ドメスティック な 彼女 ネタバレ 275。 【告知】ドメスティックな彼女、いよいよ来週最終回wwwwww

【ドメスティックな彼女:275話】最新話のネタバレ!夏生と陽菜の運命が動く

ドメスティック な 彼女 ネタバレ 275

266話のネタバレ 刑務所の面会室の窓を一枚隔てて、夏生を狙う週刊誌記者と陽菜を狙ったストーカーが向かい合って座っている。 種部は「お待ちしていました」と不気味に穏やかな表情で話しかける。 いつも政治や社会に切り込む意義深い記事を創っておられるだけに、仕事が早い。 きっと記者も優秀な方々揃いなのでしょう。 小椚さんでしたか、あなたはこれまでにどのような記事を?」と聞く。 小椚は汗を浮かべながら「6年前、当時大臣だった杞本直正議員の不倫スクープですかね」と答える。 すると種部は目を細めて「素晴らしい!それがきっかけに辞職したんでしたね。 公人私人に関わらずそういった社会悪は断じて裁かれるべきです。 世の中の膿をださなくては、それでこそ真のジャーナリストです」と初めて会った小椚を賞賛する。 小椚は「恐縮です」と言いながら上着のポケットに入れていた種部からの手紙を取り出す。 そして小椚は「いただいたお手紙にありました、今話題の小説家、藤井夏生に関してのお話とは?」と種部に話を切り出す。 小椚は「あんたは以前彼を包丁で刺していますよね。 報道ではあなたは姉の方と関わりがあり、そっちを狙ったと…弟である藤井夏生の方とも深い関係が?」と尋ねる。 すると種部は「深い関係などありません。 あの姉弟の秘密を知っているというだけです」と答える。 小椚が「秘密?」と聞き返すと、種部は「あの姉弟がただならぬ男女の関係にあるということです」と言う。 小椚は言葉を失う。 種部は「よく考えてみて下さい。 恋愛感情もないのに体を張って助けたりなどしますか?」と話を続ける。 小椚は「いやでも…姉弟ならそういうことも…」と顎に手をあてて考える。 種部は「本当の姉弟ならね。 あの2人は親の再婚でなった連れ子同士の姉弟ですから。 2人の関係が垣間見える写真は数多く持っています。 それだけでも世間は騒ぐだろうがそれだけじゃない。 彼らはおそらくもっとマズいことをしている。 姉は元々教師で彼が在学する学校に勤めていた。 しかし彼らが同居した年に不自然な異動をさせられてるんです。 これは明らかに教師と生徒という立場で淫らな行為に及んだとしか思えない!」と持論を展開する。 小椚は「高校生の時から…?」と聞き返す。 種部は「ええ、姉の方は犯罪です。 弟は姉を辞職に追い込み自分は華々しく作家デビュー。 私はそういう薄汚いヤツが作家気取りで大きな顔をしてるのがどうしても許せないんです。 私がこんな所にいるのだってヤツらに嵌められたと言っていい。 姉に近づいた私が気に入らなかったのでしょう。 彼は姉と共謀して私を煽り凶行を起こさせ、自分の小説を売るために利用したのです!」と自分が悪くないと言わんばかりに力説する。 そして種部は「あなたにはこのことを大々的に取り上げ、世間の目を覚ましていただきたい。 きっと今なら大ニュースになるでしょう。 これを放っておけるはずはない。 信念のあるジャーナリストなら!」と小椚の気持ちを煽るのだった。 出版社に戻った小椚は上司に聞いてきた話しをまとめて企画を提出する。 上司は「これは…本当なのか?」と聞く。 小椚は「重要な関係者からの密告です。 極めて信憑性は高いかと」と答える。 上司は少し考えて「事実ならおそらくどこも掴んでない情報だ。 今の文学界の桃源後継ぎフィーバーの中、巻頭差し替えモンのスクープになる。 しっかり裏取ってこいよ!」と小椚に話す。 小椚は珍しく嬉しそうに笑っている。 陽菜は外国人の子供にキッズルームの場所を英語で説明している。 そこに小椚が「すみません、こちらのスタッフで橘陽菜さんという方は」と尋ねられる。 陽菜は「はい、私ですが」と答える。 小椚は「ああ、あなたでしたか」と言う。 お仕事中すみません」と挨拶をする。 そして小椚は「今度、私共の雑誌で藤井先生の特集を予定しておりまして、是非ご家族の方からもお話伺えたらと…」と言う。 陽菜は「しゅ、取ざ…はい!もちろん!もう少しで勤務終わりますので!そちらのラウンジで…!」と小椚を嬉しそうに案内してしまう。 陽菜は嬉しそうに椅子に座っている。 小椚はボイスレコーダーを回して「では始めさせていただきます」と言う。 陽菜は元気に「よろしくお願いします!!」と言う。 小椚は「お姉さんから見て藤井先生はどういう人ですか?」と無難な話から聞き始める。 陽菜は小椚の考えなど関係なしに「基本的に何にでも真剣です!中でも小説に対してが一番ですが。 高校時代から隙あらば本を読んだりお話書いたりしてて。 他にも大学から始めた演劇にも一所懸命でした。 最初は裏方だったんですけど役者もできるようになったんです。 それが小説にも活きたと思うんですよ。 これは他のインタビューでも答えてますが一時書けなくなった時があるんですよ。 近くにいた私から見ても本当に辛そうで。 話が終わり、小椚は「長々、いや色々と貴重なお話ありがとうございました」と言うと、陽菜も頭を下げて「いえ!こちらこそご足労頂きまして!」と答えた。 小椚は顔をあげて「ところで…お姉さんはここにお勤めされて長いんですか?」と聞く。 陽菜は「いえ2年程ですかね」と答える。 すると小椚は「では前は他のお仕事を?」と聞く。 陽菜は「はい、教師をしておりまして」と答える。 小椚は「どちらで?」とあっさり聞く。 陽菜は「赤森高校ですね。 北区の方の」と答える。 それを聞いて小椚は「ああ、藤井先生の出身校ですね、そちらでずっと?」と言う。 すると陽菜は「一度大島の学校に異動になりまして。 それから色々思う所あって離職を」と答える。 小椚は「そうなんですね」と答え、最後に「藤井夏生さんをどう思ってますか?」と聞かれて、陽菜は嬉しそうに笑って「愛する自慢の家族です!」と答える。 その言葉を聞いて小椚は「ありがとうございました」言うのだった。 桐谷は「存じあげてますが。 どちら様ですか?」と尋ねる。 すると小椚は名刺を渡して「ああ、失礼しました。 私こういう者で。 週刊誌で記者をしております」と挨拶をする。 小椚はそのまま「橘さんはどんな先生でした?」と聞く。 桐谷は「努力家の良い先生でしたよ」と答える。 小椚が「不自然な異動の理由はご存じで?」と聞くと、桐谷は「いえ」と答える。 小椚は食い下がって「ウワサ程度のことでもいいんですけどねぇ。 先生たちの間で何か言われてませんでしたか?身内ひいきしていたとか。 生徒と関係を持ったとか…」と下世話なことを聞こうとする。 桐谷は「下らない」と言って立ち去ろうとする。 小椚は「待ってください!」と言って追いかけ「情報いただけたら謝礼金はずみますよ!」と声をかける。 くるっと振り向いた桐谷は「あなたも出版に携わる人間なら品性を欠くことはやめなさい」とぴしゃりと言う。 小椚は歩いていく桐谷の後姿を見ながら「なんだよ…ただの教師のくせに」と思って一瞬ひるむ。 しかしすぐさま校門に戻り「あ、すみません」とまた声を掛けに行く。 「せっかく連休で帰って来てんのに店番とは大変だな」と話しかけられる。 すると柿崎商店と胸に印刷されているエプロンをつけている男性が「まぁ家業だし、しゃーねーわな。 ごろごろしてたら手伝えってうるせーし」と答えながらレジを手伝っている。 そして「本土の大学慣れた?」と聞かれる。 すると「まぁ、大分な。 たまに海見たくなって江の島の方とか行くわ。 こっちは?皆変わりない?」と聞き返す。 「全然変わんね」と言う返事が返ってくる。 しかし「ああ、でも昨日…お前高校ん時一年だけいた英語の橘センセって覚えてる?」と聞かれる。 「ああ覚えてるけど」と答えると「なんかうちの妹がさ、学校の前で雑誌の記者から先生について話聞かれたみたいなんよな。 確かに来た時期変だったじゃん?」と言う。 それを聞いて「まぁ…」と答える。 車に乗って学校の前に言ってみると小椚が学校の人に取材をして、札束まで見せて色々と聞いているようだった。 種部が「先日より目がイキイキとされてますね。 どうです?記事の進み具合は。 そろそろ…」と立ったまま面会室で話しかける。 小椚はバァンとその窓に手をぶつける。 小椚は「手に入れましたよ、決定的な証拠を」と言いながら、その手の中に陽菜と夏生が抱き合ってキスをしている写真を種部に見せる。 その写真を見て種部は目を見開き「素晴らしい」と言葉にするのだった。 種場は「あいつら…やっぱりそうだったか…!」と目をらんらんとさせて言う。 小椚は「正直ここまで明確なブツが出てくるとは驚きでしたよ」と言う。 種部は「どうやってそれを?」と尋ねる。 すると小椚は「いやー苦労しました。 学校に何度も通って噂集めして…でも結局人を動かすのは金ですね。 2年目だかの若い教師がね、事情と金ちらつかせたら、まー、よく働いてくれて。 当時の学年主任の机漁ったら出てきたっつってました。 これはそれを引き伸ばしたものです」と写真を入手した経緯を種部に伝える。 すると種部は「なるほど賢い人だ。 ではこれで記事が書けますね」と言う。 しかし小椚は「いえまだです。 これから藤井夏生の方も掘り下げてしっかり地固めしてみませんと。 その分だけ読者の信頼がある。 しっかり掘ってトップスクープにしてやりますよ!」と意気込むのだった。 陽菜はスマホを見て喫茶ラマンにやって来た。 マスターが「いらっしゃい」と言う。 すると陽菜は「こんばんは。 マスターから連絡くれるの珍しいね、話って…」と言う。 手を挙げて「すみません、僕です」と言う人がいる。 陽菜は「桐谷先生!」と言う。 桐谷は陽菜の直接の連絡先を知らなかったのでマスターに仲介してもらったのだと説明する。 陽菜は桐谷先生の隣に座る。 桐谷先生が「桃源先生と藤井くんの小説、評判もよく何よりですね」と言うと、陽菜は頭を下げて「お陰様で…!私も一安心です!」と答える。 桐谷先生は「その藤井くんに関して、ここからが本題なんですが。 先日学校に週刊誌の記者が来ました。 陽菜が「あ!その方、私も取材受けました!」と返事をする。 桐谷先生は驚いて固まる。 その事には気付かず陽菜は「夏生くんのことでご家族のお話伺いたいですって。 今度その雑誌で夏生くんのこと特集して下さるらしいんですよ。 それで夏生くんが今までどれほど頑張ってきたかとか熱弁しちゃってすっかり身内自慢みたいに…」と嬉しそうに顔を赤らめながら話す。 桐谷先生が「その小椚という記者。 高校時代のあなたたちの関係を知っていましたよ」と冷ややかに打ち明ける。 陽菜は「え…?」と驚きで言葉を失う。 目の前にいるマスターも驚いている。 桐谷先生は「記者の口ぶりから橘先生の過去を探っているようでした。 2人の関係はごく一部の人間しか知り得ません。 学校関係者が漏らしたとは考えたくないが…」と話を続ける。 陽菜は「え、な、なんで…」と頭をかかえてうつむく。 そして桐谷先生は陽菜に「藤井くんが話題となっている今。 ゴシップとして吊るし上げる気かもしれない。 一度そういったニュースが広まってしまえば、それが誤報であっても真実であっても人は信じてしまいます。 作品を見る目も変わりかねない。 陽菜は愕然として言葉を失う。 夏生の部屋では仲間がじゃんけんをしながら夏生の家にある家電争奪戦をしながら梱包の手伝いをしている。 そして片づけを終え夏生たちの新人公演を見ながら酒盛りをする。 夏生は「この部屋でも色んな思い出が出来たな」と感慨にふけるのだった。 ナツオとルイはホテルに来ている。 チャペルを見ながらルイは「わぁ…なんか…ゴージャス…」と言う。 式場の係りの男性が色々と説明をしてくれる。 ナツオはパンフレットの価格を見て目の玉が飛び出そうになっている。 男性が「お客様は式だけのお見積りと伺ってますが」と言うと、ナツオは「披露宴はホテル内のレストランでする予定で」と伝える。 今度は二人はレストランにやってきた。 ルイの父は「これが今パーティ用に出してるコースだ」と言ってメニューをテーブルに並べる。 ルイは「おいしそ~!」と嬉しそうにしている。 父はコースの説明をして「どれにするかは2人で選ぶといい。 ルイがアレンジを加えてもいいし。 俺のオススメはこれ」と言って「牛ランプのロースト赤ワインと柚子のソース。 ルイのは特別にしっかり火が通してあるから安心しろ。 これは梶田が帰ってきてから考案したメニューなんだ」と言う。 それを聞いてルイは「へぇ…」と言ってお肉をナイフで切って口に運ぶ。 「~っ!」とうつむくルイに、父は「どうした!?」と心配して聞く。 ルイは顔をあげて「悔しいけど最高、って梶田に伝えて」と言う。 父は「一番の誉め言葉だ」と言って笑う。 そしてルイは「あとメインはこれでいくとしても他のメニューも食べてみたいな、いい?」と父にリクエストする。 ルイはぱくぱくもぐもぐと出された皿を全部平らげてしまう。 ナツオは茫然と見つめている。 レストランを出たルイは「どれも美味しかった~」と言ってお腹をさわる。 ナツオが「にしてもよく食うなー」と言うと、ルイは「だって2人分の栄養取らなきゃいけないんだもん」と答える。 そしてルイが「そうだお腹ね。 まだほんのちょっとだけど膨らんできたかも、触ってみる?」とナツオに聞く。 ナツオはお腹をさわって、さっきルイがたくさん食べていたことを思い出し「これはルイのお肉では…」と言ってしまい、ルイに頭をゴスッと叩かれるのだった。 二人は次に衣装の試着に来た。 「新郎様ご試着いかかでしょうか?」と聞かれてナツオが「はい」と返事をして出てくる。 そして係りの人に「新婦様ももう少しですのでおかけになってお待ちくださいね」と言われてそわそわしながら座って待っている。 「お待たせしました」とナツオに声がかかる。 ルイは大切なネックレスを胸につけてウエディングドレス姿でナツオの前に現れる。 そしてルイは「どうかな…?」とナツオに聞く。 ナツオは恥ずかしそうにうつむきながら「…ごめん、なんかキレイ過ぎて。 なんも上手い言葉出てこない。 ただ…改めて子供もルイも大事にしたいって思った」とルイに改めて気持ちを伝える。 ルイも「あたしもナツオのこと大事にするから」と答える。 その時「カシャー・カシャー・カシャー」とシャッターの切られる音がする。 その時ガラッと扉が開いた。 おふぁよ。 ふぃなねえ(おはよう。 ひなねえ)」と言って夏生は陽菜を見る。 そして「洗面所使う?ちょっと待って」と言う。 陽菜は後ろで「大丈夫。 ゆっくり歯磨きしていいよ」と答える。 そして陽菜は「あのね?ナツオくん」と話し始める。 陽菜は「ナツオくんは今色んな所から取材を受けてて、もう有名人て言っていいと思うの。 だからこれからは今まで以上に周りをよく見て、慎重に行動した方がいい気がするんだ」と言う。 それを聞いて夏生は「え…?どうしたの?急に何かあった?」と聞き返す。 すると陽菜は「ううん、何もないけど。 ほらパッと有名になるとたまにあるじゃない上げて落とすみたいな。 いつ足元掬われるかわかんないっていうか…今が一番大事な時だろうから、ちょっと心配で」と不安な気持ちを伝える。 夏生は「…うん。 わかった気をつける…」と不思議そうな顔をして答える。 ラマンに来て陽菜は「あーもー。 どっからバレたんだろー」と頭を抱えている。 そして「やっぱ学校の関係者かなー。 マキが言うワケないし。 マスターは…」と言うと、目の前にいるマスターは「アタシがリークしてどうすんのよ」と否定する。 マスターは「このことナツオちゃんやルイルイには言ったの?」と陽菜に聞く。 陽菜は首を振って「言えないよ、こんなこと。 ルイは体のことがあるから不安にさせられないもん。 ナツオくんだってやっとスランプ治って書けるようになったのにさ…だから2人にはくれぐれも黙ってて」とマスターにお願いする。 マスターは手を貸すというが、陽菜は「ありがとう」と言いながらも「これは私が蒔いた種だからさ。 責任もって私がなんとかしなきゃ」と決意の気持ちをマスターに伝える。 苔丘出版の小椚は「応接スペースに面会希望の人来てますよ」と声をかけられる。 「誰だ…?」と思って出ていくと、小椚を見つめていたのは陽菜だった。 陽菜は「先日はどうも」と自分から話かける。 すると小椚は「ちょっと場所変えていいスか」と言って喫茶室に陽菜を連れていく。 陽菜は小椚の前に座って「私の所インタビューに来たのも、義弟の特集のためなんかじゃなかったんですね」と話を切り出す。 陽菜は「あなたが何を探っているのかはもうわかってます。 私が以前勤めていた学校にも行ったんですってね」と言う。 小椚は「なんで知ってんです?」と聞き返す。 しかし陽菜は「なんででもいいでしょう」と言い返す。 そして陽菜は「はっきり申し上げておきます。 その嗅ぎ回っている情報がもし世に出た場合、あなたがしたことは名誉棄損にあたりますよ。 そうなれば私共は然るべき所に訴え出るつもりでいます」と毅然とした態度で話す。 それを聞いて小椚は「フッ」と笑う。 陽菜は「何が可笑しいんですか」と聞く。 小椚はくっくっくっと笑いながら「いや名誉棄損て、大きく出ましたね。 そりゃその情報が誤りならの話でしょ?」と切り返す。 そして小椚は手に陽菜と夏生が抱き合ってキスしている写真を手に持ってそれを見せながら「僕はただ真実を、白日の下に晒そうとしてるだけですよ」と言う。 陽菜はガタッと立ち上がる。 小椚は写真をとられまいとして「これは複製したものなので奪ってもムダですよ」と言う。 陽菜は「一体どこでその写真を…!そもそもこんな情報を流したのは誰なんです!?」と聞く。 小椚は「誰でもいいでしょう。 これ以外にもありますよ。 それを聞いて陽菜は「恥ずかしくないんですか、こんな…人の幸せを砕くような陥れるようなことして!」と言う。 はっきり言って当時全国ニュースになっててもおかしくないハナシです。 違いますか?」とまるで脅迫のようなことを言い出す。 その上、小椚は「まぁー…一千万くらい積んでくれたら考えてあげなくもないですけどね。 一人の男の人生を潰したじゃないですか。 思わせぶりな態度で人を凶行に走らせて。 それで自分たちはのうのうとってのは…ねぇ」と口を滑らせる。 その小椚の言葉を聞いて陽菜は「それを、そんなことを主張していたのはただ一人です。 種部さんですね?2年前死傷事件を起こした…!この情報は種部さんが流したんですね!?」と小椚に詰め寄る。 小椚は慌てて「じょ…情報の提供元なんてどうでもいいでしょう。 取材の結果が全てだ。 事実は事実!」と開き直る。 小椚は席から立ちあがり「いいですか?もう。 こっちも暇じゃないんでね。 ここの代金は払っときますから」と言ってそそくさと店を出ていく。 陽菜は種部の顔を思い浮かべて冷や汗をかきながら手をぎゅうっっと握りしめる。 夏生は机に向かって座っている。 コンコンと部屋のドアを叩く音がして「はい」と夏生が答えると陽菜が部屋に入って来た。 そして陽菜は「コーヒー飲まない?マスターが小説ヒットのお祝いにってナツオ君好みにブレンドしてくれたの」と声をかける。 夏生は振り向いて「飲む飲む!」と言ってコップを受け取り「スッキリしてて飲みやすい」とコーヒーを口に運ぶ。 陽菜は「新しい小説書いてるの?」と聞く。 夏生は「うん、まだアイディアまとめた下書きみたいなもんだけど。 最近テレビ局とかラジオ局でスタッフさんの話聞く機会たくさんあったからそういう裏方の話書いてみたいなと思ってさ」と答える。 陽菜は「へぇ…」と言ったあと、夏生に「ねぇ、書くとこ見ててもいいかな」と言う。 夏生は「え?」と答える。 陽菜は「なんかそうやって机に向かえるようになったのが嬉しくてさ、少しだけでいいから。 見られてると集中できない?」と聞く。 すると夏生は「…大丈夫、構わないよ」と答える。 陽菜はその返事を聞いて笑顔になる。 そして陽菜は夏生の後ろのベッドに座って夏生が執筆するのを見つめる。 そして夏生が高校生だったころを思いだす。 陽菜は立ち上がり、夏生の後ろから首に両手を回し抱きつく。 夏生は驚いて「ヒナ姉…?」と聞く。 すると陽菜は「頑張るんだよ?ナツオくんはもう大丈夫だから。 迷わず自分の信じた道をまっすぐ歩いていけばいいからね」と優しく声をかける。 部屋に戻り陽菜は「もしもし、桐谷先生?橘です。 夜分にすみません。 先日はありがとうございました。 先生に教えていただかなかったらどうなってたか…ええ、ええ、もちろんです。 私、戦いますから」と桐谷先生に電話で自分の決意を伝えるのだった。 その時ピロンとスマホが鳴った。 その文字を見て小椚は怒りでスマホを投げつけ、息をフーフーと吐いて尋常ではない様子になっている。 陽菜は種部と対峙していた。 種部は「お元気でしたか。 最後にお会いしたのは裁判の時でしたね。 あの時はパーテーション越しでしたが弁護士からはあなたは僕に恐怖を抱いていて対面できないと聞いていました。 自ら会いに来るということはそれも芝居だったんでしょうか?僕をこんな所にぶち込んで満足でしょうね。 より一層美しさも増したようだ」と言って薄ら笑いを浮かべている。 陽菜は「私と義弟のことを週刊誌記者に吹き込んだんですってね」と本題を切り出す。 種部は「あの記者から聞きましたか?義弟さん、随分ご活躍のようですので、これは是非色んな面を知って貰わねばと…」と言う。 それを聞いて陽菜は「買ってきましたよ、今日が発売日でしたから」と答える。 すると種部は驚いて「そうでしたね、では今頃世間は祭りのように…」と言う。 しかし陽菜は本のページをめくって記事を見せて「載りませんよ。 私たちの記事なんて」と言う。 種部は驚きから「何をした?どんな手使って…」と陽菜に聞く。 すると陽菜は「特別なことは何も。 ただ私が持っていた情報を明かしただけです。 散々嘘をついてきたあなたが情報元であることと、証拠をお金で用意させていたことを伝えて」と言いながら、出版社へ行った時のやり取りを思い出す。 出版社のデスクは「おい急げ、巻頭の記事差し替えだ」と指示を出していた。 「今からですか?」と慌てる別の記者に、デスクは「仕方ないだろ、真偽のわからん証拠で記事は出せない。 雑誌(うち)の信用に関わる。 小椚、お前はもう帰れ。 近いうち辞令が下るだろう」と言った。 すると桐谷先生が後ろから小椚を両手でおさえつけ「やめなさい!」と止めようとする。 羽交い絞めにされても気持ちが収まらない小椚は「若い男に股開いてよォ!嘘つきはお前だろこのアバズレ教師が!」とまで陽菜に暴言を吐いたのだった。 陽菜は種部に「あなたの企ては潰えました。 伝えたかったのはそれだけです。 それじゃ」と言って陽菜は週刊誌をかばんに戻して立ち上がる。 ドアに向いて歩いていく陽菜に、種部は「だが俺の考えは正しかった!今回は上手く逃げられたかもしれないが、事実ならいつかはバレる。 俺がここを出たらすぐにでもね。 あんたたちの汚さを声高に叫んであげますよ」と嬉しそうに声をあげる。 陽菜は振り向いて軽蔑したような冷たい目で「どうぞお好きに」と言い残して面会の部屋を出ていく。 種部は「なんだその表情は!見下してんのか!!俺をバカにしてただで済むと思うなよ!!」と叫び続けるのだった。 陽菜はラマンにやって来てマスターに「なんとか収めることができました」と先ほど種部の所に行ってきたことを報告している。 マスターは優しく「お疲れ様。 でも大丈夫だったの?一人で面会に行くなんて」と聞いてくれる。 陽菜は「なんとかね」と言って、洋服の胸の所に手を入れながら「声震えないようにするの大変だった。 でも頑張って乗り切れたよ。 このお守りも一緒だったから」と言ってネックレスに通した2つの指輪を見せる。 マスターが「それ…」と聞くと陽菜は「ナツオくんと付き合ってた時のね、贈り合った指輪。 将来結婚しようって。 結婚は叶わなかったけど、私のお守りには変わりないんだ」と言って指輪を見つめる。 マスターはそんな陽菜を見つめながら「でもよくひっくり返せたわよね、写真まで掴まれてたんでしょ?」と聞く。 すると陽菜は「うん、でもウソは言ってないよ?出された写真は拡大プリントされてて初めて見るものだったし。 ルイとナツオくんも写真撮られちゃってたみたいだけどそっちは別に後ろめたいことじゃないからね。 それだけは避けたかったんだ」と答える。 マスターが「どこまでも家族想いのおねーちゃんね」と言うと、陽菜は「そりゃね、私のせいで台無しに出来ないもん」と言って少しうつむいて間をおく。 そして陽菜が「でも…でもね?マスター、こんなことがあっても私、あの時のこと…」と言った時、陽菜のスマホがピロンと鳴る。 するとその連絡はルイからで「もう仕事終わった?」と尋ねてきていた。 マスターが「今日、あいつんとこ行くって言ってないの?」と聞くと、陽菜は人差し指を口にあてて「うん、何も言ってない。 二人は何も知らなくていいもん。 そして連絡を見て陽菜はルイをラマンに呼ぼうかと言うが、マスターは「どっかで美味しいもん食べてきなさい」と言う。 そして陽菜は「いいとこ見つかんなかったら戻って来る。 いつもありがと!」と手を振って店を出て行くのだった。 陽菜は歩きながら二つの指輪を手に持って見つめて「ごめんね、ナツオくん。 こんなことがあってもどうしても後悔することができないの。 あなたを好きになったこと。 私、心から…」と思っている。 そしてルイが待っているところに陽菜は到着した。 二人は笑顔で手を振り合っている。 陽菜はそっと指輪のついたネックレスを元に戻す。 ルイは新しくオープンしたお店のチラシを見て陽菜と一緒にご飯を食べようと思っている。 そんなルイを見つめながら陽菜は嬉しそうに微笑んでいる。 その時陽菜は何かに気づく。 そして「ルイ危ない!!」と言ってルイをドンッと突き飛ばす。 次の瞬間キキー、ドンッ、ガシャーンと大きな音がする。 周りの人たちは驚きで言葉を失っている。 車を運転していたのは小椚で、その車は店に突っ込んでガラスを割って車の前方がぐしゃぐしゃになっている。 小椚は表情を失いながらも意識があるようだ。 そしてルイは立ち上がり走っていく。 そこには陽菜が頭から大量の血を流してあおむけに倒れていたのだった。 ナツオは「そんなこと思わないよ」と言う。 父は「2人でごはん食べてくるんだっけ?」と聞く。 その時電話が鳴る。 電話に出て都樹子さんは「もしもしルイ?そっちは何食べ…」と言って動きが止まる。 そして「え…?」と言う。 ナツオとお父さんも異変に気づく。 病院にいるルイの元に都樹子さんとナツオ、お父さんが走ってやってきた。 都樹子さんは「ルイ…!」と声をかけ「ヒナは…ヒナは今どうしてるの!?」と聞く。 するとルイはス…と指をさす。 そこには「手術中」のランプがついていた。 ルイはナツオが着ているパーカーを握りしめて「大丈夫だよね?だって…だって今の医療は進んでるし。 こんなことで死んだりとかないよね?」と目にいっぱいの涙をうかべて聞く。 ルイの手は震えている。 ナツオは「大丈夫、大丈夫に決まってる」となんとか励まそうとする。 病院では「本日の受付は終了しました」の札も出され、暗く静かな状態になっている。 ルイは茫然と座り、顔を覆っている都樹子さんの隣でお父さんは都樹子さんの手を背中に添えている。 ルイの前にスッと飲み物が出される。 ナツオは「大丈夫か?膝かけ借りてきた。 体辛かったら横になっていいから」と言う。 しかしルイは首を横に振る。 そんなルイをナツオは見つめている。 ナツオは一人病院のガラス越しに外をぼーっと眺めながら、陽菜がこの間後ろから抱きついてきたことを思い出す。 その時スマホがヴーッっと音をたてる。 それは蔦谷さんからで夏生は電話に出る。 夏生は「はいもしもし、お疲れ様です。 はい、ああ、いえいえ。 それなんですけど、ちょっと打ち合わせ延期させていただきたくて。 すいません。 ええ、ちょっと…家族が大変なことになってしまって…」と打ち明ける。 そのころ、テレビのニュースでは小椚が陽菜を襲った事件が報道されていた。 「逮捕されたのは職業不詳の小椚尊容疑者(34)駆けつけた警察官が調べたところ呼気からは基準値の5倍近くのアルコールが検出され…警察は危険運転致死傷罪にあたるとみて調べを進めています」と流れるのを桐谷先生は煙草を手に持って見つめていた。 外は雨がザァァァと降り始めていた。 時間は11時20分を過ぎた。 手術室の前に4人が座って静かに待っている。 そこにガッっと桐谷先生がやってくる。 ナツオが「桐谷先生、どうして…」と聞くと、桐谷は「蔦谷さんから伺いました。 それにニュースも見て…」と答える。 ナツオは「ああ…事故のこともうニュースになってるんですね」と言う。 桐谷先生はうつむきがちに一瞬間をおいて「ちょっといいですか」と話を切りだしてナツオを連れていく。 ナツオを前に桐谷先生は「小椚は君の記事でトップスクープを狙っていた。 それを橘先生に阻止されたことで恨みを抱いたんでしょう」とことの経緯を話し始める。 ナツオは「ちょ…ちょっと待って下さい。 俺、それ何も知らないです」と右手を頭に、左手を前に出して混乱しながら「俺には何も…」と答える。 桐谷先生は「橘先生は全てを秘密裏に収めようとしていました。 でもこうなった以上君にも知る権利がある。 彼女は自分の過去の行動によって君の夢に支障が出ることを何よりも恐れていました。 君との関係を断った時もそれが一番の理由。 何に代えても君の未来を守りたかったから」とヒナの秘めた決意を初めてナツオに打ち明けたのだった。 ナツオは元の手術室の前に戻り座っている。 ルイは涙を流して「あたしがごはんに誘ったりしたから。 ヒナ姉に連絡なんてしてなければこんなことには。 あたしのせいで…」と言う。 しかしその隣でナツオは「違う。 ルイのせいじゃない、ルイのせいじゃないんだ」とだけ答える。 ルイは「ナツオ…」と言う。 ナツオはスッと立ち上がる。 ルイが「どこ行くの?」と聞くとナツオは「ちょっとトイレ」と答える。 ナツオは歩きながら陽菜と過ごした学生時代のこと、受け取った手紙、一緒に花火に行ったこと、桃源先生の小説の仕上げをしている時に差し入れを持ってきてくれたこと、笑顔で「ナツオくん」と呼んでくれたこと、これまでの色んなことを思い出していた。 手術室のランプが消える。 都樹子さんが「先生、ヒナの…娘の容態は…」と聞く。 先生は「手術は成功しました。 今、病室に移してますので、そちらへ。 3階の312号…」と言ったとこころで、一人ナツオは走り始める。 ガラッとドアを開けるとそこにはヒナが横になっていた。 ナツオはヒナの姿を見て初めて涙を流しガクッとヒザをついて座り込む。 そのナツオの後ろから都樹子さん達が入ってきて「よかった…よかったホントに…!」と声を上げる。 そして先生の手を握りながら「先生ありがとうございます…!なんとお礼を言ったらいいか…娘を救って下さって。 今は麻酔が効いてるんですよね?大体どれくらいで目が覚めるものでしょう。 リハビリとかは…」と嬉しさからかどんどん話しかける。 しかし先生は冷たい表情で「さっきお伝えした通り、手術は成功しましたし、命に別状はありません。 ただ…」と話を続けるのだった。 先生は「橘さんは撥(は)ねられた際、地面に叩きつけられ頭部に強い衝撃を受けました。 出血も多量だったものの、その場での処置と救急の対応で脳死は免れました。 しかし機能が保たれたのは生命維持に必要な一部だけ。 つまり植物状態ということです」と説明する。 陽菜はベッドで目を閉じて眠っている。 外では雨がザァァと降っている。 家族4人は陽菜が眠るベッドの周りに座っている。 都樹子さんは「陽菜。 ルイとご飯行きそびれちゃって残念だったわね。 母さん今日たくさんおかず作ったから。 ヒナたちの分もあるのよ」とベッドに手を乗せて声をかける。 お父さんは「都樹子…」と声をかける。 都樹子さんは「前、何かで読んだのよ。 こうして話しかけてたらそれが刺激になって脳が反応することがあるって。 ねぇ陽菜、2人で何食べようとしてたの?」と声をかけ続ける。 ナツオは何の言葉も出て来ない。 お父さんが「…もう夜が明けるね。 一度…家に戻ろう。 皆、何も食べていないし…これからのことも色々考えないと」と話す。 その言葉を聞いて都樹子さんは立ち上がり「…ヒナ、またすぐ来るからね。 ちょっと待っててね」と声をかける。 部屋を出ていく都樹子さんの背中に手を添えながらお父さんは振り向いて「さ、ナツオも」と声をかける。 ナツオは「うん。 うん…」とうつむいたまま答える。 そんなナツオを見てルイは「いていいよ、ナツオ。 必要なものがあったら持ってくる」と声をかけて3人は部屋を出ていく。 ナツオは一人病室に残った。 そしてようやく口を開く。 「約束したじゃん。 困った時はお互い何でも相談するって、自分から言ったのにさ。 なんで守ってくんないんだよ」と言う。 カラララと音がして、病室のドアが開く。 そこにはルイとマスターが立っていた。 マスターは「大丈夫?ナツオちゃん。 差し入れ作ってきたから食べなさい」と声をかける。 ナツオは「マスター…すいません」と答える。 マスターは陽菜を見つめる。 そして「バカよアンタ。 何でも一人で抱え込んじゃってさ」と怒る。 ルイは「え…」と驚いて「それどういう…」とその言葉の意味を聞こうとする。 ルイの言葉を制してマスターは「ごめんなさい。 何でもないの。 ナツオちゃん、ちょっと2人で話せる?」と言う。 病室を出て机に向かい合って座ってナツオは「マスターも知ってたんですね。 知らなかったのは俺だけ。 俺の問題だったのに…全部、俺のせいで…」と話し始める。 マスターはナツオを見つめて「そんな風に思わないであげて。 あの子が一番悲しむわ。 たとえ今回のことがなくても、ナツオちゃんの危機には同じような手段を取ったと思う。 ナツオちゃんのために生きるって決めてたから」と打ち明ける。 ナツオはその言葉に「…!?」と驚いて顔をあげる。 マスターは「あんたがヒナを庇って刺された時よ。 こんなこと本人に話したって知ったら、あの子顔真っ赤にして怒るかもしれないわね。 ずっと想い続けてたけどナツオちゃんの心にはもうルイルイしかいないとわかってた。 だから一度は忘れようとしてたの。 でも命を救われて、傍で過ごしていく中でナツオちゃんの大切さが増していった、自分の幸せを後回しにする程にね。 だから小説で成功したナツオちゃんの話をする彼女は本当に幸せそうだったわ。 消えてくれない恋心に苦しんだ部分もあったわ。 でももうそれもどうでもよくなってた。 見返りも望まず、ただひたすらにあんたの幸せを願い続けて。 残ってたのは…純粋な愛だけ」とこれまでの陽菜の姿や気持ちを代弁しながらマスターは涙を流す。 その話を聞いてナツオも大粒の涙を流す。 その話を陰で隠れて聞いていたルイは必死で涙をこらえている。 そして一人病院の廊下を歩き、病室の扉を開けて陽菜が眠るベッドの隣の椅子に座る。 その時カランと病室の扉が開いて看護士さんが「失礼します。 あ、ご家族の方ですか?」と声をかけられる。 ルイは「はい」と返事をする。 するとその看護士さんは「すみません。 オペの時、外してお返しし忘れてたので」と言ってルイに包んだものを渡す。 その包みを開くと、ネックレスのチェーンに指輪が2つ通されていた。 ルイはその内の1つの指輪を手に取る。 するとその指輪の中には「N&H」と刻印がされていた。 その文字を見てルイは「うっ、ふ…ふぅ…ううっ…ああ…ああっ…ああああ…っ」とヒナの右手を握りしめ泣き始めるのだった。 その後、ルイはベランダで夕日を見つめ、何かを心に決めた表情をして部屋に戻る。 病室で花束を花瓶にいけながら「いいね。 キレイだろ?白と緑とピンクで作って下さいって頼んだんだ。 ヒナ姉こういう色合い好きだと思ってさ。 ねぇ、見てよ陽菜…」と起きることのないヒナの方を向いてナツオは声をかける。 その時カラララと病室のドアが開く。 ルイが病室に入って来た。 そしてルイは「花キレイだね。 ヒナ姉、好きそうな色」とナツオに声をかける。 ナツオは笑顔で「だろ?こういう色の服よく着てる気がしたから」と答える。 ルイは微笑んで「ナツオ、これ…」と言って紙を差し出す。 ナツオは受け取った紙を広げて見つめる。 それは書き終えていた婚姻届けだった。 ルイは「よく考えたんだ。 ごめん。 あたし…ナツオと結婚できない」と涙を流して話すのだった。 ナツオが「ただいまー」と言っている間に、ハルカは玄関で靴を脱いでタッと家の中に走っていく。 そしてハルカは「ヒナちゃん、ただいま!」と言って部屋に入る。 その部屋にはヒナがねむっている。 そしてハルカは「ハルちゃんがストレッチしたげるね!」と言ってヒナに飛びつこうとするのを、ナツオはがしっと洋服をつかんで「ちょい待ち!!」と言う。 そしてハルカに「ヒナちゃんとこ行くのはちゃんと手洗ってから!」と言うと、ハルカは「はぁい」と反省して返事をする。 手を洗ってから二人はヒナの休んでいるベッドのところに戻る。 そして2人は一緒にヒナの体をストレッチしてあげる。 ハルカは「ヒナちゃんきもちいい?」と言って自分の耳に手をあてて返事を待つ。 そして両手を握ってうれしそうに「きもちいいって!」とナツオに伝える。 ハルカはヒナの顔をのぞき込みながら「ヒナちゃんもおはなしできたらいいのにね。 そしたらほいくえんのこと、たくさんおはなしできるのに」と言う。 その言葉を聞いてナツオは少し微笑んで「お話してあげて?ヒナちゃん、ちゃんと聞いてるから」と言うと、ハルカは「ほんと!?」と元気に返事をする。 ナツオが食器を片付けていると「ただいまー」と言う声が聞こえる。 ハルカは「ママ、おかえり!」と言ってルイのところに走っていく。 ルイは「ただいまハルカ。 いい子にしてた?」と聞くと、ハルカはルイに抱きついて笑顔で「うん!」と答える。 ナツオが「おかえり。 遅かったね、忙しかった?」と聞くと、ルイはハルカを抱っこして「うん。 テレビで紹介されたせいか昼から激混みでさ。 超疲れた」と答える。 ハルカはほっぺを赤くして「きょうね!ほいくえんでならったストレッチ、ヒナちゃんにしてあげたの!」と言うと、ルイは「へー!ありがとね。 よし、じゃあご飯食べる前にやっちゃお!」と言って、ヒナの所に行く。 ドアがコンコンと鳴る。 ルイは「ちょっと待って!後で!」と言う。 そして部屋を出てルイは「何?作業中は入んないでって言ってるじゃん」と言う。 ナツオは「やっぱ俺もやるって。 ケア全般してんのに、俺だけ排泄ケアしないの不自然だしさ。 ルイ仕事で疲れてる時とかも」と言う。 ルイは「んー」と悩んでから「気持ちは嬉しい。 別に問題もないと思う。 ヒナ姉の気持ち考えると…そこは拘らせて」と答える。 「こんにちは~!」「おっじゃまっしまーす!」と言って友人たちが家に遊びに来た。 「新築?」と聞かれて、ナツオは「中古中古」と答える。 ハルカが「モモちゃん、いらっしゃい!」と出迎えると、モモは「やーん、ハルちゃん久しぶりー!!また大きくなってる」と驚く。 みんなでワイワイしながら、モモの結婚式を撮影した映像をみんなで見る。 ルイが「桜坂くん元気?」と聞くと、モモちゃんは「元気元気!今日も来たがったんだけど仕事でさ~」と答える。 ミューちゃんが「確かスーパーの会社に就職したんだっけ」と聞くと、モモは「うん、一応ね。 でもうちらに子供生まれたらパートに切り替えて主夫してくれるって」と言う。 ナツオが「そりゃ心強い、モモ忙しいもんな」と言うと、モモは「産婦人科はどこも人手不足だからね~」と腕組みして答える。 アルが「ミューちゃんは?仕事慣れた?」と聞くと、ミューは「うん、なんとか。 念願の文芸誌編集部に配属されて一年になるけど、難しい部分もあって四苦八苦しながらやってる。 作家さんそれぞれ特性も違うしね」とケーキの乗ったお皿を手にもって答える。 そして「でも好きな本に携われるのはやっぱり楽しいいよ」と笑顔で言う。 モモが「編集さんになってから桐谷先生には会った!?」と聞くと、ミューは「まだ。 文芸に配属された時は手紙でお伝えしたけどね」と答える。 ルイが「アルは今学生なんだよね?今何年?」と聞くと、アルは「今年で3年生」と答える。 ミューが「まさか向こうで大学行き始めるなんてね」と言うと、アルは恥ずかしそうに頭をかいて「へへ…子供たちに英語教えてたら教育方面に興味出てきてさ」と答える。 するとナツオはここぞとばかりに「半分はリリーの傍にいたいからだろ?」と指摘する。 みんなでワイワイ話ながら、モモが「あと…橘先生の様子どう?」と聞く。 するとナツオが「うん、定期的な健康診断も問題ないし安定してるよ」と答える。 モモは「そっか、よかった」と答える。 ミューはうつむきながら「最初聞いた時はビックリしたよね」と言う。 モモが「ナツオくんと先生が高校ん時付き合ってたってのも衝撃だったよね~全部聞いたら2人の選択も納得だったけど」と言う。 そしてミューはナツオの方を向いて「それからの藤井くんすごかった」と言う。 ミューは「1年2~3冊のペースで新作発表して、何本かは映像化もして、舞台脚本も手がけて。 橘先生にいい医療と環境を作るためとはいえ、すごいことだよ。 なかなかできることじゃない」とこれまでのナツオの作家活動のことを評価する。 ナツオはお皿に乗ったケーキの半分を食べ「いや…俺なんて。 俺のしてることなんて全然まだまだだよ。 そもそもこうして俺が小説でやっていけてるのだってヒナがいてこそだったしさ。 ヒナがこれまで俺にしてくれたこと考えれば。 俺の人生かけたって全然足りないよ」と答える。 そのナツオの気持ちをみんなは優しい眼差して受け止めるのだった。 「ただいまー」「たぁいまー」と言ってナツオとハルカが家に帰って来た。 そして二人でヒナにストレッチをさせている。 ナツオは「そうだハルカ。 次の日曜日、おばあちゃんたち来るって。 ハルカは「ほんと!?えーとね、えーとね、きんつば!!」と答える。 それを聞いてナツオは「ホント大人びたもの好きだなぁ」と言う。 そしてヒナを見てナツオは「あ、結構、髪伸びてきてるかも。 揃えてキレイにしてあげようか。 ハルカ、手伝ってくれる?」と言う。 ハルカは「うん!ヒナちゃんのかみのけさわるのすきー!」と言ってナツオの後ろについて行く。 ハルカが髪を切るハサミとクシを持ってきた。 ナツオはヒナの体を左側に倒して、ヒナの髪を切り始める。 ハルカは少し不満げな顔をして「いいなー、ヒナちゃんのかみサラサラしてまっすぐで。 ハルちゃんもこんなふうになりたい」と言う。 ナツオは「ははっ、ママも前はそう思ってたみたいだよ」と言って笑う。 ナツオは「いつも伸びた分、切ってたつもりだったけど、随分長くなったなぁ」とヒナの顔を見て思う。 ハルカが「みじかいときもあったの?」と聞くと、ナツオは「うん。 一度この辺まで(あごの辺り)まで短くしてまた伸ばしてて。 今は…初めて出会った頃と同じくらいになった」と出会ったころのヒナのことを思い出す。 ハルカがふと気づいて「パパないてるの?いたいのとんでけーってする?」と泣き始めたナツオに声をかけるのだった。 ハルカが眠っている。 キッチンの椅子に座ってルイが「寝た?」と聞く。 ナツオは「うん」と答える。 ルイが「ごめんね、いつも寝かしつけまかせちゃって」と謝ると、ナツオは「いいよ。 読み聞かせわりと得意だし」と返事をして「料理人は体力仕事なんだからさ。 ルイは家にいる時はしっかり体休めないと」と言う。 ルイは「その…仕事のことなんだけどさ」と話を切りだす。 そしてルイは「うちの店、今度また横浜のホテルに支店出すらしくて。 梶田がそこの料理長に抜擢されたんだ」と言う。 ナツオが「へぇ!料理長!その若さですごいなぁ」と感心する。 ルイは「それでね?来ないかって誘われてるんだけど、行っちゃダメかな…?通勤時間長くなると夏生の負担増やすかもだし無理ならいいんだけど…もしアレなら週の半分でもいいって…」と打ち明ける。 するとナツオは「そんなの気にしなくていい。 俺に気なんて遣わなくていいから、ルイがやりたいことなら応援するよ」と答える。 そしてナツオは「それにしても一緒に研修行ってた梶田くんが料理長か…時の流れを感じるな」としみじみ返事をする。 そしてナツオは「どうりでヒナの髪も伸びるワケだ」と言うと、ルイは「髪?」と聞く。 ナツオが「うん、ずっと見てるから気付かなかったけど後ろ髪結構長くなててさ。 今日髪切ってあげたんだけどサッパリしたのか、そういう時笑ったように見えることあるんだ。 ただの気のせいなんだろうけど。 なんか喜んでくれてる気がして、スゲー嬉しくなるんだよな」とさっきのことを思い出して微笑んで答える。 その表情を見てルイも嬉しそうに微笑んでいる。 ルイは立ち上がって「そうだ、忘れるとこだった」と言う。 そして「今日、昼休憩の時、区役所でもらってきたんだ、はい」と言ってナツオの前に「婚姻届」と差し出すのだった。 ナツオが「ルイこれ…」と驚く。 ルイは目を閉じて椅子に腰かけて「わかってる。 昏睡状態のままじゃ出せないのは。 ただ気分だけでもと思ってさ」と言い出す。 ナツオは言葉を失い戸惑っている。 ナツオとあたしの間に運命の繋がりはあるのかなって。 ヒナ姉とナツオが付き合ってた時のこう…強い心の結びつきみたいなのを見てたから余計にね。 そうしてるうちにハルカができた。 最初は思いがけないことだったし驚いたけど、運命感じたんだ」と言ってひと時、ナツオを見つめる。 ルイは「思えば…ナツオと出会ったことも2人で好きになったこともハルカが生まれたことも運命なら、ナツオとヒナ姉が寄り添って生きるのも運命だったのかなって」と話した。 ナツオは戸棚を開けてネックレスに通した指輪を見つめる。 その時「パパなにしてるのー?」とハルカが後ろから声をかける。 そしてハルカは「さがしもの?」とナツオを見上げて聞く。 するとナツオは「ううん、ちょっと考え事してて」と答える。 ハルカの姿を見て、ナツオが「ハルカはヒナちゃんのこと好き?」と聞くと、ハルカは「うん!だいすき!」と笑顔で答える。 そしてハルカは「おしゃべりしたことないけど、パパとママがヒナちゃんのおはなしたくさんしてくれるから、おともだちみたいにだいすきになった!」と言う。 ハルカはもじもじして「ヒナちゃんはハルカのことすきかな?」とナツオに聞く。 ナツオが「聞いてみようか」と言うと、ハルカは顔を両手でおおって「えーっ、はずかしいっ」とドキドキして返事を待つ。 ナツオはヒナに聞いたフリをして、ハルカに「ヒナちゃんも大好きだよって」と伝える。 するとハルカは両手をあげて「わーい!」と言って喜ぶ。 ナツオの家にラマンのマスターがやって来た。 ヒナの様子を見て「元気そうで何よりだわ」と言う。 そして「これ今度お店で新しく出すエクレア。 皆さんで食べて」と言って持ってきた袋をナツオに手渡す。 ナツオは「ありがとうございます!」と答える。 二人はキッチンに移動する。 マスターが「あんたたちはどう?ルイルイやハルちゃんも変わりない?」と聞くと、ナツオは「ええ」と答える。 マスターは「それって…」と驚く。 ナツオは「もちろん籍いれたりとかはできないので気持ちだけですけど。 ルイも背中押してくれて」と言う。 マスターは「いいの…?確かにアタシはヒナの想いを伝えたわ。 でもあの子がルイルイとナツオちゃんの幸せを心から望んでいたのも事実。 その選択が気を遣ってのものなら…」と少し責任を感じて話す。 ナツオは「違うんです。 気を遣ってとか、責任とか、そういうんじゃなくて、俺自身がそうしたいから」と今の気持ちをはっきり伝える。 その答えを聞いてマスターは嬉しそうに「その言葉、あの子が聞いたら泣いちゃうでしょうね」と言う。 ナツオはヒナの眠っている隣の椅子にすわって指輪のケースにヒナが大切にしていたネックレスに通した指輪を並べていれて「覚えてるかな」と話し始める。 ナツオは「修学旅行の夜、初めて名前を呼んでプロポーズした。 お小遣いで買ったおもちゃみたいな指輪でさ、ひどいよな。 あの時はもう何も見えなくなるくらい恋に夢中だった。 陽菜さえいればどうなってもいいってわりと本気で考えてたと思う。 幼くて…何も言わずに手紙で別れを告げた気持ちも今ならわかるよ」と指輪を見つめて過去のことを思い出す。 それからナツオは「それからルイと恋をして、本当の意味でお互いを思いやることを知ったよ。 ハルカっていう宝物にも出会えた。 陽菜はずっと同じ気持ちだったのかな。 俺は…恋人だった時とは違う気持ちだけど、今はそれよりもずっと深く、ずっとたくさんの意味で愛してる」と言って、陽菜の手に指輪を握らせて、頬に手をあてる。 そしてナツオは涙を流して「俺と結婚して、陽菜」と改めてプロポーズする。 ハルカは大きく、ふあっとあくびをして、てててっと歩いて部屋の扉を開けて「ヒナちゃん、おはよーっ」と声をかける。 そして部屋の中に入ってカーテンをシャッと開ける。 振り向いたハルカは何かに気づいてヒナに近づいていく。 「ヒナちゃんなにもってるの?」と言ってハルカはヒナの手の中のものを自分で持って見つめる。 ハルカは「ゆびわだ!キレー。 ハートついてる。 かわいー」と言ってその指輪を嬉しそうに見つめる。 そして「これヒナちゃんの?」と言いながら、1つの指輪をネックレスから外す。 そしてハルカはヒナの左手の薬指にそのハートのついた指輪をはめる。 その時、眠っている陽菜は夏生に昔、指輪をもらった時のことをうっすらと感じとる。 ハルカは笑顔で「ピッタシ!やっぱりヒナちゃんのだったんだね!かわいーおひめさまみたいっ。 パパママー見てー!」とナツオ達を呼ぼうとする。 そしてすぐにハルカは「パパー!ママー!ちょっと来てー!!」と言って走り出す。 眠っていた陽菜の目が大きく開かれているのだったー。

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ドメスティックな彼女【第274話】最新話のネタバレと感想!!|漫画大陸

ドメスティック な 彼女 ネタバレ 275

ドメスティックな彼女最新話含むネタバレ一覧はこちらの記事にまとめてあります。 ちなみに前回のネタバレは下記の記事でまとめていますので、読んでいない場合はまずこちらから。 これからドメスティックな彼女のネタバレを含む内容をご紹介します。 もし文章のネタバレではなく絵付きでドメスティックな彼女【第275話】 が読みたい!ということであれば U-NEXTで今すぐに週刊少年マガジン2020年27号が無料で読めますよ。 ドメスティックな彼女【第275話】のネタバレ 陽菜の為に生きると決意してから五年の月日が流れた。 陽菜はあれから五年間一切目覚めることは無く、眠り続けていたが、夏生は陽菜に高い医療と環境を作る為に一年で2~3冊のペースで新作を出したり、舞台脚本を手掛けたりする等、ハルカの子育てと陽菜の介護をルイと協力し合う日々を送っていた。 ある日、ルイから勤務する店が支店を出す事になり、料理長に抜擢された梶田から一緒に仕事をしないかと誘われた事を打ち明けられる。 夏生に負担がかかるかもしれないと悩むルイの背中を押した夏生は陽菜の髪を切ってあげた時に陽菜が自分に微笑んだ様に見えた事をルイに話す。 ルイは陽菜の事を愛おしそうに語る夏生に嬉しそうな表情を浮かべた後、一枚の婚姻届を夏生に渡すのであった・・・。 夏生と陽菜とルイの運命 夏生と陽菜の為に役所から貰ってきた婚姻届を夏生に渡すルイ。 驚く夏生に対して、ルイは陽菜が昏睡状態のままでは婚姻届は出せないと知りつつも、「気分だけでもと思った…」と呟き、自身が考えていた「運命」について語り始める。 ルイは夏生と付き合っていた時に夏生と陽菜が交際していた時の二人の強い心の結び付きをみてから、自分と夏生にも運命の繋がりは存在するのか考えていた事やハルカを授かった時に夏生との「運命」を感じた事を夏生に打ち明ける。 昔を振り返る様な穏やかな表情を浮かべるルイ。 ルイは夏生と出会い、姉妹で同じ男性を好きになり、ハルカを授かった事も「運命」なら、夏生と陽菜が寄り添って生きるのも「運命」だったのではないかと夏生に告げるのであった。 夏生の決意 翌日、交際していた時に陽菜とお互いに送りあった指輪が繋がれたネックレスを手に取り、切なそうな眼差しで指輪を見つめる夏生。 そこにハルカが陽菜のマッサージを手伝う為に部屋に現れる。 一生懸命に陽菜のマッサージの手伝いをしようとするハルカを微笑ましい様子で見ていた夏生はハルカに陽菜の事は好きかと尋ねる。 夏生の問い掛けに対して、ハルカは満面の笑みを浮かべながら「だいすき」と答え、夏生とルイから陽菜の話を沢山聞いていたから大好きになった事を夏生に告げる。 夏生の問い掛けに答えたハルカは、モジモジしながら陽菜も自分と同じ様に好きでいてくれているか夏生に問い掛ける。 夏生はそんなハルカに「陽菜に聞いてみよう」と提案し、自身の耳に手を置き、陽菜から返答を聞き出す様な仕草をした後、ドキドキしながら陽菜からの返答を待っているハルカに「陽菜もハルカが大好き」だと告げる。 「陽菜もハルカが大好き」という言葉を聞き、大喜びするハルカの姿を夏生は嬉しそうに見つめるのであった。 そんな中、喫茶店・ラマンのマスターが新商品エクレアを持って、自宅を訪れる。 マスターからミサキがバリスタだけでなく、菓子製造技能士の資格を取った事やフミヤが弁護士事務所を立ち上げ、ミサキに告白しようとしている事を教えられ、楽しそうな夏生。 夏生はそんなマスターに「陽菜の「夫」になる」事を打ち明ける。 夏生とルイの選択に驚いた表情を浮かべるマスター。 マスターは切なそうな眼差しで自分は確かに陽菜の想いを伝えたが、陽菜が夏生とルイの幸せを心から望んでいた事も事実だと告げ、夏生が陽菜の夫になるという選択は陽菜を気遣ってのものでは無いのかと尋ねる。 夏生は陽菜の「夫」になるという選択は責任とかではなく、自分自身が陽菜の「夫になりたい」と思って決意した事を穏やかに微笑みながら告げる。 夏生の言葉を聞いたマスターは嬉しそうに微笑みながら、「その言葉を陽菜が聞いたらきっと嬉しくて泣いてしまう」と告げるのであった。 夏生から陽菜へのプロポーズ その夜、陽菜が眠る部屋では交際していた時に陽菜とお互いに送りあった指輪が繋がれたネックレスを持ちながら語りかける夏生の姿があった。 昔を思い出す様な表情を浮かべながら、修学旅行の夜に初めて陽菜にプロポーズした時は陽菜さえ傍にいればどうなっても良いと考えていたくらい恋に夢中だった事や、ルイと恋をしてお互いに思いやる事を知った事で恋に溺れていた自分の為に陽菜があの時何も言わずに別れを告げ、身を引いた気持ちが今なら分かると語る夏生。 夏生は陽菜にかつて自分が贈った指輪を陽菜の手に握らせながら、今は恋人だった時よりもずっと深く、沢山の意味で陽菜を愛していると告げ、陽菜の額に自身の額を合わせ、涙を流しながら陽菜にプロポーズするのであった。 翌日の朝。 目を覚ましたハルカは真っ先に陽菜の部屋に行き、陽菜に朝の挨拶をした後、カーテンを開ける。 カーテン開けたハルカは、陽菜の手に陽菜と夏生がお互いに送りあった指輪が繋がれたネックレスが握られている事に気付く。 ハルカはネックレスから夏生が陽菜に贈った指輪を外し、陽菜の左手の薬指に指輪をはめる。 その瞬間、眠る陽菜の脳裏に交際していた時に夏生に初めてプロポーズされたシーンが過ぎる。 陽菜に指輪をしてあげたハルカは、指輪のサイズが陽菜にピッタリだった事から「おひめさまみたいだ」と喜び、夏生達にも見せようと部屋の入口からリビングに居る夏生達を呼ぶ。 ふと、振り返ったハルカはある事に気付き、「パパー、ママー」と叫びながら慌てた様子で部屋を出て夏生達を呼びに行く。 ハルカが出ていった部屋では、 長い眠りから目覚めた陽菜の姿があった。 ドメスティックな彼女最新話含むネタバレ一覧はこちらの記事にまとめてあります。 U-NEXTを使えば週刊少年マガジン2020年27号も電子書籍で今すぐ無料で読むことができます。 ドメスティックな彼女の 最新話を絵付きで読みたいと思ったらぜひ試してみてください! 31日間無料お試し期間がありますし、登録直後に600ポイントもらえます。 また違約金もなく解約自体も非常に簡単ですのでご安心ください! >>「ドメスティックな彼女」を全巻読みたい方はコチラ! ドメスティックな彼女【第275話】の感想と考察 長い眠りから陽菜がついに目を覚ましました! 夏生から贈られた指輪をはめられた瞬間に昏睡状態から目覚めるなんて…素敵過ぎますね!! 陽菜が心から愛するルイと夏生から生まれたハルカが起こした奇跡に感動しかありません。 次回はついに最終回です! 最後まで見逃せません!!! 次回のドメスティックな彼女【第276話】掲載の週刊少年マガジン2020年28号発売日は2020年6月10日になります! まとめ 以上、ドメスティックな彼女【第275話】のネタバレ・感想を紹介しました。 漫画は絵と一緒に読むことでさらなる面白みがあります。 無料で漫画を読めるサービスをまとめていますので、是非ご覧になって見てください!.

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ドメスティックな彼女 最新275話 ネタバレ感想 目覚める陽菜

ドメスティック な 彼女 ネタバレ 275

ドメスティックな彼女最新話含むネタバレ一覧はこちらの記事にまとめてあります。 ちなみに前回のネタバレは下記の記事でまとめていますので、読んでいない場合はまずこちらから。 これからドメスティックな彼女のネタバレを含む内容をご紹介します。 もし文章のネタバレではなく絵付きでドメスティックな彼女【第275話】 が読みたい!ということであれば U-NEXTで今すぐに週刊少年マガジン2020年27号が無料で読めますよ。 ドメスティックな彼女【第275話】のネタバレ 陽菜の為に生きると決意してから五年の月日が流れた。 陽菜はあれから五年間一切目覚めることは無く、眠り続けていたが、夏生は陽菜に高い医療と環境を作る為に一年で2~3冊のペースで新作を出したり、舞台脚本を手掛けたりする等、ハルカの子育てと陽菜の介護をルイと協力し合う日々を送っていた。 ある日、ルイから勤務する店が支店を出す事になり、料理長に抜擢された梶田から一緒に仕事をしないかと誘われた事を打ち明けられる。 夏生に負担がかかるかもしれないと悩むルイの背中を押した夏生は陽菜の髪を切ってあげた時に陽菜が自分に微笑んだ様に見えた事をルイに話す。 ルイは陽菜の事を愛おしそうに語る夏生に嬉しそうな表情を浮かべた後、一枚の婚姻届を夏生に渡すのであった・・・。 夏生と陽菜とルイの運命 夏生と陽菜の為に役所から貰ってきた婚姻届を夏生に渡すルイ。 驚く夏生に対して、ルイは陽菜が昏睡状態のままでは婚姻届は出せないと知りつつも、「気分だけでもと思った…」と呟き、自身が考えていた「運命」について語り始める。 ルイは夏生と付き合っていた時に夏生と陽菜が交際していた時の二人の強い心の結び付きをみてから、自分と夏生にも運命の繋がりは存在するのか考えていた事やハルカを授かった時に夏生との「運命」を感じた事を夏生に打ち明ける。 昔を振り返る様な穏やかな表情を浮かべるルイ。 ルイは夏生と出会い、姉妹で同じ男性を好きになり、ハルカを授かった事も「運命」なら、夏生と陽菜が寄り添って生きるのも「運命」だったのではないかと夏生に告げるのであった。 夏生の決意 翌日、交際していた時に陽菜とお互いに送りあった指輪が繋がれたネックレスを手に取り、切なそうな眼差しで指輪を見つめる夏生。 そこにハルカが陽菜のマッサージを手伝う為に部屋に現れる。 一生懸命に陽菜のマッサージの手伝いをしようとするハルカを微笑ましい様子で見ていた夏生はハルカに陽菜の事は好きかと尋ねる。 夏生の問い掛けに対して、ハルカは満面の笑みを浮かべながら「だいすき」と答え、夏生とルイから陽菜の話を沢山聞いていたから大好きになった事を夏生に告げる。 夏生の問い掛けに答えたハルカは、モジモジしながら陽菜も自分と同じ様に好きでいてくれているか夏生に問い掛ける。 夏生はそんなハルカに「陽菜に聞いてみよう」と提案し、自身の耳に手を置き、陽菜から返答を聞き出す様な仕草をした後、ドキドキしながら陽菜からの返答を待っているハルカに「陽菜もハルカが大好き」だと告げる。 「陽菜もハルカが大好き」という言葉を聞き、大喜びするハルカの姿を夏生は嬉しそうに見つめるのであった。 そんな中、喫茶店・ラマンのマスターが新商品エクレアを持って、自宅を訪れる。 マスターからミサキがバリスタだけでなく、菓子製造技能士の資格を取った事やフミヤが弁護士事務所を立ち上げ、ミサキに告白しようとしている事を教えられ、楽しそうな夏生。 夏生はそんなマスターに「陽菜の「夫」になる」事を打ち明ける。 夏生とルイの選択に驚いた表情を浮かべるマスター。 マスターは切なそうな眼差しで自分は確かに陽菜の想いを伝えたが、陽菜が夏生とルイの幸せを心から望んでいた事も事実だと告げ、夏生が陽菜の夫になるという選択は陽菜を気遣ってのものでは無いのかと尋ねる。 夏生は陽菜の「夫」になるという選択は責任とかではなく、自分自身が陽菜の「夫になりたい」と思って決意した事を穏やかに微笑みながら告げる。 夏生の言葉を聞いたマスターは嬉しそうに微笑みながら、「その言葉を陽菜が聞いたらきっと嬉しくて泣いてしまう」と告げるのであった。 夏生から陽菜へのプロポーズ その夜、陽菜が眠る部屋では交際していた時に陽菜とお互いに送りあった指輪が繋がれたネックレスを持ちながら語りかける夏生の姿があった。 昔を思い出す様な表情を浮かべながら、修学旅行の夜に初めて陽菜にプロポーズした時は陽菜さえ傍にいればどうなっても良いと考えていたくらい恋に夢中だった事や、ルイと恋をしてお互いに思いやる事を知った事で恋に溺れていた自分の為に陽菜があの時何も言わずに別れを告げ、身を引いた気持ちが今なら分かると語る夏生。 夏生は陽菜にかつて自分が贈った指輪を陽菜の手に握らせながら、今は恋人だった時よりもずっと深く、沢山の意味で陽菜を愛していると告げ、陽菜の額に自身の額を合わせ、涙を流しながら陽菜にプロポーズするのであった。 翌日の朝。 目を覚ましたハルカは真っ先に陽菜の部屋に行き、陽菜に朝の挨拶をした後、カーテンを開ける。 カーテン開けたハルカは、陽菜の手に陽菜と夏生がお互いに送りあった指輪が繋がれたネックレスが握られている事に気付く。 ハルカはネックレスから夏生が陽菜に贈った指輪を外し、陽菜の左手の薬指に指輪をはめる。 その瞬間、眠る陽菜の脳裏に交際していた時に夏生に初めてプロポーズされたシーンが過ぎる。 陽菜に指輪をしてあげたハルカは、指輪のサイズが陽菜にピッタリだった事から「おひめさまみたいだ」と喜び、夏生達にも見せようと部屋の入口からリビングに居る夏生達を呼ぶ。 ふと、振り返ったハルカはある事に気付き、「パパー、ママー」と叫びながら慌てた様子で部屋を出て夏生達を呼びに行く。 ハルカが出ていった部屋では、 長い眠りから目覚めた陽菜の姿があった。 ドメスティックな彼女最新話含むネタバレ一覧はこちらの記事にまとめてあります。 U-NEXTを使えば週刊少年マガジン2020年27号も電子書籍で今すぐ無料で読むことができます。 ドメスティックな彼女の 最新話を絵付きで読みたいと思ったらぜひ試してみてください! 31日間無料お試し期間がありますし、登録直後に600ポイントもらえます。 また違約金もなく解約自体も非常に簡単ですのでご安心ください! >>「ドメスティックな彼女」を全巻読みたい方はコチラ! ドメスティックな彼女【第275話】の感想と考察 長い眠りから陽菜がついに目を覚ましました! 夏生から贈られた指輪をはめられた瞬間に昏睡状態から目覚めるなんて…素敵過ぎますね!! 陽菜が心から愛するルイと夏生から生まれたハルカが起こした奇跡に感動しかありません。 次回はついに最終回です! 最後まで見逃せません!!! 次回のドメスティックな彼女【第276話】掲載の週刊少年マガジン2020年28号発売日は2020年6月10日になります! まとめ 以上、ドメスティックな彼女【第275話】のネタバレ・感想を紹介しました。 漫画は絵と一緒に読むことでさらなる面白みがあります。 無料で漫画を読めるサービスをまとめていますので、是非ご覧になって見てください!.

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