私 たち に は ことば が 必要 だ。 私たちが大切にしていること|ことばと子ども支援室

11月3日 「共に絆を深める」シリーズ②互いを必要と認める(ローマ 12:5)

私 たち に は ことば が 必要 だ

あなたには、自分を守る義務がある。 自分を守ることは、口をひらき、声を上げることからはじまる- ソウル・女性刺殺事件をきっかけに、女性たちが立ち上がった。 今盛り上がる韓国ムーブメント。 いまから学んでも遅くはない。 一日でも早く、あなたと、新しいことばで、話がしたい イ・ラン ミュージシャン、映像作家 目次 I. セクシストに出会ったら 基礎編 0. セクシストにダメ出しする 実践編 7. ここまでイヤイヤ読んできた人のためのFAQ この本クラスの衝撃はしばらくないかもしれないという、「強い」一冊でした。 タイトルに「」と入っているように、韓国でも盛り上がっているに関する本で、『82年生まれ、』の絡みで手に取ってみましたが、「家に置いてある本を長男が先に読む」という最近のパターンにこの本もばっちりハマりました。 ところが、『』を読んだときは、神妙な顔をして男女差別の問題点に向き合っていた よう太(中3)は 、この本については、「自分はセクシスト(性差別主義者)でもいい!」と、苛々した様子を隠さなかったのです。 それほどに強烈な内容です。 読んでみると、確かにその通りで、この本は基本的に男性に向けては書かれていません。 『』は、自称の男性も読める隙があった(そして最後に「お前もだよ!」と糾弾される…)のですが、この本では、最初から最後まで男性陣はずっと非難の対象となります。 そもそも、が原因の江南(カンナム)駅殺人事件がきっかけとなって「声を上げ始めた」女性、そしてまだ「黙っている」女性を鼓舞するために書かれたこの本の立場として、男性にも理解者はいる、というスタンスを少しでも見せてはならないのだと理解しています。 つまり、男性側の、いかにも分かっている風の「説得」を受けて(不満を抱えたまま)黙り込んでしまうような女性に対して、女性であるあなたは、(相手の言うことは無視して)あなた自身が差別を受けたと感じている、その経験だけをもとに声を上げていいのだ、と伝えようとしているのです。 「個人の経験」に勝つ男性側の意見や説得は、そもそもあり得ないのです。 この本のスタンスを理解するには「はじめに」と11章(最終章)を読むといいと思います。 この本でたくさんの読者を得るつもりはこれぽっちもありません。 これを書いていた頃、私は、話し相手から必死に共感を得ようとすることに、もううんざりしていました。 なので本書には、不親切に感じられるところが多々あるかもしれません。 しかし、韓国で女性を含むマイノリティとして生きてきた方なら、この本を読むのに必要なくらいの直観はすでにお持ちでしょう。 性差別を受けて一度でもくやしい思いをしたことがある方なら、最後までつかえることなく読み進めることができるはずです。 (p14)• この本は理論書ではありません。 会話につまったとき使えるマニュアルだと思ってください。 世間に山ほど出回っている「とっさの旅行会話ベスト100」みたいなものと思っていただければいいのです。 本書では、「女性が経験する差別」をめぐる会話だけをご紹介します。 (p16) 女性として生きている「あなた」は、すでに「直観」を持っているが「ことば」を持っていない、そこに必要なのは「勉強」ではなく「ことば」なのだ、というのがこの本のスタンスです。 について「勉強」したいと考えている男性(当然、女性としての「直観」を持ち合わせていない)は、読者として全く想定されていません。 したがって、この本の面白いところは、そもそも対話を開始することを前提としていない、ということです。 女性が、性差別に対して男性を「説得」するのは「善意」であり、そこでの苦労を女性が強いられるのは筋違いなので、どの部分をとっても「答えない」「相手にしない」という選択肢が常に示されます。 そのうえで、実際に対話をした場合にも、「兵役を果たさないのに権利ばかり主張する」と文句を言うから、「俺は断じてセクシストではない」と言い切る理論派まで一刀両断にぶった切り、まさに「とっさの旅行会話ベスト100」の様相を呈しています。 p165図 p178表 p196 11章の「ここまでイヤイヤ読んできた人のためのFAQ」がとても強烈で、この章だけを読んだ男性は皆イヤな想いをすると思いますが、どれもレビューなどで短い言葉での批評として書かれやすい内容なので、先回りをしているのでしょう。 p204 この本を読んで、最初は、ここまで対立を煽るのはどうか、とも思いましたが、そもそも「性差別」は「性対立」ではなく不平等です。 その不平等を、格差を埋めていくために、女性には「ことばが必要だ」ということなのでしょう。 それでは男性には何が必要なのでしょうか。 最初に書いたように、女性に備わっている(差別の体験などを踏まえた)「直観」は、男性は持っていません。 月並みではありますが、常にそのことに意識的になって、謙虚に相手の言うことに耳を傾ける。 勿論、できるだけひとりでも勉強は続ける、そうしたことが必要なのかなと思いました。 rararapocari.

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司書の出番 » 「私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない」 イ・ミンギョン著

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私たちは互いを必要としています。 今日のみことばはある訳では「私たちはキリストにあって一つの体を構成しています。 ですから、私たちはみな互いに属しているのであり、一人ひとりが互いを必要としているのです。 」とあります。 互いを必要としていることを認めにくくさせているものがあります。 代表的なものは個人主義とプライドです。 前者は自分ひとりで何でもやってゆける人が優れた人と思うことであり、後者は人に助けを求めることは弱いことであり恥ずかしいことであると思わせます。 しかし、そのどちらも神様の御心からは大きくずれています。 「人がひとりでいることは良くない」創世記2:18このことばは人間に罪が入る前、つまり神と共に神の家族の一員として完全な世界を生きている時にすでに神様がおっしゃったことです。 神様は孤独を嫌われます。 すべての人は孤独で、孤立した者として生きるのではなく神の家族の一員として、神の家族に属する者として生きることを願っておられます。 それがキリストのからだの一部、器官として生きることです。 他人と比べて生きるということは人との違い、溝が深まり、大きくなるだけで結果的に孤立・孤独に向かうことになります。 神の御心に生きるのではなく、人からの称賛や価値判断に生きようとすると互いに離れてゆきます。 私たちはキリストにあって一つの体を構成しています。 一人ひとりが互いを必要としているのです。 神の家族の一員として歩んでまいりましょう。

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「ことば」をめぐる冒険 紀伊國屋書店員さんおすすめの本|じんぶん堂

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でもおなじみ、韓国のフェミニズム出版社ボムアラムが執筆・編集・デザイン・発行まで手がけた書籍の日本版です。 世界各地、さまざまな国籍、時代、活動分野で夢に向かって行動した女性たちの人生を、現代に生きる女性アーティストとともに検証する。 それがそのまま込められたタイトル「꿈을 그리는 여자들 일러스트 위인전」、日本版もそのまま訳しています。 本書を初めて知ったのは、『私たちにはことばが必要だ』刊行記念で、著者イ・ミンギョンさんはじめボムアラムのみなさんが来日した2019年2月でした。 日本版より一回り大きいサイズ、本編とともにカラリング版(ぬりえ)も同時発売と、なかなかチャレンジングな企画、日本では難しいかな、というのが第一印象でした。 今となっては頭が固かったですね(苦笑 その後、TOKYO ART BOOK FAIR(TABF のフェミニズムブースに誘われて出店することになり、韓国フェミニズム関連のものを売ってほしいといわれてボムアラムのグッズ、原書を販売することになり6月にソウルに。 そのとき『夢を描く女性たち』は文字も少ないから簡単な訳文付けますよ、と言われてお願いしたら、あっという間にすてきなデザインの冊子にして送ってくれてびっくり。 スピード感とデザインセンスにいつも驚かされています。 この冊子効果もあってTABFでは本編が完売、その後秋にかけてのブックフェス用に追加で仕入れてもすぐ売切れ、と好評でした。 あらためて訳文とともにこの本に向き合い、女性偉人のセレクト、その信念や行動、そして韓国の現代アーティストの作品のすばらしさ、力強さを実感し、日本版刊行を決めました。 ただ、原書には20人の女性偉人が収録されていますが、日本人はいません。 掲載されている多くの韓国女性は、日本による植民地時代に声を上げ、抗日運動を行った人たちです。 この歴史の事実を受け止めつつ、どのような形で日本で刊行するか。 悩んで考えたのは、日本版にあらたに数名を加えること、なるべく原書にない地域で、原書で貫かれているテーマに沿った人選をすること、そして日本のアーティストにその女性を描いてもらう、ということでした。 人選については、かなり悩みましたが11月にまたソウルに行きボムアラムの編集長イ・ドゥルさん、デザイナーウユニゲさんと話して確定、そこから日本版の原稿を依頼し、イラストレーターさんを探してお願いをして、と進行していきました。 それぞれの解釈のイラストが、本当に最高です! 翻訳・尹怡景さん、日本版原稿・竹花帯子さん、デザイン・小松洋子さん、校正・山本久美子さん、版権仲介・ナムアレエージェンシー木下美絵さん、今回もオール女性での制作となりました。 進行中のエピソードは尽きないのですが、ふたつだけ。 今回、文章に出てこないことばがあります。 それは「彼女」。 翻訳の尹さんに確認したところ、原書で意識して使っていない、そこは気にしてほしいとのこと。 彼の女、ではないという意志の現れに、背筋が伸びました。 どのように表記したかは、ぜひ本書をごらんください。 そして、手にしたみなさんに好評の表紙デザイン、原書のデザインを踏襲しつつ、色味を変えて帯をつけました。 原書は本編が緑で、カラリング版が深い赤。 これを踏まえての色は何か…しばらく悩み、ふと思いついたのがドーンパープル。 松任谷由実さんの歌のタイトルで知ったことばですけど、夜明け前の空の色、生まれるときに感じる色、とされる色だそうです。 これから夢を描く、その前の色という意味でいいのでは?と画像を集めたりしていたら、なんと小松さんからイメージどおりの色でのデザインが届いたという…ほんとの話です。 帯を開くと日本版追加女性たちが現れます こんなふうにできあがった本です。 この混迷する社会に生きるなか、自らの意思で世界を切り拓いてきた女性たちの行動は、私たちに勇気を与えてくれます。 この本が何かの力になればうれしいです。 よろしくお願いいたします。 (宮川).

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