竹由香利 -• 法然和尚 -• 島原明美 -• 古坂史郎 -• 笠原薫 -• 志賀雷蔵 -• 鬼頭庄七 -• 高頭俊作 -• かね -• 日和警部 -• 等々力刑事 -• 弁護士 -• 上杉夫人 - スタッフ• 監督 -• 脚本 - 岡本克己 1988年版 [ ] 『 ・三つ首塔』は、の「」(毎週土曜日21時2分 - 22時51分)でに放送された。 双生児設定の登場人物は各1人に変更されていて、音禰と俊作以外の遺産相続資格者は、高頭明美(原作の島原明美)、武内操(原作の笠原操)、武内蝶子(原作の根岸蝶子)、佐竹由香利の4人である。 佐竹由香利の義父は鬼頭ではなく鬼川庄七である。 玄蔵の遺産は数千億円で、ひとりあたりの利子だけで毎月一千万円ほどになる。 玄蔵が3家の末裔に遺産を遺すとした事情は、金田一が玄蔵の故郷に行って調査した結果に基づく推理として語る。 岩下三五郎に代えて岩下史郎というダンサーが登場し、還暦祝賀パーティーでダンスを披露していて、パートナーの操が毒殺される。 その後は原作の古坂史郎の役割を負っている。 序盤で蝶子と組んで音禰を拉致しようとし、そのあと蝶子が殺害される。 音禰が逃避行する設定は無い。 堀井に命じれられて明美の手元にある三つ首塔の写真を入手に行くが岩下に遭遇、クローゼットからは明美の死体が出てきた。 音禰は何とか逃げ出し、写真の裏の地図に従って堀井と共に三つ首塔へ向かう。 三つ首塔の和尚が同性愛者であった設定は無い。 由香利は単に弄ばれていた恨みから岩下の協力を得て鬼川の頸に縄をかけ、音禰と堀井を突き落とした井戸に吊して絞殺した。 そのあと上杉が岩下と由香利を殺害しようとするが、両親を亡くしていた由香利の境遇が音禰に重なったため止めを刺せなかった。 高頭俊作として殺害されたのは武内慎一(原作の潤伍)であった。 アメリカで俊作を殺害して成りすまそうとしたが、俊作は死なず堀井五郎を名乗っていた。 キャスト• 金田一 -• 宮本音禰 -• 上杉誠也 -• 佐竹由香利 -• 堀井五郎 -• 岩下史郎 -• 等々力警部 -• 1993年版 [ ] 『 ・三つ首塔』は、の「」(毎週月曜日21時 - 22時54分)でに放送された。 原作とは全く無関係なストーリーである。 登場人物の氏名は原作が元になっているが、家族関係や性格設定は特に継承されていない。 「音禰」という人物が「俊作」という人物との結婚を条件に「玄蔵」という人物の遺産を相続できるという設定と、「三つ首塔」に遺産の被相続人・被相続人による過去の殺人被害者・冤罪による死者の3人の木像が祀られているという設定は維持されている。 昭和25年、金田一耕助は黒川弁護士の代理で座光寺玄蔵の遺言状を執行するため京都丹波の法師村を訪れた。 相続条件である結婚相手の宮本俊作は、座光寺音禰の妹・由香利と恋仲であった。 俊作と由香利は駆け落ちしようとするが、由香利が殺害される。 さらに島村(音禰の叔母・蝶子の内縁の夫)、音禰の父・雷蔵、蝶子が殺害される。 由香利、雷蔵、蝶子は首が持ち去られ、三つ首塔に置かれていた。 俊作の母・薫は玄蔵に殺害された武内大弐の娘で、音禰は雷蔵の養女であり薫が玄蔵に強姦されて産んだ娘であった。 その強姦の現場を目撃していた島村は薫から金と体を強請っていた。 事件は薫と巡査・古坂史郎(冤罪による死者・高頭善吉の息子)による復讐であった。 薫は音禰を殺害したうえ三つ首塔で焼身自殺した。 キャスト• 金田一 - 古谷一行• 座光寺音禰 -• 座光寺雷蔵 -• 座光寺由香利 -• 座光寺蝶子 -• 座光寺玄蔵 -• 島村今朝三 -• 宮本薫 -• 宮本俊作 -• 古坂巡査 -• 等々力警部 - スタッフ• プロデューサー - 細井保伯、浜井誠• ディレクター・監督 -• 脚本 - 脚注 [ ] [] 注釈 [ ].

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[mixi]【ネタバレ注意!】 意外な犯人、意外なト

金田一耕助 三つ首塔 犯人

以下、ネタバレをある程度抑えた感想。 感想 「登場人物」に書いたように、人物関係は把握しやすいんだけど、それはザクザク人が死んでいくからっていうことも理由の一つ。 断じて推理モノではないです。 関係者が死んでいくんで例によって犯人は絞られていくんだけど、特に布石もないので、犯人が分かっても、ああ、そうだったの?っていう印象。 ストーリーは主人公である宮本音禰の視線で一貫して語られるので『』にとても似ている。 財宝 遺産 をめぐるところや、最後の方に出てくる二人きりのラブシチュエーションとか。 も出番少なめ。 ちなみに、「ナンシー笠原」&「カロリン笠原」っていう姉妹芸人と「ヘレン根岸」&「メリー根岸」っていう姉妹芸者が出てくるんだけど、なんでこんな似たような感じの登場人物にしたんだろ?一瞬、混乱。 一行『三つ首塔』 M美人お嬢様とSスーパーヒーローの恋愛冒険活劇。 金田一名台詞 「世の中には理外の理というものがあるんですね」 そんな台詞をで言っちゃうのか、お前は。 stet.

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金田一耕助シリーズ

金田一耕助 三つ首塔 犯人

人物 [ ] 容姿 [ ] ののようなボサボサの蓬髪をしており、人懐っこい笑顔が特徴。 顔立ちは至って平凡、体躯は貧相で、は5尺4寸(163. 6センチメートルくらい)、は14貫(52キログラムくらい)を割るだろうという。 自身の体格にはを抱いており、それに関する記述は、『』にて風呂場で筋骨隆々とした多聞連太郎の裸体を見た時や『扉の影の女』で堂々たる風貌の金門剛に対面したときなど多々見受けられる。 頭は症で、服装は皺だらけののの着物とによれよれのを合わせ、形の崩れた帽子(お釜帽、、など)を被り、足元は爪が飛び出しかかっている汚れた白に履きが定番で、非常に清潔感が無い服装が特徴。 また寒い時期には羽織袴の上から上着(防寒着)に二重回し(とんび。 袖なしののこと。 )を着こむ。 これらの姿から『』では「雰囲気がに似ている」と言われたことがある。 捜査のため洋服で変装することもあったが、「貧弱なにしか見えない」と等々力警部に笑われたり(『支那扇の女』)、「似合わない格好」だと揶揄されたりすることが多く、作中でも「これが金田一がにこだわる理由だろう」と推測されている。 横溝は『』で金田一について、「この青年は飄々乎たるその風貌から、アントニー・ギリンガム君 に似ていはしまいかと思う」と述べている。 このような金田一のさえない恰好は、初対面の相手には年齢問わず、ほぼ例外なく侮られる傾向にある。 反面、非常に母性本能を刺激するもののようで、女性からの受けはとても良い。 ほとんどの事件において観た目は35、6歳と記述され、齢五十を超えているはずの『』でも見かけはほとんど変わっていない。 『』など一、二の作を除いてはれっきとした中年男(当時としてはなおのこと)であるが、生活感が薄く書生気質を残している。 所持品 [ ] 事件のため遠出する際にはボストンバッグやかばんを提げて赴く(なお、の主演映画作品からトランクのイメージが強いが、これは映画オリジナルである)。 直後の『』では雑嚢を持っており、金田一のデビュー作『本陣殺人事件』や『』などの初期の作品と、最後の事件となった『病院坂の首縊りの家』ではやのを持っている。 探偵としての小道具として、虫眼鏡のほか、折りたたみナイフ(または小型の十徳ナイフ)、薄い手袋、小型で強力な懐中電灯などを常備している。 犯人との対峙の際に、用心のため防弾チョッキを着込むこともあった(『病院坂の首縊りの家』など)。 言動 [ ] 事件の本質に迫ったときや意外な事実を知ったときなど、興奮するとスズメの巣のようなモジャモジャ頭を毛が抜けるほどにバリバリと掻きまわし、言葉がはじめる。 この頭を掻きむしる際にがとび、周囲のものをしばしば当惑させる。 横溝は「もじゃもじゃの頭をひっかきまわすのは、私自身の癖を誇張したのである」と語っている。 また、何か重大な発見をした場合、口笛を吹くように口をすぼめたり、実際に口笛を吹くクセももつ。 いつもは眠そうなショボショボとした目つきをしているが、事件の渦中にあって自身が強く興味を持ったことに対しては真剣な目つきに変わる。 金田一には人を和ませる天性の雰囲気と話術があり、警察がどんなに骨を折っても聞き出せない情報も、金田一にかかるとたやすく引き出されてしまう。 普段の発言は控えめでのらりくらりとしている。 概ね犯人や登場人物の行動がそこに至るまでの苦悩を思い、憐憫の情を示すような口ぶりや悩ましげな顔をし、激しく貧乏ゆすりをしたり、ハンケチを揉みくちゃにしたりする。 の動機や関係者の行動が著しく非社会的・で、狡猾かつ独善的な場合には、強く厳しい発言・批判を浴びせる。 犯人を取り逃がしたときなどは地団太を踏むなど、激しい姿を見せることもあった。 若い世代に対しては歳相応に分別のある話し方をすることが多い。 事件が解決すると、強い興味を引く目的がなくなり、また事件関係者たちのその後の運命を想って落ち込み、強い孤独感(一種の)に襲われるため(『扉の影の女』など)、ふらりと旅に出てしまうことが多く、等々力警部らは早く金田一を立ち直らせようとわざわざ事件を押しつけることもあった(『悪魔の百唇譜』など)。 探偵方法 [ ] 捜査の方法は、事件に絡む人脈・人間像の丹念な検証が主である。 アメリカから帰国して久保銀造の援助で探偵事務所を開設したあと、某重大事件を解決した殊勲者として紹介した新聞記事には「足跡の捜索や、指紋の検出は、警察の方にやって貰います。 自分はそれから得た結果を、論理的に分類総合していって、最後に推断を下すのです。 これが私の探偵方法であります。 」という発言が掲載されていた(『本陣殺人事件』)。 そのため、最後の瞬間まで捜査関係者に手の内を明かさないことから、さらなる犠牲者を生むことも多く、またあえて犯人に自決を促したり見逃したりするケースもあり、「事件は解決できるがホシは逃がしてしまう」ということもしばしばある。 等々力警部はこれを「金田一耕助流のヒューマニズム」と述べている(『悪魔の降誕祭』)。 また、金田一は警察には協力するが、情状によっては必ずしも真犯人を警察に引き渡すことを目的としていない。 これは、金田一にとってあくまでも事件の真相を知ることに最大の意味があるからである。 また世間的に真相が知られなくとも、真犯人が死ねば「報いは受けた」と考えている(『女王蜂』『首』など)。 その一方で、逆に自決を思いとどまらせることもあった(『黒蘭姫』『迷路荘の惨劇』など)。 探偵活動の基礎技術をどこまで身につけているかについては不明確な部分もある。 たとえば、『三つ首塔』『病院坂の首縊りの家』などでは自ら指紋照合を行っているが、『犬神家の一族』『不死蝶』などでは指紋照合を専門家に委ねている。 途中で習得した可能性も考えられるが、明確な描写は無い。 いつもは着物に袴の金田一も、「ギャバのズボンに濃い紺地の開襟シャツといういでたち」(『』)、「鼠色のズボンに派手なチェックの、型のに縁の眼鏡」(『』)など、洋服を着ることがあり、これがそのまま変装になっている。 また探偵小説の主人公らしく、犯人あぶり出しのために別人に変装することもあった。 特に着物に袴のまま大道易者に化けていたときには、「けっこう当たる」と評判をとっている(『』『黄金の指紋』)。 「運動音痴」と謙遜することもある金田一だが(『仮面舞踏会』など)、背後からの敵襲にすばやく反応する勘を持ち、投石をかわして危うく命拾いしたこともあった(『女王蜂』)。 少年向けジュブナイル版での金田一はさらに活動的で、捜査のために浮浪者などに変装したり、走行するトラックの裏に取りついて敵地潜入を行ったり、袋詰めにされ海中に投棄された際には、ナイフで袋を破り脱出するなど、高い運動能力を見せている(『黄金の指紋』)。 趣味・嗜好 [ ] 趣味は映画や絵画鑑賞(『』など)で、義理半分だが絵を購入することもあった(『悪魔の百唇譜』など)。 映画女優に関しては、学生時代に紅葉照子のファンであったほか(『霧の山荘』)、鳳千代子の熱心なファンで出演作は金田一が応召した後に封切られた映画まですべて観ているほどである(『仮面舞踏会』)。 学生時代には歌舞伎役者・佐野川鶴之助と誼を通じ彼の後援会「丹頂会」にも加入していた。 鶴之助との交流が途絶えた後も「ひととおりは見なきゃ気がすまない」ほどの歌舞伎ファンで(『』)、気分が高揚したときには歌舞伎のせりふを口ずさむこともある(『』『傘の中の女』)。 スポーツの方は苦手で、『仮面舞踏会』ではに誘われた際に「、すなわちウンチ」と発言している。 ただし、ボートを漕ぐことと、東北出身であることからは得意(『犬神家の一族』)。 で、いつも灰皿が吸殻の山になっている。 銘柄は「」と「」を愛煙する。 また、戦前は「(CHERRY)」を愛煙していた(『本陣殺人事件』)。 二十歳ごろのアメリカ滞在時に、ふとした好奇心から麻薬に手を出して深みにはまり、厄介者扱いされていたことがある。 久保銀造の意見を容れてこの悪習は断ったが、この際「麻薬も結局大したことはありませんからな」とうそぶいている(『本陣殺人事件』)。 この麻薬中毒者という設定は、横溝がに倣ったもの。 同じく金田一が若いころにアメリカを放浪しているのは、の『めりけん・じゃっぷ』物に倣ったもの。 酒はあまりすすんでは飲まないが、下戸ではない。 磯川警部と食事をしながらビール瓶を2、3本空けたり(『』『』)、大きな徳利を数本空けたりする。 事件解決後、気の抜けたビールを「このほうが刺激が少ないから」とちびりちびり呷りながら事件説明を行ったり(『黒猫亭事件』)、事件解決後に犯罪者たちのあくどさを垣間見て悄然となり、酔って気分を紛らわすため自宅で一人ウィスキーを呷ったりすることもあった。 また、いきつけのクラブにクラブ「スリーX」(『』)と「クラブK・K・K」があり(『病院坂の首縊りの家』など)、前者は等々力警部とよく行くクラブ、後者は風間俊六の愛人が経営しているクラブである。 後者の「クラブK・K・K」を訪れる目的は、クラブの用心棒であり金田一の手駒である多門修に偵察を依頼したり、情報を収集したりするのがほとんどのようである。 食事は、特に「松月」から「緑ヶ丘荘」へ移って以降は、一人暮らしから簡便に済ますことが多い。 朝食は・(しばしば茹で過ぎる)・牛乳が中心で、他にもや果物、の缶詰などを付け合わせることもあるが貧相なもので、朝の身支度と同時進行で数分で片づけてしまう(『支那扇の女』『壺中美人』『悪魔の百唇譜』など)。 横溝は「これが流儀」と述べている。 昼・夕食は銀座の行きつけの料理屋で済ますことが多く、和食や中華料理を好んで食べている。 少食で、「蕎麦一杯で満足」ということもあったが、考え事があると酒と併せ大食することもあった。 概ね、食事シーンは大食漢の等々力警部や磯川警部と対照的に描かれる。 命名・モデル [ ] 作者・横溝正史のエッセイ『金田一耕助誕生記』によれば、金田一耕助はの探偵小説『』に登場する素人探偵アントニー・ギリンガムの日本人化である。 これは金田一初登場作品『本陣殺人事件』でも説明されている。 金田一の風体は、劇作家のがモデル。 『金田一耕助の帰還』でも「一見小柄で貧相だが、うちに大いなる才能を秘めた人物」としてモデルにした旨が記されている。 これは、横溝がラジオからの菊田のファンであったためである。 横溝は一度だけ若き日の菊田に会っていたが、この時、菊田は洋服姿で、頭ももじゃもじゃではなかった。 ちょうどその頃、新聞でが『花咲く樹』を連載しており、の挿絵によるレビュー劇場の座付き作家の姿が「着物に袴」で描かれており、横溝はこのイラストが菊田のイメージとダブっていったと述べている。 また、『本陣殺人事件』を連載することになった『』誌の創刊者にして編集長の作家・が和服の着流しに角帯姿であったため、彼をからかうつもりで、貧相な名探偵を和服姿にした。 それだけでは探偵になりにくいため、横溝自身が博文館の編集者時代に和服に袴だった経験を踏まえて、袴をはかせることにした。 こうして、菊田一夫・城昌幸・作者自身のイメージの複合体として、金田一耕助の姿が出来あがった。 作者の回想によれば、三者の中で、最も飄々としていたのが城昌幸であったということである。 の創出した探偵・も初期は髪がボサボサで飄々とした風体であったのだが、段々とダンディに変貌していったため「明智が変わってしまったから金田一をやる気になった」との作者の弁がある。 また、金田一がもじゃもじゃ頭を掻き回すのは横溝自身の癖を誇張したものだが、菊田一夫も頭髪を引っ掻き回す癖があったという。 横溝は「これは偶然の一致だろう」と述べている。 だがこれは菊田に失礼であろうし、いくらなんでも実在すまいということで取り止めた。 ところが、横溝は無断借用した形の金田一耕助という名称についても、「紛らわしい名前を使って金田一京助先生がご迷惑しているのではないか」と心苦しい思いをしていた。 また、金田一京助とはので同席したものの謝りそこねたうえ、1971年に京助が死去したため、横溝にとって二重のシコリとなっていたという。 その後、人づてに京助の子・から「金田一耕助さんのおかげで世間の皆さんからキンダイチと正確に発音してもらえるようになった、難しい苗字なのでいろいろ読み違えられて困っていた、こちらこそ感謝していると伝えて欲しい」との言葉を貰い、「ほっと安堵の胸をなでおろした」と述懐している。 金田一耕助最後の事件となる『病院坂の首縊りの家』には、60歳になる金田一が登場するが、老人と言ってもいい年齢にもかかわらず、30代のように若々しく、白髪もないと描写されている。 その風貌に関して、横溝は、三年前に会った城昌幸の印象をそのまま借用に及んだというが、唯一、違っていたのは、当時、城は見事な白髪であったということである。 家族・知人 [ ] 両親とは探偵稼業を始める前に死別しているらしいことが、『仮面舞踏会』中の金田一の台詞から窺える。 生涯独身であったとされ、『犬神家の一族』で野々宮珠世の美しさに目を引かれる場面では「およそ女色に心を動かしたことのない金田一耕助」とも表現されている。 しかし、決して朴念仁というわけではなく、『』の鬼頭早苗と『女怪』の持田虹子に対して想いを寄せているが、いずれも実ることはなかった。 久保銀造、同窓の友人・風間俊六、神門貫太郎という3人のパトロンがおり、彼らの援助に支えられている。 風間俊六の愛人である「松月」の女将・おせつは、年下ながら姉のように金田一の世話を焼いてくれている。 また、後半居を構えた緑ヶ丘荘の管理人である山崎夫婦も、しばしば金欠になる金田一のために便宜を図っている(『扉の影の女』など)。 警察から高い信頼を受けており、ことに「警視庁の古狸」と異名をとる等々力警部は公私共に付き合いのある大親友である。 同じく「岡山県警の古狸」と異名をとる磯川警部とも、事件があれば助力を受け合う旧知の仲である。 ほか、等々力警部の部下である新井刑事や、アパートの所轄・緑ヶ丘署の島田警部補、筆者の住居の所轄・成城署の山川警部補なども金田一の手腕に一目置いており、複数の作品にたびたび登場している。 元・愚連隊上がりの多門修 という冒険好きの若者を冤罪から救ったことがあり(『支那扇の女』など)、この多門は金田一を慕って、たびたび捜査の助手を務めている(『雌蛭』には多門六平太という多門修とほぼ同じ経歴の人物が登場しており、同一人物と思われる)。 同郷の後輩で「新日報社」社会部の宇津木慎介記者も、金田一の協力者のひとりである(『女王蜂』など)。 (「Y先生」などと呼ばれている)とは「耕ちゃん」「先生」と呼び合う仲である。 Y先生によると、「私はかれよりさきに生まれているので、そういう意味でかれは私を先生と呼ぶのであって、微塵も私を尊敬していない」のだそうである。 またY先生は金田一を「いらまかし男」と呼んでいて、来ると必ず何かしらの不安の影を落としていくので、「私はこの男が大嫌いなのだ」と語っている。 住所・事務所 [ ] 昭和21年にして『』『』『』などの事件を解決後、裏(裏)の焼け跡に残った「三角ビル」という三角形の怪しげなビルの最上階に、探偵事務所兼住居を持っていた(『』)が、3か月ばかりで閉めてしまう(『』)。 ただし、昭和23年には住居を別にして三角ビルの事務所を使用していた時期があり、『』の関係者が来訪している。 住居としての三角ビルを引き払った後、中学の同級生で建設会社社長の風間俊六が愛人(作中では「2号さんだか3号さんだかわからないが」(作品によっては4号ないし5号まで進む)と記述される)の節子に女将をさせている大森の山の手にある割烹旅館「松月(しょうげつ)」の、四畳半の離れに居候して、ここを事務所兼自宅にしている。 生活力は薄く、煙草銭にも欠く有様で、よくこの「松月」の女将から小遣いをもらっている。 「松月」での寄食は昭和31年ごろまで続けている。 『毒の矢』『黒い翼』などの事件に関わったことをきっかけに緑が丘の緑ヶ丘荘の二階フラットに転居し(改稿前の『悪魔の降誕祭』など)、ここが定住の場所となった(引越しの時期を昭和32年とする説が有力で、ではこの説を採用)。 緑ヶ丘荘は後に改築して「緑ヶ丘マンション」となるが、改築を担当した風間建設の社長・風間俊六から二階正面のフラットを無償で贈られている(『病院坂の首縊りの家』)。 仕事の成功報酬はほとんどの場合、満足に得られていない(『扉の影の女』など)。 金田一は興味を持てない事件には、いくら多額の報酬を提示されても見向きもしないが、反面興味をそそられた事件は報酬も構わず、手弁当でこれに没頭してしまう。 それでも蓄財はしていたようで、『』の事件解決後、近しい人たちに莫大な金額を寄贈している。 記録者 [ ] 金田一耕助の関わった事件を記録、小説化しているのは、横溝正史自身をモデルとした「Y先生」「S・Y」「成城の先生」などと呼ばれる探偵小説家である。 作中にこの作家の実名は一度も登場していない。 記録に至る経緯については、第一作の『本陣殺人事件』では、事件の話を聞いて作者が情報を集めて作品化したことが述べられている。 『黒猫亭事件』では、その連載を読んだ金田一が作者の元を訪れ、作者による小説化を認めるくだりがある。 『獄門島』の事件のことは、この時に彼から直接聞かされたことになっている。 『黒猫亭事件』そのものは、後に金田一が作者に資料を郵送したのが元である。 したがって、それ以降は金田一が作者に話すか資料提供したことで作品化されたものとされている。 Y自身も作品中にしばしば登場し、事件現場に絡むことすらあった(『女怪』『病院坂の首縊りの家』『白と黒』など)。 また金田一耕助は事件の渦中にいた人物に事件の小説化を勧めることがある。 『』は金田一の勧めで記録を書き始めたという形式であり、『』『』では未完の記録を完成させるよう金田一が促している。 他に『』『』『』などが作中人物の一人称で語られており、『』は主要部分が作中人物から別の作中人物への手紙で構成されている。 経歴 [ ] (大正2年)• に生まれる。 金田一の誕生年について、横溝(明治35年(1902年)生まれ)は、「かれは私より11歳年少である」と述べている。 金田一耕助の誕生日は不明だが、横溝は読者との座談会で、「金田一は早生まれである」と語っている。 (昭和6年)• 4月、地元の中学を19歳で卒業後、同窓生の風間俊六と共に青雲の志を抱いて上京し、某私立大学(予科の薬学系という説がある )に籍を置いて、あたりの下宿をごろごろしていた(『本陣殺人事件』『黒猫亭事件』)。 中学時代の先輩の大学生の紹介で歌舞伎役者・佐野川鶴之助の後援会である丹頂会に入会(『幽霊座』)。 また、この時期に映画女優・紅葉照子のファンになる(『霧の山荘』)。 大学入学後、一年もたたぬうちに日本の大学がつまらぬような気がしてふらりと渡米(『本陣殺人事件』)。 (昭和7年)• 渡米先で映画俳優・ジャック安永と知り合う(『女の決闘』)。 皿洗いなどを経験しながら一時はの悪癖に溺れるが、の日本人間での殺人事件を解決する。 この時在留日本人会の席上で出会ったの果樹園主、久保銀造に学資を援助してもらいカレッジに通う(『本陣殺人事件』)。 またのちの探偵業を念頭に、多少なりとも医学的経験を積んでおきたいと、夜間は病院に勤務して看護夫の見習いを務めている(『獄門島』)。 (昭和10年)• カレッジを卒業して帰国。 久保銀造に無心して5千円(当時の相場参考:国鉄初乗り5銭、銭湯7銭)の援助を受けて東京に探偵事務所を開設。 また、この時期に同窓生だった風間俊六と再会している(『黒猫亭事件』)。 (昭和11年)• 8月25日、稲妻座の歌舞伎役者失踪事件(『幽霊座』)。 (昭和12年)• 11月27日 - 29日、『』を解決。 この事件で岡山県警の磯川常次郎警部と知り合う。 (昭和15年)• してへ(『獄門島』)。 (昭和17年)• 転戦を重ね、のまで南下。 部隊が全滅に等しい打撃を受けて敗走。 他の部隊との再編成によって、川地謙三、鬼頭千万太と知り合う(『百日紅の下にて』『獄門島』)。 ここで金田一は戦友たちの爆死体や病死体を常に注意深く見守り、死後硬直の状態について勘を鋭くし、復員後の探偵業に生かしている(『獄門島』)。 (昭和18年)• ウェワクの前線に部隊が取り残され、本年以降戦闘は全く無く、金田一の部隊は熱病と栄養失調の中、孤立状態に陥る(『獄門島』)。 (昭和20年)• 8月15日、ウェワクで終戦を迎える(『獄門島』)。 (昭和21年)• 戦友の依頼により『(9月初旬)』『(9月下旬 - 10月上旬)』『』などの事件を解決。 『獄門島』事件にて鬼頭早苗と知り合い、「獄門島を出て一緒に東京へ行こう」と申し込むが断られる。 10月上旬に岡山の探偵作家・Yを訪ね、伝記作家として親交を持つ(『黒猫亭事件』)。 また、東京へ帰る汽車の中で風間俊六と再会(『黒猫亭事件』)。 この頃に京橋裏(銀座裏)の三角ビル5階に「金田一耕助探偵事務所」を開設する(『黒蘭姫』)。 11月中旬『』『』 (昭和22年)• 三カ月ばかりで事務所を閉めてしまい、風間の二号(愛人)節子の営む大森の割烹旅館「松月」の離れに転がり込む(『女怪』)。 3月下旬『(原題「暗闇の中にひそむ猫」)』を解決。 この事件での等々力大志警部と知り合う(他の作品での設定との矛盾あり、の項を参照)。 3月26日、28日 - 30日『(原題「黒猫」)』• 4月中旬 - 26日『』• 9月28日 - 10月11日『』 (昭和23年)• 『(5月5日 - 9日)』『(5月中旬 - 9月初旬)』事件を解決後、岡山県警に立ち寄った際に『』の冒頭の告白書を読む。 10月中旬、銀座裏の三角ビルにある金田一探偵事務所に『死仮面』の関係者が来訪する。 10月下旬 - 11月3日『死仮面』解決。 『八つ墓村』事件で多額の報酬をふところにした金田一耕助は、探偵作家・Yと伊豆へ旅行する(『女怪』)。 9月初旬、10月初旬・中旬、12月、翌年1月『』解決。 『女怪』事件の関係者・持田虹子に懸想するも、虹子は自殺。 (昭和24年)• 『女怪』事件で受けた失恋の痛手で、一カ月ほど北海道を放浪する。 秋『』• 10月18日 - 12月15日『』• 11月5日 - 8日『』 (昭和25年)• 10月18日 - 20日、11月25日『』 (昭和26年)• 3月下旬『仮面城』• 4月上旬『大迷宮』• 5月上旬、17日 - 31日、6月6日 - 中旬『』• 7月上旬・中旬『金色の魔術師』• 7月下旬『燈台島の怪』• 9月1日 - 7日、13日、10月中旬『黄金の指紋(原題「皇帝の燭台」)』 (昭和27年)• 7月下旬 - 8月2日『』• 10月17日 - 18日『』• 11月6日、20日、28日、翌年1月10日『(原題「妖獣」)』 (昭和28年)• 1月『黄金の花びら』• 6月9日、中旬『』• 7月15日 - 27日、9月上旬『』• 8月21日、29日、9月4日、7日、20日、21日『』(前半部。 「生首風鈴事件」の発生と迷宮入りまで。 )「」と事件現場を共にする。 9月3日、15日『生ける死仮面』 (昭和29年)• 3月24日、25日、4月25日、5月3日 - 下旬『』• 5月12日、24日、28日『堕ちたる天女』• 5月末『』• 6月中旬 - 10月中旬『迷路の花嫁』• 8月下旬『』• 10月23日、24日『』 (昭和30年)• 7月25日 - 8月24日、9月21日『』• 10月3日、16日、30日、11月3日、8日、翌年2月中旬『』• 10月25日、26日、12月15日、翌年1月中旬・下旬『』 (昭和31年)• 3月5日 - 中旬『』• 3月8日、15日『』• 3月中旬、4月5日『』• 3月下旬、4月中旬・下旬『』• 夏に『』• 7月29日、30日『』• 8月初旬 - 下旬『』• 8月末『』『』• 秋に『』• 11月7日、12月10日『』• 11月24日 - 30日、12月5日『』• 秋から12月20日 - 26日、翌年1月末『(原題「憑かれた女」)』 (昭和32年)• 1月中旬、「松月」の離れから世田谷区緑ヶ丘町の高級アパート・緑ヶ丘荘の二階三号室に転居する。 3月2日、4日 - 上旬『(原題「泥の中の顔」)』• 3月20日、25日『』• 4月5日、12日、5月5日『』• 5月上旬、16日、18日『』• 5月7日 - 15日、31日、6月15日 - 17日『』• 6月上旬『』• 7月末 - 8月6日『』• 8月20日 - 25日、9月18日、20日、10月上旬『』• 秋に『』• 12月20日、25日、翌年1月下旬『』 (昭和33年)• 3月18日、25日『』• 5月19日 - 21日、28日『』• 5月25日『』• 5月28日『』• 6月29日、7月25日、26日、8月15日、16日、9月4日、5日、10日、18日、10月下旬『』• 8月16日、17日『』• 9月中旬『』• 10月5日 - 12日、18日、23日、25日 - 28日『』 (昭和34年)• 3月上旬 - 4月上旬は関西方面へ。 4月5日、26日 - 28日『』• 7月25日、26日、8月5日『』• 12月22日 - 24日、28日『(原題「扉のかげの女」)』 (昭和35年)• 6月5日、8日『』• 6月22日 - 25日、7月22日、8月12日『』• 8月5日、7日、9日、15日『』• 8月14日 - 16日『』• 9月27日、10月1日、11月3日『』• 10月11日、30日 - 11月1日、4日、6日『』• 11月25日、26日、12月3日、5日、6日、24日 - 27日、翌年1月23日、24日『(原題「青蜥蜴」)』 (昭和36年)• 2月19日、23日『』 (昭和42年)• 6月23日 - 7月14日『』 (昭和48年)• 最後の事件『』4月1日、8日 - 15日、23日、30日解決(後半部。 ジャズ・コンボ「アングリー・パイレーツ(怒れる海賊たち)」および、本條写真館にまつわる連続殺人事件と昭和28年に起こった「生首風鈴事件」の真相を明らかにする。 その後へ。 関係者が八方手を尽くして捜したが消息不明であった。 しかし、横溝本人の語るところによれば昭和50年()に帰国しており、余生は日本で送ったようだ。 語られざる事件 [ ]• サンフランシスコの日本人間で起きた、危うく迷宮入りをしそうになった奇怪な殺人事件(『本陣殺人事件』第8章より)。 が『《ホテル・ミカド》の殺人』として、またが『桑港の幻』として小説化している。 またのテレビドラマでも『だれも知らない金田一耕助』として描かれている。 全国を騒がせていた某重大事件(『本陣殺人事件』第8章より)。 佐野川鶴之助がアメリカから帰った金田一に電話をかけてくるきっかけになった、新聞に名前が出た件。 具体的な特定の事件でない可能性がある(『幽霊座』第3章より)。 佐野川鶴之助が謎解きを挑戦してくるきっかけになった、成功した2、3の事件(『幽霊座』第3章より)。 昭和12年、大阪で起きたむつかしい事件(『本陣殺人事件』第8章より)。 芦辺拓が『明智小五郎対金田一耕助』として小説化している。 昭和12、3年ころ、等々力警部と知り合うきっかけとなった、警部が持てあましていた事件(『悪魔が来りて笛を吹く』第7章より)。 この事件で等々力警部と知り合ったとされるが、『』では昭和22年にはじめて出会ったことになっている(ただし、同作は双子のタップダンサー夏彦・冬彦の事件簿『双生児は踊る』の改稿作のため、後付けによる誤謬の可能性が高い)。 なお、昭和21年の『』では金田一が犯人の自殺を制止した直後に等々力警部が身柄を確保しているので、両者が互いを認識できる距離にいたことは確実である。 しかし、それ以上には明確な描写が無いため、両者の面識の有無は判断できない。 八つ墓村から帰京後山積していた用事(「事件」かどうか不明)(『死仮面』より)。 東京で起きたむつかしい事件。 およびその事件を解決後、訪れた岡山で待ち構えていた厄介千万な殺人事件(『人面瘡』第1章より)。 東京の事件を『悪魔が来りて笛を吹く』、その解決後の岡山の事件を『』と『』の事件であるとする説もある。 いままでに2、3度扱った夢遊病者に関する事件。 夢遊病者をてらった事件もあった(『人面瘡』第1章より)。 『死仮面』の事件が意識されているかどうかは不明。 「夢遊病者をてらった事件」は『夜歩く』の事件を指している可能性がある。 『不死蝶』『支那扇の女』は『人面瘡』より後の事件なので該当しない。 『犬神家の一族』事件の直前にひっかかっていて大急ぎで片づけた事件。 『不死蝶』事件の依頼者・矢部杢衛に金田一を紹介した人物が関係した、かつて信州で手がけた事件。 『犬神家の一族』事件である可能性も考えられるが、明記されていない。 劇評家・佐藤亀雄にあうことになった、芝居のことでの調査(「事件」ではないかもしれない)(『幽霊座』第4章より)。 佐藤亀雄のモデルは。 横溝正史が『幽霊座』執筆の際、鯉つかみの仕掛けについて安藤より教示を得たことに対する謝辞として、作中に登場させたものであろう。 畔柳博士に二三度法医学上の意見を求めた事件(『蝋美人』第1章より)。 三芳欣造の友人にあたる芸術家を救った事件(『毒の矢』第1章より)。 古館博士と接触をもって解決に協力した、あるむつかしい事件(『死神の矢』第1章より)。 リップリーディングの技術を身につけた増本克子の協力を仰いだ、いつかの事件(『鏡の中の女』第1章より)。 神門一族の冤罪事件(『貸しボート十三号』第12章。 『女の墓を洗え』として執筆予定だったとの説もある。 多門修が犯人に仕立て上げられるところを助けた事件(『支那扇の女』第15章より)。 多門六平太があやうく犯人に仕立てられるところを金田一に救われた殺人事件(『雌蛭』より)。 多門修と多門六平太を同一人物とする説があり、その場合には上の2つは同一事件となる。 武蔵野署の服部警部補といっしょにした仕事(『支那扇の女』第13章より)。 刺青の第一人者・彫亀に鑑定の出馬をあおいだ、ある重大事件(『スペードの女王』第1章より)。 この事件を『』とする説もある。 [ ]• バーの女給・ハルヨを助けた事件(『扉の影の女』第1章より)。 昭和25年、神戸の王文詳を助けた事件(『悪魔の百唇譜』第12章より)。 昭和26年、『女王蜂』事件の直前に2つ3つ立て続けにかたづけた厄介な事件。 時期的には『仮面城』『大迷宮』などのジュヴナイル作品の事件が該当する。 昭和27年、相馬良作を救った事件(『夜の黒豹』より)。 『湖泥』事件の直前に大阪まで来た用件(「事件」かどうか不明)。 『不死蝶』事件の直前に片づけた、むつかしい事件。 昭和28年、金田一のアドバイスが決め手となって9月20日に解決した高輪署管轄内の殺人事件(『病院坂の首縊りの家』暗中模索の章より)。 『廃園の鬼』事件の直前に東京で立て続けに2つほど片付けた厄介な事件。 時期的には『幽霊男』『堕ちたる天女』の事件が該当する。 『迷路の花嫁』事件の最中に金田一が関わっていた「手の抜けない用件」。 『首』事件の直前に思いのほか早く片付いた大阪のほうの事件。 銀座の百貨店で鳳千影の遺作展があったことを憶えている理由になった、昭和30年のちょっとした事件(『仮面舞踏会』第19章より)。 まえに取り扱ったことがある色盲者の事件(『仮面舞踏会』第26章より)。 帰途に『檻の中の女』事件に遭遇した、江東方面の川筋でのヒロポン密造関係の捕り物。 昭和32年12月、だいたいの目鼻がついてから戻って対応しようとしたために『悪魔の降誕祭』事件の依頼者を緑ヶ丘荘で殺害されてしまった、等々力警部が持ってきた事件。 昭和33年、ヒロポン中毒の少年の告白を聞いた件(「事件」ではないかもしれない)(『扉の影の女』第15章より)。 昭和33年、考古学的な知識を必要とし、的場英明の教示を得た事件(『仮面舞踏会』第3章、第16章より)。 『香水心中』事件の依頼を受けたときに少し残っていた仕事。 昭和35年6月、『悪魔の百唇譜』事件に関わる数日前にかたづけた厄介な事件。 昭和35年9月、『日時計の中の女』事件への対応が遅れる原因になった、当時忙殺されていた事件。 昭和43年、等々力警部が検挙した容疑者に金田一耕助が疑問を持ち、ライバルとなって捜査に乗り出した事件(『女の墓を洗え』として執筆予定だったとのこと)。 昭和44年、岡山・東京にまたがる大事件。 磯川警部と等々力警部が協力(『千社札殺人事件』として執筆予定だったとのこと)。 昭和48年、本條直吉の訪問を受ける直前に解決した難事件(『病院坂の首縊りの家』第2部転生の章より)。 登場作品リスト [ ] 1971年から1984年にかけては横溝正史作品の網羅を目標とする刊行を行っており、このとき収録された金田一耕助登場作品はジュヴナイル作品を除いて77作であった。 この77作には改稿長編化された元の短編が含まれておらず、その収録を目的として刊行されたのが『金田一耕助の帰還』(1996年 、2002年 )および『金田一耕助の新冒険』(1996年 、2002年 )である。 ただし、中絶作品や、『不死蝶』『火の十字架』の原型作品 、『迷路荘の怪人』を最終的に『迷路荘の惨劇』とする前の中間段階の作品 は収録されていない。 なお、角川文庫の77作は42編に収録されているが 、その多くは電子書籍でしか出版されなくなった。 42編のうちの21編に、新たに編集した『人面瘡』 を加えた22編を「金田一耕助ファイル」と銘打ったものが紙媒体での出版が継続されており、これには35作が含まれている。 なお、「金田一耕助ファイル」としての通し番号は、上下分冊になっている『悪霊島』『病院坂の首縊りの家』を上下で同一番号としているため20までである。 「金田一耕助ファイル」設定以降にも1990年代の間に既存42編のうち他の6編が紙媒体で出版された形跡があるが 、再度品切れ状態になっているものが多い。 2000年代以降にも、別の既存版を改版して再刊行している。 金田一耕助登場作品はにも多く収録されている。 特に「金田一耕助ファイル」に含まれない作品については、42作のうち38作を収録している。 代表的な長編の収録はわずか であるが、中短編は網羅に近い状況 になっている。 以下に「長編」「短編」として列挙したのは角川文庫当初収録の77作である。 については、年代や状況の設定およびストーリー展開を大きく変えていないもののみ記載している。 長編 [ ]• (『宝石』1946年4月号 - 12月号)• (『宝石』1947年1月号 - 1948年10月号)• (『男女』(『大衆小説界』)1948年2月号 - 1949年12月号)• (『新青年』1949年3月号 - 『宝石』1951年1月号)• (『物語』1949年5月号 - 12月号)• (『キング』1950年1月号 - 1951年5月号)• (『キング』1951年6月号 - 1952年5月号)• (『宝石』1951年11月号 - 1953年11月号)• (『平凡』1953年6月号 - 11月号、1958年3月に長編化)• (『講談倶楽部』1954年1月号 - 10月号)• (『いはらき』1954年4月24日号 - 9月29日号)• (『小説倶楽部』1955年1月号 - 12月号)• (『講談倶楽部』1955年1月号 - 12月号)• (『面白倶楽部』1956年3月号、1956年5月に長編化)• (『小説倶楽部』1956年5月号、1958年8月に長編化)• (『オール讀物』1956年8月号、原題『迷路荘の怪人』を1975年5月に長編化)• (『宝石』1957年8月号 - 1959年1月号)• (『週刊東京』1957年9月21日号 - 9月27日号、原題『壺の中の女』を1960年9月に長編化)• (『太陽』1957年12月号、1960年7月に改稿)• (『週刊東京』1957年12月14日号 - 12月28日号、原題『扉の中の女』を1961年1月に長編化)• (『大衆読物』1958年6月号、原題『ハートのクイン』を1960年6月に長編化)• (『面白倶楽部』1958年7月号 - 1959年7月号)• (『日刊スポーツ』ほか共同通信系各新聞 1960年11月 - 1961年12月)• (『推理ストーリー』1962年1月号、原題『百唇譜』を1962年10月に長編化)• (『推理ストーリー』1963年3月号、原題『青蜥蜴』を1964年8月に長編化)• (『宝石』1962年7月号 - 1963年2月号で中絶、1974年に書き下ろし)• (『野性時代』1975年12月号 - 1977年9月号)• (『野性時代』1978年7月号 - 1980年3月号) 短編 [ ]• (『漫画と読み物』1947年3月号 - 6月号、原題『双生児は踊る』を『オール小説』1956年5月号で金田一ものの『暗闇の中にひそむ猫』に改稿)• (『ロック』1947年9月号)• (『りべらる』1947年12月号 - 1948年2月号)• (『小説』1947年12月号、原題『黒猫』)• (『読物時事』1948年1月号 - 3月号)• (『読物春秋』1949年1月増刊号、1955年5月に金田一ものに改稿)• (『講談倶楽部』1949年12月号、1960年7月に金田一ものに改稿)• (『オール讀物』1950年9月号)• (『改造』1951年1月増刊号)• (『オール讀物』1951年7月号)• (『面白倶楽部』1952年11月号 - 12月号)• (『オール讀物』1953年1月号)• (『講談倶楽部』1953年10月号)• (『オール讀物』1954年2月号)• (『面白倶楽部』1954年6月号)• (『オール讀物』1954年9月号)• (『読切小説集』1954年11月号、原題『妖獣』)• (『宝石』1955年5月号)• (『オール讀物』1955年6月号)• (『オール讀物』1956年1月号、1956年3月に改稿)• (『講談倶楽部』1956年2月号)• (『小説春秋』1956年2月号)• (『読切小説集』1956年7月号、原題『黒衣の女』)• (『講談倶楽部』1956年8月号)• (『面白倶楽部』1956年12月号)• (『オール讀物』1957年1月号、1959年2月に改稿)• (『週刊東京』1957年1月12日号 - 1月19日号)• (『婦人公論』1957年1月号 - 3月号、原題『憑かれた女』)• (『週刊東京』1957年2月23日号 - 3月2日号、原題『泥の中の顔』)• (『週刊東京』1957年4月6日号 - 4月13日号)• (『週刊東京』1957年5月18日号 - 5月25日号)• (『週刊東京』1957年6月29日号 - 7月6日号)• (『週刊東京』1957年8月10日号 - 8月17日号)• (『オール讀物』1957年8月号)• (『別冊週刊朝日』1957年8月、1958年9月に改稿)• (『オール讀物』1958年1月号、1958年7月に改稿)• (『週刊東京』1958年2月8日号 - 2月15日号)• (『週刊東京』1958年3月22日号 - 3月29日号)• (『小説倶楽部』1958年4月号 - 6月号、1958年9月に改稿)• (『週刊東京』1958年5月3日号 - 5月10日号)• (『週刊東京』1958年6月14日号 - 6月21日号)• (『時の窓』1958年6月号 - 9月号)• (『オール讀物』1958年11月号)• (『面白倶楽部』1958年11月号、原題『霧の別荘』を1961年1月に改稿)• (『別冊週刊大衆』1960年9月号)• (『推理ストーリー』1962年8月号)• (『別冊週刊漫画TIMES』1962年8月21日号)• (『推理ストーリー』1963年8月号)• (『推理ストーリー』1964年5月号) ジュヴナイル作品 [ ]• (『少年倶楽部』1951年1月号 - 12月号)• (『小学五年生』1952年4月号 - 1953年3月号)• (『譚海』1951年6月号 - 1952年8月号、原題『皇帝の燭台』)• (『少年倶楽部』1952年1月号 - 12月号)• (『少年倶楽部』1952年8月夏の増刊号)• (『少年倶楽部』1953年1月号 - 2月号)• (『中学生の友』1958年1月号 - 12月号) また、以下の作品は初出時には由利麟太郎や三津木俊助が登場する作品であったものを、角川文庫と朝日ソノラマ文庫へ収録する際にが金田一ものに改稿した。 夜光怪人(『』1949年5月号 - 1950年5月号)• 蝋面博士(1954年12月、偕成社) 角川文庫に収録された金田一耕助が登場するジュヴナイル作品は、山村による改稿も含めて8作であった。 その後、『黄金の花びら』が発見されて出版芸術社の『横溝正史探偵小説コレクション3 聖女の首』 に収録され、併せて9作とされている。 (仮題)• (仮題) 金田一が登場しない原型作品 [ ] は過去に発表した作品を改稿して新たな作品とすることが多くあった。 金田一耕助登場作品の改稿長編化については上記の通りであるが、金田一耕助が登場しない作品を改稿したものも多い。 ただし、状況設定やストーリー展開などをほぼそのまま踏襲したものから、トリックなどの重要な要素を踏襲するだけでストーリー展開は新たに作り直したものまで、原型作品からの踏襲の程度が様々であるため、どこまでを改稿と考えるか確定し難く、全てを漏れなく列挙することは困難である。 なお、下記リストに挙げた収録書籍や改稿後作品の収録書籍には、改稿の経緯などが巻末で解説されているものが多い。 状況設定やストーリー展開などをほぼそのまま踏襲した作品• 双生児は踊る(角川文庫『ペルシャ猫を抱く女』 に収録)『暗闇の中にひそむ猫』に改稿、のち『』に改題。 車井戸はなぜ軋る(出版芸術社『横溝正史探偵小説コレクション3』 に収録)で改稿。 人面瘡(出版芸術社『横溝正史探偵小説コレクション3』 に収録)で改稿。 登場人物や状況設定はほぼ原型作品のまま踏襲しているが、全体を信州から岡山県に移動している。 ストーリー展開はおおむね踏襲しているが、年代設定などの状況を大きく変更している作品(捕物帳以外)• 赤い水泳着(出版芸術社『横溝正史探偵小説コレクション1』 に収録)『』に改稿。 悪霊(出版芸術社『横溝正史探偵小説コレクション3』 に収録)『』に改稿。 聖女の首(出版芸術社『横溝正史探偵小説コレクション3』 に収録)『』に改稿。 捕物帳作品のストーリー展開などを踏襲した作品• 銀の簪(春陽文庫『人形佐七捕物帳全集6』 に収録)『扉の中の女』に改稿、のち長編化して『』。 浄玻璃の鏡(春陽文庫『人形佐七捕物帳全集8』 に収録)『渦の中の女』に改稿、のち長編化して『』。 当たり矢(春陽文庫『人形佐七捕物帳全集12』 に収録)『』に改稿。 三本の矢(出版芸術社『横溝正史時代小説コレクション捕物篇1』 に収録)『死神の矢』に改稿、のちで長編化。 お高祖頭巾(出版芸術社『横溝正史時代小説コレクション捕物篇2』 に収録)『』に改稿。 山吹薬師(出版芸術社『横溝正史時代小説コレクション捕物篇2』 に収録)『魔女の暦』に改稿、のちで長編化。 事件の背景設定が踏襲されている作品• 神の矢(柏書房『由利・三津木探偵小説集成4』 に収録)上述の捕物帳『当たり矢』に改稿ののち、『』に改稿。 未完作品なので、ストーリー展開の構想が継承されているかどうかは不明。 ペルシャ猫を抱く女(角川文庫『ペルシャ猫を抱く女』 に収録)『支那扇の女』に事件の背景設定および関連する重要なトリックを踏襲、のちに。 なお、著者の意向により『獄門島』との人名の重複を解消した最終稿『肖像画』が存在し、出版芸術社『横溝正史探偵小説コレクション3』 に収録されている。 トリックを踏襲し、ストーリーは新たに作り直した作品• 薔薇と鬱金香(柏書房『由利・三津木探偵小説集成2』 に収録)重要なトリックを『』に踏襲。 猿と死美人(柏書房『由利・三津木探偵小説集成3』 に収録)メイントリックを『』に踏襲。 ほかに、文庫化に際して由利麟太郎や三津木俊助を金田一耕助に書き替えたがある。 また、映像化作品で金田一耕助が登場しない原作に金田一耕助を登場させた事例(およびのテレビドラマ)がある。 殺人防御率 [ ] 本の雑誌編集部編『活字探偵団』()によれば、金田一耕助は事件に乗り出してから次の犠牲者がでるのを防ぐ「防御率」の一番低い探偵ということになっている。 『活字探偵団』では「防御率の数値が大きい」すなわち「防御率が悪い」ことを「防御率が低い」と表現しているが、一般には単純に「数値が小さい」ことを「低い」と表現する場合もあるため、混乱の元になる。 『活字探偵団』での「防御率」の算出方法は、「 主要10作品を選定し、探偵が事件に関与してから、解決するまでに起きた殺人件数を作品で割る」というものである。 金田一の場合、『八つ墓村』『三つ首塔』『悪魔が来りて笛を吹く』などの大量殺人が含まれているために、防御率が悪くなっている。 対象を全77作品で算出した結果は1. 5であり、一概に防御率が悪いとは言えない。 また、したように「最後まで手の内を見せない」のが金田一の探偵方法であることや、トリックなどの解明後に犯人の自殺を誘導したり見逃したりするケースがあることも、金田一の防御率を悪くしている。 映画『』では、それらに対して「もうあと4、5人は死にそう」「どこまで殺人が行われるか見守りたい」などの、一つの解答とも皮肉とも取れるセリフがある。 モース警部:0. ファイロ・ヴァンス:1. 金田一耕助:4. 2 演じた俳優 [ ] 金田一耕助は何度か映画やテレビドラマの題材として使用され、演じた俳優は、、、、など幅広い。 1990年以降の作品ではや、、などが金田一を演じている。 和装の金田一はを着ていることが多いが、原作では上述したように二重回しを着こむのが定番であり、マント姿は映像作品に限ったオリジナルである。 映画版 [ ] 映画で「金田一耕助」を演じた俳優としてはに始まり、、、、と洋装の金田一が続いた。 1975年に主演で再登場した時はジーンズにベストというヒッピー風のいでたちであった。 2006年に監督によって『犬神家の一族』が30周年記念作品としてリメイクされることとなり、主演として第1回角川映画版の主役であるが再演している。 それを記念して石坂浩二によって『金田一です。 』という金田一論を書いたエッセイも発売された。 なお、同一俳優が同一主人公を演じた期間としては、日本映画ではの『シリーズ』に次ぐ記録となる。 (本陣殺人事件) 1947年 1949年 1949年 東映京都 1951年 東映京都 1954年 東映京都 (犬神家の一族) 1954年 東映京都 1956年 東映京都 監督は、『三本指の男』から『悪魔が来りて笛を吹く』までが。 『犬神家の謎 悪魔は踊る』は、『三つ首塔』はととの共同。 「ソフト帽にネクタイ、トレンチコート」が定番スタイル。 巧みな変装術を得意とし、ピストルの名手であり、女性の助手を従えている。 この「初代金田一耕助」であるについては、「スーツにソフト帽でピストルを振り回している姿」が時折り揶揄の対象となるが、ここでの金田一は、戦前の因習にとらわれた封建的な動機による殺人を、戦後の民主的な精神によって断罪する「民主主義の使者」として描かれており、アメリカ帰りという設定ともども、スーツ姿は民主主義の象徴として必然であった。 並行して同じ監督、脚本家で製作されたシリーズでは冴えない中年探偵としての姿(第1作)やキザったらしい金満紳士姿(第2作)がベースとなるなど、知恵蔵の三枚目演技を存分に発揮させているが、颯爽とした姿で悪漢を叩き伏せるクライマックスが用意されている同シリーズとは異なり、原作での三枚目ぶりをそのまま取り入れることはスターイメージからして難しかった。 脚本は、が『犬神家の謎 悪魔は踊る』を担当した以外は、すべてが担当しており、比佐の脚本作品においては、すべて原作とは異なる人物が真犯人となっている。 横溝によれば、比佐が「原作を読んでいる観客でもあっといわせてみせる」という精神から設定を変更したもので、横溝は「私は私でいたって寛容の精神にとんでいるから、シナリオを読むたびにオンヤオヤと思いながら、それでも映画が当たるなら結構ではないかと、かえって面白がっていたものである」と回顧する一方、「作者としてはこいねがわくば原作どおりにやってほしい」と不満の意も示している。 1952年 監督 片岡と同様、背広の二枚目スタイルである。 岡譲二はこの作品から譲司と改名している。 1954年 監督• 吸血蛾 1956年 監督 東宝 池部までの金田一は背広姿である。 原作との共通点は愛煙家であることぐらいしかない。 悪魔の手毬唄 1961年 監督 高倉の金田一は「警視庁嘱託」という設定。 短髪にジャケット、サングラスというラフな姿で、年代物のオープンカーに乗って現れる。 1976年 (東宝配給) 1977年 東宝 1978年 東宝 1978年 東宝 1979年 東宝 2006年 東宝 すべて監督は。 原作と違い、長身の金田一像である。 「着物に袴」、「経費にこだわる」といったスタイルはがこだわって採り入れたもの。 石坂以降の金田一は煙草を吸わない。 三枚目的な要素は原作に忠実だが、相方の捜査指揮者 が毎回初対面にリセットされるのをはじめ、ほとんど金田一の知人というものが出てこない設定で、市川は後年のキネマ旬報インタビューで「神様」として位置づけている。 また、石坂はそれより早く同作のキネマ旬報誌特集に「金田一は ギリシャ悲劇で進行役を司どる合唱隊 なのだ」というエッセイを寄せている。 1977年 監督 麦わら帽子にくたびれたジャケット、腰に手ぬぐいという姿。 原作者の横溝は、たまたま野村芳太郎に会った際、「金田一をやりたいんだが、ウチ(松竹)には、金田一を出来そうな役者が居ないんだよ」と話しかけられ、それに対して、「そんなことはない。 今は石坂浩二の当り役みたいになってるけど、見るからに二枚目だし、いかにも頭が良さそうで、本当のことを言うと、原作の金田一とは割と離れている。 原作のイメージで言えば、お宅(松竹)の渥美清なんかの方が近い。 」と答えたことから、本作は生まれたと語っている。 なお、この映画は公開こそ『犬神家の一族』(1976年10月16日)の1年後であるが、原作契約は1975年、撮影開始も1976年8月16日であり、若干の記憶の混同があると思われる。 また、出来上がった映画では石坂以上にコミカルな面は排除され、謹厳な学者のように事件を解説する金田一となった。 なお、渥美清にとっては『』の「寅さん」以外のキャラクターでは、本作が唯一ヒットを飛ばした作品となった。 1979年 監督 東映・角川春樹事務所 ボサボサの髪にお釜帽、くたびれた着物に襟巻きという姿。 鞄などを持たずいつも手ぶらで移動する。 1979年 監督 角川春樹事務所、• 金田一耕助の冒険 1979年 大林宣彦監督 角川春樹事務所、三船プロ 「初代金田一」との設定で劇中の映画に登場。 三船の起用は、三船プロが制作協力していたことから。 1981年 監督 東映・角川春樹事務所• 1996年 市川崑監督 東宝・ テレビドラマ版 [ ]• 犯人と毒薬(オリジナル) 無言の証人(オリジナル) 花と注射器(オリジナル) 霧の中の女 ある夫婦(オリジナル) 釣堀に現れた女(オリジナル) 泥の中の顔(原作『泥の中の女』の原題) 深夜の客(オリジナル) アパートの3階の窓(オリジナル) 棄てられたダイヤ(オリジナル) カバンの中の女(原作『鞄の中の女』) いずれも「シリーズ」として1957年2月18日 - 4月29日に放映されたもの。 ・白と黒 1962年• ・八つ墓村 1969年• 1977年 - 1978年、 スペシャルドラマ 1983年 - 2005年(参照) テレビドラマへの金田一の登場はに始まるが、原作に準じた姿をブラウン管に確定させたのはの制作による『』であり、これはの当たり役となり、同じネットのTBSに制作が移って長期人気シリーズとなった。 「原作通りの姿による古谷の金田一」は毎日放送の青木民男プロデューサーの意向によるものであり、、、、など、劇場映画経験豊富なベテランスタッフを投入した豪華な制作陣が話題となった。 なお、推理に行き詰ったときにをする演出は、金田一が複雑な事件の謎を解こうとするとき、まったく関係ないことをして、フッと素晴らしい推理がひらめくような、独特な何かがあったらいいと古谷が監督のに提案し、ギターや知恵の輪など、いろいろなアイデアが出るうちに、工藤が「キミ、逆立ちできる?」と尋ね、古谷が「できます」と答えたことから生まれたものである。 1977年 愛川の金田一は背広姿。 1983年 1986年 1988年 1990年 小野寺の金田一は着物に袴と原作を踏襲している。 横溝正史傑作サスペンス「」1990年 女性の助手を連れ、に、をかぶっている。 眼鏡をかけた金田一は中井が初めてである。 スペシャルドラマ 1990年 - 1998年(参照) 片岡の金田一は熱血漢風で、アクションも加味されている。 1990年• 金田一耕助ファイル・ 2002年 女と愛とミステリー 金田一耕助ファイル・ 2003年• スペシャルドラマ 2004年 - 2009年(参照) 稲垣の金田一は『』の冒頭で兵士から「Bat Man」と呼ばれる場面がある。 ・スーパープレミアム「」 2016年• NHK BSプレミアム・ 金田一耕助登場!「黒蘭姫」「殺人鬼」「百日紅の下にて」 2016年 NHK BSプレミアム・ 金田一耕助踊る!「貸しボート十三号」「華やかな野獣」「犬神家の一族」 2020年• NHK BSプレミアム・スーパープレミアム「」 2018年 NHK BSプレミアム・スーパープレミアム「」 2019年• フジテレビスペシャルドラマ「」2018年 フジテレビスペシャルドラマ「」2019年 番外篇ドラマ [ ]• 2005年• 2013年 金田一耕助VS明智小五郎ふたたび 2014年 舞台版 [ ]• 獄門島 1948年• 『悪魔の手毬唄』より〜探偵 金田一耕助の恋 1988年 犬神家の一族 1993年・1994年 女王蜂 1996年• 獄門島 1993年• 『悪魔の手毬唄』より〜探偵 金田一耕助の恋 1995年• 贋作・犬神家の一族 2001年• 百日紅の下にて 2002年• 殺人鬼 2003年 白と黒 2004年 三つ首塔 2005年 ひとり八つ墓村 2007年• 百日紅の下にて 2003年 廃園の鬼(朗読劇) 2019年• 幻夏の見返り死人(『薔薇の別荘』より) 2006年• 八つ墓村 2008年 悪魔が来りて笛を吹く 2010年 獄門島 2012年 犬神家の一族 2017年• 犬神家の一族 2018年 八つ墓村 2020年 ラジオドラマ版 [ ]• 獄門岩(原作『首』) 1957年 悪魔のクリスマス(原作『悪魔の降誕祭』) 1957年 花園の黒蝶(原作『花園の悪魔』) 1958年 廃屋の鬼(原作『廃園の鬼』) 1958年 (主役のものを変更) 1958年 黒百合姫(原作『黒蘭姫』) 1958年 黒猫亭事件 1958年 壺を持つ女(原作『柩の中の女』) 1958年 扉の中の女(原作『扉の影の女』) 1958年 いずれもの「金田一耕助探偵物語」として放送されたもの。 支那扇の女 1964年 第1 おたのしみ劇場• 悪魔が来りて笛を吹く 1975年 NHK連続ラジオ小説• 鴉 1975年 NHK文芸劇場• 悪魔の手毬唄 1976年 NHK連続ラジオ小説• 八つ墓村 1997年 ・角川ドラマルネッサンス カセット文庫版 [ ]• 金田一耕助の冒険・悪魔の降誕祭 1988年 金田一耕助の冒険2・(原作に金田一は出ていない) 1989年 角川カセットブック TVCM [ ]• (、1998年)• (、2000年)• (、2006年)• (、2016年) バラエティ [ ]• 2015年• 前半コント• 『』のコント「」にて、金田一耕助特有の出で立ち(コスチューム)で「金田一 」と名乗る探偵を演じた。 MV [ ]• 「骨」(2016年) 金田一耕助の助手 [ ] 横溝の小説を原作とし、金田一耕助を主人公とする映画を初めとしたメディア作品には、金田一を助ける女性助手が登場するものがある。 これは原作にはないオリジナルなものである。 以下にこれを演じた女優を挙げる。 白木静子 ・・の作品で、金田一耕助の助手として登場する。 元々は『』の登場人物(別に助手ではなく事件関係者)であった。 (、)• 相馬千恵子()• 北原しげみ() かね 1977年の「」にレギュラーで登場する、金田一耕助探偵事務所唯一の所員。 いかにもおばちゃん然とした役である。 「シリーズII」には登場しない。 池田明子 脚本によるテレビドラマ2作品で、金田一耕助探偵事務所の助手として登場する。 ( 1990年)• ( 1990年) 漫画化作品 [ ] 金田一の登場する原作の漫画化は、少年誌から始まった。 『』 1968年 『』誌で連載された。 影丸の描く金田一はほぼ原作に忠実な姿だが、容姿は野性味の強いものとなっている。 内容も少年誌らしく妾云々の設定は省かれている。 影丸は1979年にも『』を漫画化している。 『』・『』 1976年 富士見書房から書き下ろしで3冊刊行された。 内容はほぼオリジナルでオカルト色が強く、金田一はロイド眼鏡にちょび髭を生やした背広姿の中年男性になっている。 横溝正史ブームの中、少女誌でも原作の漫画化が行われた。 『』・『』 1978年 『』誌で連載された。 原作通りの和装だが、スマートで美男子な金田一となっている。 岩川ひろみ『』 1977年 『』誌で連載。 文庫化もされた。 和装でフケも飛ばすが若く美男の金田一である。 構成は原作に非常に忠実。 平成になって、女性作家による漫画化が相次いで行われている。 の『』『』、の『』『』『』『』『』『』『』『』『』(いずれも刊)などが刊行されている。 秋田書店『サスペリアミステリー』誌が、2002年の創刊より2006年頃まで、毎月のように横溝作品を漫画化していた。 この中ではによる漫画化作品がもっとも作品数が多い(『』『迷路荘の怪人(『』原形作品)』『』『』『』『』『』『』『』)。 『サスペリアミステリー』では、ほかにも、、、、などが金田一作品を漫画化している。 ほかに金田一作品を漫画化した漫画家として、、、、、、などがいる。 イベント [ ] 戦時疎開から戦後にかけて横溝正史が住み、『本陣殺人事件』の舞台とされる岡山県真備(まび)地区では、ファンが金田一など横溝作品の登場人物の仮装をするコスプレ・イベント「1000人の金田一耕助」が開かれている(2017年11月で5回目)。 パスティーシュ [ ] 有名な探偵なので、多くの作家の作品に金田一耕助は登場している。 『金田一もどき』• 『犬猫先生と金田一探偵』• 『GEN 源氏物語秘録』• 『《ホテル・ミカド》の殺人』『明智小五郎対金田一耕助』『金田一耕助対明智小五郎』『明智小五郎対金田一耕助ふたたび』など また、昭和50年代の横溝ブームを引き起こした角川書店より、贋作集が2冊刊行されている。 『金田一耕助の新たな挑戦』• 『金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲』 他に、横溝作品の「」とされる作品がある。 『探偵の夏あるいは悪魔の子守唄』(旧題『横溝正史殺人事件あるいは悪魔の子守唄』) 舞台の八鹿村(「八馬鹿村」とも呼ばれる)に伝わる子守唄に見立てられて竹のお大尽、梅のお大尽(小梅佐兵衛)、獄門寺の和尚らが殺され、これを雇われ探偵のキンダイチが捜査する。 「八馬鹿村子守唄」考を投稿した矢鱈放言、キンダイチが鬼首峠でおりんと名乗る老婆に出会い、佐兵衛にその話をすると30年前に死んだはずだと騒ぎ出すなど、『悪魔の手毬唄』を中心に横溝作品を意識した趣向が散りばめられている。 漫画作品には、「金田一耕助の子孫」の活躍を謳った作品がある。 『』(原作:・、作画:、)• 『金田一37歳の事件簿』(原作:天樹征丸、作画:さとうふみや、) この作品には金田一耕助の孫との触れ込みで「(はじめ)」という主人公が登場する。 しかし、横溝の妻には挨拶をして了解を取り付けてはいたが著作権の相続者に許可をとっていなかったため、連載中期以降はこの設定が控えられがちとなり、一の決め台詞「金田一耕助(じっちゃん)の名にかけて」が「ジッチャンの名にかけて」へ変更されるなどの処置がとられている。 ただし、設定自体は存続しており、その後も金田一耕助の名前が出てくるほか、彼が解決した事件として事件の名が挙げられたこともある。 また、同作品内に登場する金田一一のいとこである金田一二三(ふみ)も、家系図上は金田一耕助の孫ということになっているが、明言はされていない。 なお、金田一一の母親が耕助の子であり、一の父は婿養子である。 二三の父親は金田一丙助という。 舞台作品には、金田一耕助を連想させる老人が登場する作品がある。 『美女と殺人鬼~DEEP RED INFERNO~』 2012年上演の舞台作品。 名前を名乗ることはないが、金田一耕助を連想させる老人(演じたのは)が、「女の墓に千社札を貼れ」というダイイングメッセージをもとに猟奇殺人事件の謎を解く。 参考文献 [ ]• 『金田一耕助 日本一たよりない名探偵とその怪美な世界』(メディアファクトリー刊) 脚注 [ ] 注釈 [ ]• このような姿は、昭和初期の若者によく見られたありふれたスタイルだったものであり、所謂「」の一種。 探偵小説『』(著)に登場する素人探偵• 横溝は「ホープ」を愛煙していた。 横溝の経歴と重なっている。 『支那扇の女』に初出の際には「たもん おさむ」との読みが付されているが、『扉の影の女』『病院坂の首縊りの家』では「たもん しゅう」になっている。 映像作品では、相当する人物がする場合がある。 『犬神家の一族』では、金田一本人が、「東北生まれでスキーも得意」と述べている。 『不死蝶』の原型作品は、『横溝正史探偵小説選5』 に収録されている。 『迷路荘の怪人』の中間段階作品の初出は『金田一耕助推理全集第5巻』(1959年)であり、『横溝正史探偵小説コレクション4』 にも収録されている。 『』の当初版と2分冊化版を別々に計上し、併せて3編としている。 この42編には、金田一耕助登場作品77作の他に『』『』が収録されている。 「金田一耕助ファイル」に含まれない長編は網羅しているが、含まれる長編で収録されているのは『』と『』のみである。 「金田一耕助ファイル」に含まれない中短編のうち『』 に収録の3作と『』、含まれる中短編のうち『』 に収録の7作と『』の併せて12作を除いて網羅されている。 複雑な改稿経緯を経て長編として完結した形態の初出情報。 渥美清は当時『』の寅さんのイメージが強く、寅さんのイメージに凝り固まらないために様々な作品で別のキャラクターを演じるが、本作以外では『男はつらいよ』ほどのヒットを得られなかった。 また、渥美自身が「寅さんのイメージを裏切りたくない」との理由で他作品への出演に消極的になっていたこともあって、『男はつらいよ』シリーズ以外の主演はなくなっていった。 出典 [ ]• 『真説 金田一耕助』 〈〉、1979年1月5日、68-69頁。 「金田一耕助誕生記」 『金田一耕助の帰還』 、1996年5月25日、239-249頁。 『横溝正史読本』 角川グループパブリッシング 2008年• 横溝正史エンサイクロペディア. 2020年3月28日閲覧。 横溝正史エンサイクロペディア. 2020年4月9日閲覧。 『真説 金田一耕助』 〈〉、1979年1月5日、19頁。 (アエラドット) 2015年2月17日. 2019年11月24日閲覧。 ただし、「かねだはじめ」と読むフルネーム。 音楽ナタリー 2016年2月24日. 2016年2月14日閲覧。 倉敷観光WEB(2017年12月7日閲覧) 関連項目 [ ]• :作者の執筆場所兼書斎を移築したもの。 金田一耕助関連の自筆原稿が展示されている。

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