お取り計らい ご査収。 「お取り計らい」の意味とは?類語とビジネスメールの使い方も

「お取り計らい」はビジネスシーンで使える表現?意味や類語を徹底リサーチ!

お取り計らい ご査収

公開日: 2018. 10 更新日: 2019. 21 「ご査収」の意味と使い方、返事の仕方!類語「ご確認」との違い、英語も解説! 「ご査収」という言葉をご存知でしょうか。 「ご査収ください」という言い回しは、ビジネスメールやビジネス文書で目にする機会が多いと思います。 しかし、日常会話では全くと言っていいほど使いませんよね。 ですので、メールで「ご査収ください」と来ても意味が分からないということもあるのではないでしょうか。 また、相手に意味を深く考えずにとりあえず使っている、なんていうこともあるかもしれませんね。 そこで今回は「ご査収」の意味や使い方、返事の仕方、類語について解説していきます。 「ご査収」はビジネスの場で使うことの多い敬語の一つです。 意味をしっかり理解して、正しく使えるようにしましょう。 「ご査収」の使い方と例文 「ご査収ください」「ご査収願います」は一般的に使う 社内の目上の人に対しても、状況に合っていれば「ご査収ください」を使えます。 相手によって「ご査収」だとやや堅いなと思う場合は、「添付させていただきます」「添付資料のご確認をよろしくお願いします」などと言い換えることもできます。 ただ、社外の目上の人やお客様には「ご査収ください」だと強要する印象を与えてしまうため、より丁寧な「ご査収のほどお願いいたします」「ご査収いただければ幸いです」などを使うのが良いでしょう。 例文 ・請求書を送付いたしますので、ご査収くださいませ。 ・新商品のサンプルを郵送いたしますので、ご査収ください。 ・ご依頼いただきました資料をお送りいたしましたので、ご査収ください。 「ご査収の程よろしくお願いいたします」はビジネスや目上の相手に使える ビジネスシーンや目上の相手に使う場合は「ご査収の程よろしくお願いいたします」と使うと、とても丁寧です。 顧客や取引先へのビジネスメールでも使うことができます。 例文 ・下記の添付ファイルをご査収の程よろしくお願いいたします。 ・明日の会議で使う資料をお送りいたします。 ご査収の程よろしくお願いします。 「ご査収くださいますよう〜」「ご査収のうえ〜」もビジネスや目上の相手に使える かしこまった言い回しで目上の相手に使うことができます。 「ご査収のうえ〜」は、「ご査収をしたあとに」という意味になります。 調べて確認してもらったあとに、手配や検討をしてもらう場合に使います。 よく使われる言い回し ・ご査収くださいますよう、よろしく願いします。 ・ご査収くださいますよう、お願い申し上げます。 ・ご査収くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ・ご査収のうえ、よろしくご手配を賜りますようお願い申し上げます。 ・ご査収のうえ、お取り計らいのほど何卒宜しくお願い申し上げます。 ・ご査収のうえ、よろしくお取り計らいくださいますようお願い申し上げます。 ・ご査収のうえ、ご検討のほどお願いいたします。 ・ご査収のうえ、ご対応のほどよろしくお願いいたします。 「ご査収いただければ幸いです」はより丁寧 「ご査収」はメールで何かの書類などの添付ファイルを付けたときに、そのファイルをよく確認して受け取ってほしいという場合に使います。 添付資料を確認してほしいとお願いする丁寧な言い方になるため、目上の相手にも使うことができます。 また、「ご査収のほどお願い申し上げます」もとても丁寧な言い方になります。 ・ご査収いただいてから、ご連絡お願いいたします。 ・企画案を送付いたしましたので、ご査収いただければ幸いです。 ・当日のスケジュールを添付いたしましたので、ご査収のほどお願い申し上げます。 ・提案書を添付いたしますので、ご査収の上、ご検討のほどお願い申し上げます。 「ご査収」を使う上での注意点 「ご査収」は資料や請求書など調べるものがある場合にのみ使う 「ご査収」という表現を使う際は、資料など受け取るものがあることが前提です。 見積書や企画書、履歴書など大事な書類を送る際に、最適の言葉です。 契約書や請求書など、ただ受け取るだけでなく、しっかり内容を理解してもらわないと結果的に相手にも迷惑がかかってしまう場合にも使います。 ですので、 添付ファイルや同封する資料がない場合、メールの本文のみの場合は使用しません。 確認すべき資料がないのに「ご査収」といってしまうと、相手を戸惑わせてしまいます。 また、メールなどで添付・同封するものがあったとしても「ご査収」を使わない方が良いケースがあります。 それは添付・同封するものが多い、または書類自体は少なくてもチェックしてもらいたい箇所が多々あるという場合です。 このような場合に「ご査収」を使ってしまうと、大袈裟な感じが出てしまいます。 代わりに「ご確認ください」を使います。 「ご確認ください」でも十分意味は通じます。 「ご査収」は送付状・申込書でも使う 「ご査収」は送付状を送る際にもよく使われています。 主にビジネスでの資料や履歴書などを送る際、同封して確認してほしい書類に対して使います。 また、相手から申し込みを検討したいなどの要望があった際、「添付しました申込みにあたっての確認事項の書類をご査収のうえ、お申し込みください」と使われる場合もあります。 「送付状」の詳しい使い方は下記の例文を確認してみてください。 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 下記の通り、書類を送付させて頂きますので、ご査収のほどよろしくお 願い申し上げます。 com 成沢 竹輪 応募書類の送付について 拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 私は大学卒業後の3年間、介護の職務に従事してまいりました。 大学 でも4年間社会福祉において学び、社会福祉士の資格も取得しておりま す。 下記の通り応募書類を送付させていただきます。 ご査収ならびに選 考のほど、よろしくお願い申し上げます。 また、はっきりとたしかめること」を意味します。 「ご確認ください」とした場合は、「はっきりと確かめてください」「はっきりと認めてください」という意味になります。 受け取るものがない場合は「ご査収ください」は使うことができません。 ご確認ください」といったように、具体的に確かめてほしい箇所を書き、「ご確認ください」と締めるのが良いでしょう。 「ご確認」の例文 ・お時間のあるときに、書類をご確認ください。 ・資料を添付しましたので、お手すきの際にご確認をお願いいたします。 ビザ となります。 「査証を申請する」「査証を免除される」などと聞いたことがあるかもしれません。 使われる頻度としては、「ご査収」よりも低いです。 「ご査証」の例文 ・問題のあった件について、ご査証のほどよろしくお願いいたします。 ・何か不具合がありました、ご査証ください。 「ご査収」のその他の類語 ご検収 「ご検収」は <ごけんしゅう>と読みます。 「検収」は「納品されたしなが注文通りであることを確かめた上で受け取ること」を意味します。 「ご検収ください」は品が実際に届くときに使い、書類など数量を確認しないものには使われません。 また、「ご検収」はコンピュータのシステムを外注したときに検証してほしいという場面でも用います。 例文 ・商品に間違いがないか、ご検収ください。 ・システムに誤りがないか、ご検収お願いいたします。 お受け取り 「受け取る」は、 「自分のところに来たものを手で取って持つこと」を意味しています。 「お受け取りください」はビジネスシーンでも日常会話でも一般的に使われることが多い言い回しです。 ただ「〜ください」は命令形になりますので、目上の相手には「くださいますようお願い申し上げます」などと言い換えると良いでしょう。 例文 ・本日お見舞いの品をお送りいたしました。 心ばかりの品ではありますが、お受け取りください。 日頃お世話になっておりますお礼に、持参しました。 ささやかですがお受け取りください。 ・心ばかりのものではございますが、お詫びの品をお送りいたしますのでお受け取りいただけますと幸いです。 ご笑納 「ご笑納」は 「ごしょうのう」と読みます。 「笑納」は贈り物をする際、「つまらない物ですが笑って納めてください」という気持ちを込め用いる語です。 「ご笑納ください」と言った場合は、 「差し上げる品は大したものではないですが、笑って受け取ってください」といったニュアンスになります。 「ご笑納」は、比較的冗談を言い合える相手に対してではないと、軽々しい印象を与えてしまいます。 したがって 目上の人に対しては、よほど親しい間柄ではない限り使用しないのが無難です。 「ご笑納」は気軽な関係の相手に、お礼として記念品や粗品を送る際に使用するのが適切になります。 例文 ・実家で採れたりんごをお送りいたします。 ご笑納いただければ幸いに存じます。 ・別便にてお礼の品をお送りいたします。 ご笑納いただければ幸いに存じます。 ご一読 「ご一読」は 「ごいちどく」と読みます。 「一読」は「一度読むこと。 ひととおり読むこと」を意味しており、「ご一読ください」と言われた場合は「一度目を通してください」といった意味になります。 ビジネスシーンにおいて「ご一読」は、会議が行われる際に資料を配布し、上司など目上の人に対して読んでおいてほしいときに使うことができます。 例文 ・明日の会議までに、お渡しした資料をご一読いただければと思います。 ・弊社の新しいパンフレットで完成しました。 大変恐縮ですが、ご一読いただけましたら幸いです。 ご高覧 「ご高覧」は <ごこうらん>と読みます。 「高覧」は 「他人が見ること」を意味する尊敬語です。 「ご高覧」の「ご」は、尊敬語の接頭語になります。 「ご高覧」は目上の人に、文章や商品を見てもらうことをお願いするときに使用します。 「ご高覧」は堅い表現なので、主に文章内で使われることが多く、口頭ではあまり使われません。 口頭では「ご覧ください」という表現を使います。 例文 ・会議の詳細につきましては、資料をご高覧いただきたく存じます。 ・見積書を同封いたしましたのでご高覧の上、ご検討くださいますようお願い申し上げます。

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間違う人も多い「ご査収」の正しい意味・使い方・例文

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この記事の目次• ご査収の上、お取り計らいの程よろしく〜 の意味と敬語 「ご査収の上、お取り計らいの程よろしく〜」の意味は「メールをよく調べて受け取ったのち、うまく処理してくれるよう、よろしく〜」あるいは「うまく進めてくれるよう、よろしく〜」 なぜこのような意味になるのか? そもそもの意味と敬語について順をおって解説していきます。 ご査収の上、〜意味は「中身をよく確認し受け取ったのち〜」 「ご査収の上、〜」の意味は「中身をよく確認し、受け取ったのち〜」 「ご査収」のもととなる単語は「査収」であり、尊敬語「ご」をつかって敬語にしています。 2つの言葉からなりますので、それぞれの意味について少し• 「ご査収」の意味は「中身をよく確認してメールなどを受け取ること」• 「(自分が相手に)うまく処理してもらうよう」と考えるのであれば 謙譲語の「ご」• 「(相手が自分に)うまく処理してくれるよう」と考えるのであれば 尊敬語の「ご」 となります。 「お取り計らいの程」というように漢字を用いてもOKですし、「お取り計らいのほど」と平仮名にしてもOK。 「お取り計らい」の辞書的な意味は「ものごとがうまく運ぶように考え、処理をすること」つまり「何かしらをうまく進めること」 お取り計らいの程〜の「のほど」ってどんな意味? ここで「お取り計らいの程」の「のほど」は限定を避ける言い方で、意味としては「〜してもらうよう」「〜してくれるよう」と考えることができます。 断定をさけて表現をやわらげるのに用いる語です。 たとえば、• ご査収のほどお願い申し上げます 意味「よく中身を確認して受け取るよう、お願い」• お取り計らいのほどお願い申し上げます 意味「物事をうまく進めてくれるよう、お願い」• ご検討のほどお願い申し上げます 意味「検討してくれるよう、お願い」• ご了承のほどお願い申し上げます 意味「了解してくれるよう、お願い」 などのようにして使います。 ビジネスでは下手(したて)に出ることが基本ですので、強い口調を避けるためにこのような使い方をするようになったのだと推測します。 ご査収の上、お取り計らいの程よろしく〜 の意味は「うまく処理してくれるよう、よろしく」• ご査収 = 中身をよく確認してメールなどを受け取ること• お取り計らい = うまく処理すること• のほど = 「〜してもらうよう」あるいは「〜してくれるよう」の意味• すると「ご査収の上、お取り計らいの程よろしく〜」の意味は… 「中身をよく確認して受け取り、その後うまく処理してくれるよう、よろしく」 のように解釈できます。 ようは「メールの中身をしっかり確認し、うまく進めてね!よろしく!」の意味なのです。 相手の行為にたいして使い、自分の行為には使わないことが基本。 自分の行為に使い、相手の行為には使わないことが基本(例外あり)。 じつは尊敬語と謙譲語にはどちらも「お・ご」の使い方があります。 謙譲語としての「お・ご」の使い方はたとえば、 「会議日程の ご連絡」 「忘年会開催の お知らせ」 「販売状況の ご報告」 「転勤の ご挨拶」 「貴社ご訪問の お願い」 こんな感じのフレーズがあります。 よくビジネスメールの件名で目にする表現ですね。 ところが例文は自分が「ご連絡・お知らせ・ご報告・ご挨拶」するため「お・ご」をつかうのはおかしいと感じるかたもいらっしゃることでしょう。 これは、 謙譲語「お・ご」の使い方を知らないためにくる勘違いです。 尊敬語の「お・ご」だと勘違いしているために間違い敬語と感じるのですが、実際にはどれも正しい敬語をつかっています。 ただし謙譲語にも「お・ご」を使い始めると文章が「お・ご」だらけになって読みにくくなります。 文章のバランスを考えて使い分けしましょう。 それでは次項より使い方についても見ておきましょう。 ご査収の上、お取り計らいの程よろしく〜 の使い方 つづいて「ご査収の上、お取り計らいの程よろしく〜」の使い方について。 おもにお願い・依頼のビジネスメール結び締めに使うフレーズであり、決まりきった使い方のみ。 使い方「依頼・お願いビジネスメール結び締め」 「ご査収の上、お取り計らいの程よろしく〜」の使い方 おもに問い合わせをしたり、何かをお願いするビジネスメール結び締めとして使います。 取引先など社外あてに限らず、上司や目上など社内あてのメールにも使えます。 たとえば、• 例文「ご査収の上、お取り計らいの程よろしくお願い申し上げます」• 例文「ご査収の上、お取り計らいのほど何卒よろしくお願い致します」 のようにしてお願いすると丁寧です。 具体的にはたとえば、サンプル取り寄せをするビジネスメールのとき。 「さて、新商品の一部材として貴社製品Aを検討いたしたく、よろしければ下記のとおりサンプルをご手配いただきたく存じます。 (中略) お忙しいところ大変お手数ではございますが、 ご査収の上、お取り計らいの程よろしく〜。 」 みたいにメール結びとして使えます。 まぁ、ようするに「うまく処理してね!よろしく」という意味なのです。 後には「お願い申し上げます」「お願い致します」と続ける さきほど例文にしたとおり「ご査収の上、お取り計らいの程よろしく〜」のあとには「お願い申し上げます」「お願い致します」などの敬語を続けます。 「お願い申し上げます」「お願い致します」の意味はどちらも「お願いします」 敬語の種類は以下のとおり。 もととなる単語は「 願う+言う」であり、• もとになる単語は「 願う」であり、• 謙譲語「お〜いたす」で「 お願い致す」• さらに丁寧語「ます」を使って「 お願い致します」という敬語にしています ここでつかう「よろしく」には深い意味はありません。 何かを頼んだりするときに添える語です。 「お願い申し上げます」は「よろしくお願い申し上げます」としてもOKですし「どうか」という意味の「何卒(なにとぞ)」を使い「何卒よろしくお願い申し上げます」としても丁寧。 あるいは「お願い致します」「お願いいたします」とも言い換えできます。 前置きに気づかいのフレーズを! ビジネスメールの結び締めをより丁寧にするためのコツ。 「ご査収の上、お取り計らいの程よろしく〜」の前置きに気づかいのフレーズを使うとより丁寧な印象のメールとなります。 たとえば以下のようなフレーズがあります。 恐縮=申し訳なく思うこと 「お忙しいところ恐縮ではございますがお取り計らい〜」 「お忙しいところ大変恐縮ではございますがお取り計らい〜」 「たびたび恐縮ではございますがお取り計らい〜」• 恐れ入る=申し訳なく思う 「お忙しいところ恐れ入りますがお取り計らい〜」 「お忙しいところ大変恐れ入りますがお取り計らい〜」 「たびたび恐れ入りますがお取り計らい〜」• お手数=お手間 「お忙しいところお手数お掛けしますがお取り計らい〜」 「お忙しいところ大変お手数ではございますがお取り計らい〜」• 勝手を申し上げる=自分勝手を言う 「誠に勝手を申し上げますがお取り計らい〜」 お取り計らいの程・くださいますよう・頂きますよう の違い ところで「お取り計らい」の使い方というか続くフレーズには、 「お取り計らい くださいますようお願い致します」 「お取り計らい のほどお願い致します」 「お取り計らい 頂きますようお願い致します」 「お取り計らい いただければ幸いです」 というように主に4つあります。 これって何が違うのでしょうか? 「お取り計らい いただければ幸いです」 の意味は 「うまく処理して もらえたら嬉しいなぁ・幸せだなぁ」 となり「お取り計らいくださる」なのか「お取り計らいいただく」なのか「お取り計らいの程」なのか「お取り計らいいただければ〜」なのかでニュアンスが違います。 どれを使っても丁寧ではありますが使い分けについても考えてみます。 もっとも丁寧なのは「お取り計らい頂ければ幸いです」 いろいろと考えてはみましたがこれまで示した例文はどれも丁寧であり、使い分けする必要性はありません。 強いて言うのであれば「お取り計らいいただければ幸いです」がもっとも丁寧なお願い・依頼のフレーズ。 これまでと同じようにビジネスメール結び締めとして使います。 以下の例文をご参考にどうぞ。 例文「お取り計らいいただければ幸いです。 何卒よろしくお願い致します」• 例文「再度お取り計らいいただければ幸いです。 何卒よろしくお願い申し上げます」• 例文「お忙しいところ大変恐れ入りますが、お取り計らいいただければ幸いです。 何卒よろしくお願い申し上げます」 「いただく」vs「くださる」の使い分けは難しい せっかくですので「お取り計らいいただきますようお願い」「お取り計らいくださいますようお願い」の違いを考えてみます。 たとえば結び・締めに使う「お願い」するときのシーンを考えましょう すると… 「ご容赦 くださいますようお願い申し上げます」 「ご容赦 いただきますようお願い申し上げます」 「ご了承 くださいますようお願い申し上げます」 「ご了承 いただきますようお願い申し上げます」 「ご検討 くださいますようお願い申し上げます」 「ご検討 いただきますようお願い申し上げます」 こんな敬語フレーズをよく使います。 実はこれらは「くださる」を使うのが一般的です… 「いただく」としても丁寧ではありますが… ところが、たとえば何かをもらった時のお礼のシーンを考えます。 「たいそうな お品をくださりありがとうございました」 「たいそうな お品をいただきありがとうございました」 もうひとつ、 「いつも ご利用 くださりありがとうございます」 「いつも ご利用 いただきありがとうございます」 上記の例文はどれも敬語としては正しい使い方。 ただ圧倒的に「いただき〜」とするほうが多いですね。 で結論としては使う語によって「くださる」がよいのか「いただく」がよいのか、相性がありなんとも言えません。 結び・締めに使うフレーズとしては「くださいますよう」のほうが一般的で、お礼に使うフレーズとしては「いただきありがとう」を使うのが一般的です。 ただし本来であればどれも丁寧な敬語であり、使い分けする必要はありません。 「お取り計らいください」でもOKだけど…もう少し丁寧に! 「お取り計らいください」とする人も中にはいますが…私はオススメしません。 「〜してください」は「〜してくれ」の尊敬語「くださる」の命令形であるため敬語としてはOK。 目下のヒトにたいする言葉づかいや、社内あてのメールであれば問題ありません。 ですが「〜してください」は結局のところ命令形であるため、どうしても強い表現です。 もっと丁寧なフレーズがあるのですからそちらを使うのが無難。 とくに目上のヒトや取引先に何かをお願いするときには相手への気づかいが必要です。 「ご査収の上、お取り計らいの程 お願いいたします」「ご査収の上、お取り計らいの程 お願い致します」と言い換えすることもできます。 また「どうか」という意味の「何卒(なにとぞ)」をつかい、 「ご査収の上、お取り計らいの程 何卒よろしくお願い申し上げます」 としても丁寧です。 【例文】ご査収の上、お取り計らいの程よろしく〜 のビジネスメール全文 さいごに「ご査収の上、お取り計らいの程よろしく〜 の」を使ったビジネスメールや文書の例文を紹介します。 関西大学の関西太郎です。 この度は、次回面接のご案内をいただき、誠にありがとうございます。 さて面接日程の件、こちらでは特に希望する時間はございませんので、日時をご指定いただければ幸いです。 お忙しいところ誠に恐れ入りますがご査収の上、 お取り計らいのほど何卒よろしくお願い申し上げます。 メール署名• 人事部の佐藤です。 その際、各部署より講師として1名ずつ派遣していただき新入社員へ向け、 それぞれのテーマでお話いただけないかと考えております。 お忙しいところ恐縮ではございますがご査収の上、 お取り計らいのほど宜しくお願いいたします。 メール署名 例文にしたように「お取り計らい」を使うビジネスシーンは、何か依頼やお願い事をしたい時ですね。 他には感謝の意を示す時「お取り計らいをいただき、誠にありがとうございました」などとして、メール冒頭に使えます。 請求書が来ないときに催促するメール例文 【to 社外ビジネス取引先】 社外ビジネス取引先に催促メールで「請求書の提出を催促する」ときのビジネスメール例文。 相手から請求書が来ない、届かないときなどに使える例文。 メール件名:請求書送付のお願い(転職・ノマド) ビジネス 株式会社 経理部 〇〇 様(社外ビジネス取引先) いつもお世話になっております。 転職・ノマドでございます。 さて首記の件、以下の注文分に対する請求書が未だ到着しておらず、大変失礼とは存じますが、確認までに連絡いたしました。 まだのようでしたら請求書を頂戴したく存じます。 また、本メールと行き違いで手配いただいておりましたら申し訳ありません。 お忙しいところ大変恐れ入りますがご査収の上、お取り計らいのほど何卒宜しくお願い致します。 メールで案内をしていなければ、新たに催促メールを作る。 メール件名:精算申請書・修正および再提出のお願い 営業部 のまこ 部長(社内上司/目上) お疲れ様です。 経理部・ノマドと申します。 さて首記の件、のまこ部長よりご提出の以下申請書に関して不備があり、先般、社内便にて返送しておりました。 書類はお受け取りになりましたでしょうか。 なお、精算の締め日が11月15日までとなっておりますので、それまでにご対応頂ければ幸いです。 また、行き違いでご返送いただいておりましたらその旨お申し付けください。 お忙しいところ大変恐れ入りますがご査収の上、お取り計らいのほど宜しくお願い致します。

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「ご査収の程宜しくお願い致します」の意味や使い方を例文で徹底解説!

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取り計らうことの意味と敬語表現 取り計らうは、日常会話の中ではそれほど頻繁に登場しません。 しかし、ビジネスシーンや文書ではたびたび耳にする言葉です。 敬語表現ですが、使う相手を選ぶ必要がある点に注意しましょう。 よく考えて適切に対応すること 取り計らうは『取る』と『計らう』の二つの言葉から成り立ちます。 取りは、ほかの語について語調を整えたり語勢を強めたりする『接頭語』です。 動詞としての意味はなく、取りつくろう・取り決める・取り調べるなどほかの言葉と一緒に使われます。 動詞の計らうには、考えて適切な対応することや計画を立てることのほかに、相手の事情を考えて柔軟に対応する・手加減するという意味もある言葉です。 よって、両者をあわせた取り計らうは『(物事がうまく運ぶように)よく考えて適切に対応すること』を指します。 目上の人へ使うときは慎重に 目上の人に何かを指示されたとき「こちらで取り計らっておきます」と返事をすると、「よいようにやっておくので」と答えていることと同じになります。 必ずしもNGというわけではありませんが、使い方によっては高飛車な印象を与えることも心に留めておきましょう。 自分が相手に取り計らうときは『取り計らわせていただきます』や『取り計らい致す所存です』など、自分をへりくだる表現をするのがベターです。 取り計らい致す所存ですは、なじみの薄い表現でしょう。 ここでの取り計らいは名詞にあたり『取り計らい致す』で一語です。 動詞『する』の謙譲語として『致す』を使います。 『所存です』は、思うの謙譲語である『存じます』を漢語で表現すると『存ずる所』となることから、謙譲表現を含む言葉として目上の人にも使える表現です。 丁寧に言うときは『お』をつける ビジネスシーンでは、相手の行動に対して敬語表現が使われるケースがほとんどです。 丁寧・尊敬の接頭語を付けて『お取り計らい』と表現しましょう。 おかげさまで楽しい時間を過ごすことができました。 ・部長のお取り計らいがなければ、このプロジェクトは成功しませんでした。 ・クライアントとの折衝をお取り計らいいただき、心から感謝いたします。 ただ単に「ありがとうございます」と謝意を述べるよりも「お取り計りいただきありがとうございます」と表現したほうが、感謝とともに手間をお詫びする気持ちが相手に伝わるでしょう。 お願いするときに使える別の言葉と例文 相手にお願いするときは、お取り計らいではなく、別の表現に言い換えることも可能です。 シチュエーションによって使い分けましょう。 お力添えいただきますよう 『お力添えいただきますよう』は、依頼や要求をするときに多用されます。 助けるを意味する『力添え』に、もらうの謙譲語の『いただく』を合わせた言葉です。 相手のサポートやフォローが必要とするとき『お願い申し上げます』『お願いいたします』などの丁寧な依頼表現を伴って用いられます。 ・本年も引き続き、お力添えをいただきますようお願い申し上げます。 もう少しやわらかめに表現したいなら『いただければ幸いです』『いただければと存じます』などもよいでしょう。 類語表現として、ご協力・ご支援などもあります。 相手からの助力に対して使うときは、謙譲表現の『お~いただく』『ご~いただく』の形で使いましょう。 ご助力のほど 『ご助力(ごじょりょく)』は、手助けを意味する『助力』に、丁寧・尊敬の接頭語『ご』を付けた丁寧な表現です。 『ご助力を仰ぐ』『ご助力のおかげ』など、さまざまな使い方ができます。 お忙しいところ恐縮ですが、ぜひ助力のほどお願い申し上げます。 ・次の機会もよい結果が残せるよう、ご助力のほどよろしくお願い致します。 断定を避け、表現をやわらげる婉曲表現の『ほど』を付けることで『相手に配慮しながら手助けを仰ぐ』というニュアンスになります。 目上の人にも失礼な印象を与えません。 万障お繰り合わせの上は目上の人に使える? 催しをするにあたって、相手に参加をお願いする場合『万障お繰り合わせの上(ばんじょうおくりあわせのうえ)』という定型句が用いられます。 「いろいろご予定はあるかと思いますが、なんとか都合をつけて」の意味合いです。 この言い回しには相手に参加や出席を強制するニュアンスが含まれるため、目上の人はもちろん、プライベートで親しい友人に使うのは失礼にあたる場合があります。 お忙しいところ恐縮ですが、万障お繰り合わせの上、ご出席いただければと存じます。 お礼を伝えるときに使える別の言葉と例文 お取り計らいと似たニュアンスで、相手に謝意を伝える表現を紹介します。 お取り計らいよりも頻繁に使う言い回しもあるため、ひと通り覚えておくと便利です。 ご配慮いただき 『ご配慮いただき』の『配慮』には『よい結果になるように、あれこれと心を配ること』の意味があります。 いただくは『〇〇してもらう』の謙譲表現であわせて用いることが多いでしょう。 目上の人や取引先の相手などにメールで謝意を述べるときに添えると、相手から好印象です。 ・先日の上海滞在では、いろいろとご配慮いただきありがとうございます。 同じような表現として『お気遣いいただき』もあります。 お気遣いは体調不良や不都合があった際に、相手から言葉や行動で気にかけてもらったことへの感謝として使うのが適当です。 目上の人に使うときは、さらに丁寧な表現として『ご高配を賜り』もよいでしょう。 『高配』にはお心遣い・お気遣いの意味があります。 謙譲表現『賜る』を付けて相手を立てましょう。 ご尽力いただき 『ご尽力いただき』の『尽力(じんりょく)』は、文字通り『力を尽くす』という意味です。 『ご尽力いただきありがとうございます』や『ご尽力お願いします』など、お取り計らいと同様、感謝や依頼の場面で用いられます。 ・A社への対応の際は、お取り計らいいただきありがとうございました。 便宜を図るには「その人にとって利益になるように手を回す」の意味があり、政治家の汚職や不正に対しても用いられます。 同じ感謝の表現でも、受け取り方が変わってくるかもしれません。 場合によってはネガティブなイメージにとられるため、言葉を選んだほうがよいでしょう。 特に、目上の人や取引先など、悪い印象を与えたくない場面では避けたほうが無難です。 まとめ 取り計らうはビジネスシーンでは便利な言葉ですが、使い方によっては相手に失礼になる場合があります。 言い換えが可能な類語も多くあるため、相手やシチュエーションを見ながら使い分けるとよいでしょう。 適切なシーンで正しい敬語表現ができると、ビジネスでの信頼度もアップします。

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