あーあ お前 の せい です。 【アイマス・デレマス】千夜「お前のせいですあーあ・ば~か」とは?【千夜ちゃん】

お前のせいで感染が拡がる―「コロナ差別」に遭った訪問看護師が、あえて体験をツイートした理由: J

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風邪をひいたのはお前のせいだと言われています。 旦那ではなく彼氏なのですが、どうか聞いて下さい。 同棲して同じ布団で寝ています。 電気毛布があるのですが、暑いと言われていたので端に寄せてありました。 昨日彼氏は風邪を引いていたのですが暑い暑いと言っていました。 私はすごく寒かったので寝ている場所を交換してもらいました。 朝起きたら、頭が痛いのはおまえのせいだと言われています。 「やっぱり寒かった。 寒いのを解っててわざと交換しただろ。 一日寝れなかった」と言われます。 寒けりゃ私を起こしてそれを言いなさいよ! 電気毛布移動するなり着込むなりするでしょと言いましたが、お前が悪い、意地悪だと聞く耳持たずです。 すごく頭にきているので冷静に考えられません。 第三者様の意見を聞かせて下さい。

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スクープTV七瀬なつみさん「感染した?しんどい?検査が受けれない?国のせい?保健所のせい?医療崩壊? 全部お前のせいです」→批判殺到

あーあ お前 の せい です

息抜きに書いてたらいつの間にか完結してたので投稿します。 カラ一、主に一松視点の小説です。 いつもボコられてるけどなんだかんだやっぱりお兄ちゃんなカラ松が、意地っ張りな一松の弱い部分を引き出して甘えさせてます。 16話見て「ああやっぱり一松はなんだかんだ兄さんの事好きなんだろうな」としみじみ母親のような目で見ていました。 ほんとかわいい…2人ともかわいい…読み終わって温かい気持ちになっていただければ幸いです。 描写は大したことないですが、口に指つっこんだりするので苦手な方はご注意ください。 ーーーーーーーーーー ブクマありがとうございます!あったかいタグめちゃめちゃ嬉しいです…読んでくださった皆さんに感謝です。 僕は基本、自分の気持ちを抑え込むタイプだ。 そりゃ自分を主張する時だってない事もない。 でも僕は兄弟たちの行動に合わせたり、その場のテンションでのらりくらりと動くことがほとんどだ。 はいはいほんとゴミですねー。 別にそれがストレスになってるとは思わない。 でも日々の兄弟の行動、猫との接する時間、歩く街中の人々、自分を取り巻くもののちょっとした事に気づいて、その時感じたモヤモヤを胸の中に少しずつしまっているうちに、それが膨らんで消化不良を引き起こすのだ。 ほんとに些細な事だ。 喧嘩してる男女を見たり、兄弟からの悪意のない棘のある言葉や、出かけたときの生ぬるい風とか。 自分でも至極どうでもいい事を気にしている自覚はある。 でもしょうがないよね。 性格ねじくれ曲がってるし、それも自分で分かってるし。 そうやってチリも積もればなんとやらで積もりに積もったモヤモヤした気持ちをやり過ごそうと、誰もいない居間で丸まったまま石のようにじっとしていた。 皆が出かけてくれていて助かった。 いつも6人で当たり前のようにいるから、何だかおいてきぼりを食らったようで変な気分だが、こんな時は1人でじっとしているに限る。 静かな部屋に1人。 無音の世界に意識を放り込もうと目を閉じる。 だがそんな静寂と孤独を易々とぶち壊しやがったのは、静寂と孤独を愛しているはずのイタ松ことクソ松だった。 頼むから死んでくれ。 いや、むしろもうこの場からいなくなってくれるだけで許してやる。 なんでこんなタイミング悪いのこいつ。 舌打ちをするのすら億劫で、チラリと存在を一暼してすぐに視線を逸らした。 何も反応しなければ機嫌が悪いと勘違いして2階にでも移動するだろうと思ったからだ。 頼むからほっといてくれ。 だが空気の読めないクソ松は僕が反応しない事に何かを感じ取ったのか、「一松?」と声を掛けながらあろうことか僕の前に正座をして向かい合ってきた。 ってオイちょっと待て。 何で出ていかないの?!いつもみたいに鏡見て自分に見惚れていればいいのに、今日に限ってどうしたギルトガイ! 鏡ではなく呆気に取られている僕をじっと見つめるカラ松は「どこか悪いのか?元気がないようだが…」なんてほざいてる。 元気?んなもんねぇよ!見りゃ分かんだろ。 正直もう今泣きたいくらい辛い。 でもそんな事言えない。 言いたいのに言えない。 言いたくないけど言いたい。 察しろよバカ。 そんなんだから頭からっぽのバカラ松なんだよ!!! 言いたい事を全部脳内処理してるせいで脳みそがキャパオーバーでパンクしそうだ。 ぐっと息を飲んでその圧に耐えて、これ以上気持ちに踏み込まれないように顎に掛けていたマスクを鼻までずり上げようと手を掛けた。 だが何故かその腕を捉えられ、一松は不機嫌を隠そうともせず、むしろ殺意を込めた目でその手の主を睨みつけた。 「ダメだ、一松。 」 駄目?は?くそ、そう言っていつも以上に真っ直ぐ見つめてくるカラ松の視線が痛い。 もういいからほっといてくれ。 ふだんなら「何なんだよクソ松!!!」を皮切りに罵声を浴びせるところだが、生憎と今日はそんな余裕はない。 口を開けるだけでため息や弱音、自分の弱さが溢れてしまう。 それほど切羽詰まる時が度々ある。 そんな時はほっておいてくれるに限るのだ。 友達の猫にだってこんな気持ちで会いたくないから、その日は窓や戸を閉めて完全に引きこもる。 隔離された四角い空間に口を閉じて、気持ちを内に閉じ込めて、どろどろとした気持ちをぐるぐると体内で暴れ回らせる。 そりゃもう苦しい事この上ないが、時間がたてば自然とそれは一松の体の一部となって、辛かった苦しさは嘘のようになくなる。 そう、いつもの事。 ほっといてくれればいいんだ。 なのに、掴まれた右腕が熱すぎて動く事が出来ない。 いつもなら振り払えるのになんで。 なんで。 頼むからどっか行けよバカラ松…! 「一松」 小さくても無駄に良く通る声が俺の名前を呼ぶ。 悔しい事に、視線を離したくても離せない。 「ちょっと口を開けてくれないか?」 ……は? あぁん?あーんしろってか。 あーんしろってか?この状況でおくちあーんしろってか?!脈絡もクソもねーな!急になんなの馬鹿なの?うちの次男坊馬鹿なの?!知ってたけど! 突然の事に軽く脳内がプチパニックだ。 だけどそんな時にカラ松が困ったように眉を下げながら「…な?頼むから」なんて弱々しげにいうもんだから、ついうっかり。 別に絆された訳じゃなくてつい!うっかり!僕はカラ松に向けて普段でもそんなに開く事のない口をぱかりとあけてしまった。 まじなんだこの絵面。 居間の真ん中に2人の成人男性が正座して顔突き合わせて、1人は真面目な顔、もう1人は馬鹿みたいに口を開けて一言も喋らないとか。 シュール通り越してホラーだわ。 サイコパスだわ。 滑稽な図を想像して喉の奥で笑ったつもりが、口を開けていたせいでふへ、と間抜けな笑い声が漏れてしまった。 しまったと思った時にはもう遅くて、目の前の男は一瞬キョトンとした顔をしていたと思えば釣られるようにふふ、と幸せそうに笑った。 ………あっマジで死にたい。 多分、いや確実に僕の顔は真っ赤だ。 このまま全身から火が出て燃え死んでしまいたい。 悔しくていつものように唇を噛み締めようと口を閉じかけた瞬間、「あ、ちょ」と慌てた声と共に口に柔らかい物が突っ込まれた。 「んむっ?!」 「す、すまん!でも、口を閉じないで欲しくてな…頼むからそのままで、いてくれない、か…?」 すまない、と呟きながら自分の人差し指を僕の口に突っ込むカラ松。 おいシュールな絵面が余計シュールになっちまったぞクソ松。 なんなんだよ一体。 急に突っ込まれた指が苦しくて舌で押し返す。 閉じないでくれるか?と念押しのように聞いてくるカラ松に緩くうなずいてみせれば、安心したように口から柔らかい物が出ていって、僕の舌の上にはなんとも言えない喪失感が残った。 それからまた僕はそろりと馬鹿みたいに口を開ける。 自主的に開けちゃうあたりほんと僕も大概だよね。 分かってたけど。 大体クソ松、ほんとに何考えてんだろ。 口を開けっぱにしてろとか。 俺の口に指を突っ込みたかっただけには思えないけど。 ふと視線を下げれば、目の前には俺の唾液でてらりと濡れたカラ松の指と、相変わらず俺を真っ直ぐな目で見つめるカラ松。 相反するもの同士がいっぺんに視界に入りこんできて、なんだか非常にむず痒い。 背徳感?ってやつだろうか。 それから舌の上の、消えない喪失感。 ああもうぜんぶ、全部あいつが悪い。 全部あいつのせいだ。 訳分かんない事して、ねぇ俺をどうしたいの。 俺分かんないよ。 言ってくんなきゃ、なにも分かんないだろ。 じくじくと襲う喪失感に胸がいっぱいになっていく。 ひくっ、と口元が痙攣する。 あ、これはまずい。 気付いた時にはカラ松の手を掴んで、その指を自ら口へと突っ込んでいた。 「い、一松?!」 当然のごとく驚くカラ松。 そりゃそうだ。 でも知ったこっちゃない。 知ったこっちゃないほど僕には余裕がなかった。 なんせ溢れる涙と嗚咽を止める事で精一杯だったから。 「っふぐ…ぅ、あうぅ…う…っ」 溢れて溢れて止まらない。 全部こいつのせいだ。 こいつの指のせいでえずきそうになって、苦しくて苦しくて、だから、こんなに涙が出るんだ。 そうに決まってる。 全部、全部。 止まらない涙が頬に熱い筋をいくつも作っては膝小僧に染みを増やしていく。 膝小僧が冷たいのも、胸がこんなに苦しくて堪らないのも、全部全部、あいつのせいだ。 「辛いよ…馬鹿野郎…ばか、ばか…なんでこん、な…抑えてたのに……ずっと我慢してたのに…お前のせいだ、お前のせいだ、お前、の…っぅ、ううぅ……」 開きっぱなしの口からだらだらと唾液が溢れてカラ松の手首まで流れ落ちる。 そこに涙も混じってもうぐちゃぐちゃで汚いことこの上ない。 「一松」 なのにあいつは、そんなのお構いなしって顔して、俺の口に指も突っ込んだままで。 「泣いてくれてありがとう。 うん、俺が全部悪いんだ。 ごめんな、ありがとな。 ありがとう。 」 そう言って子供をあやすみたいに俺の頭をくしゃりと撫でながら、また困ったように笑うんだ。 ありがとうじゃねえよ、勝手な事ばっかしやがって。 無駄に兄貴顔すんな。 泣いてくれてありがとう、だ?よーしそんなに泣かせたいなら泣いてやるよ。 お前のご自慢の洋服もぐっちゃんぐっちゃんのドロドロになるまで泣き散らかして、溜めてた鬱憤もお前が抱えきれなくなるくらい吐き出してやるから覚悟しろよ。 あーあ、お前のせいで弱くなったなぁ、僕。 いいか、全部お前のせいなんだからな。

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スクープTV七瀬なつみさん「感染した?しんどい?検査が受けれない?国のせい?保健所のせい?医療崩壊? 全部お前のせいです」→批判殺到

あーあ お前 の せい です

(くそっ、バトレーめ……毎日毎日、私に電極を刺したり毒を飲ませたりと……) (いくら私が不死だとはいえ、痛い思いをさせられるのは嫌いなんだよ) (むしろ不死だからこそ、死ぬほどの痛みを何度も経験するのが嫌だというのに……) C. 「ひっ、こ、ここはどこですか!?私、どうしてここに!?」ブルブル 研究員A「なんだ……何を言っているんだ、こいつ?」 バトレー「まさか、これまでの実験の影響で、人格が変わったのか?」 研究員A「人格だけではありません、額の紋章も消えています!……」 「一体、何が起きたのか……」 C. 「やめてええええ!いだいいだいいだい、いだいでずぅ~!」 「ごめんなざいごべんなざい!何でもじまずがらほんどにやめれええ!」ボロボロボロ 研究員B「……ダメですね……何をしても、泣き叫んだりわけのわからないことばかりを……」 研究員C「生体サンプルも、今までと異なる活性を示しています……」 バトレー「これでは、実験の続行が……クロヴィス殿下に報告してみるか……」 C. (ふふっ、"私"には悪いが、しばらく封印状態で休ませてもらおう……) (元に戻るトリガーは、「シャルル」にしておいた) (クロヴィスやバトレーが私の前でその名を口にするならば、) (実験どころの状態じゃないだろうからな) (さあて……久方ぶりにゆっくりと休むか……)ZZZzzz...... (ふわあ~、よく寝たぞ……寝てる間にトリガーはなかったようだな) (さて、"下界"では何日くらい経ったのか……どれどれ?) (…………む、どこだ、ここは?どうも研究所ではないようだ……地下道か……?) ルルーシュ「……何なんだよお前は……ッ!」ハアッ ハアッ… 「お前のせいなんだろ、この騒ぎは……なあッ!?」 「しかもブリタニアは……ブリタニアが、スザクまでも……ッ!」 C. (……あれ、見つけた?……私の…………) (……いや待て、なぜ知らない間にルルーシュが私の目の前に!?) C. 「ううっ……ひっく、ひっく……」 ルル「くそ……俺はどうしたらいいんだ……」 C. ("私"の記憶を読んで、やっと理解できた……そうか、私は護送される途中だったのか) (どこかの馬鹿なテロリストが、私を化学兵器だと思って強奪するために襲撃した、と) (ルルーシュに出会えたことは幸運だったのか……いや、必然かな……?) (しかし……お前に"王の力"を与えるために、私はお前を探していたというのに……) (やっと見つけたこんな時に、どうして私はコードを封印しているんだ!なぜだ!) (…………痛いのが嫌だったから、自分から封印したんだった……) (私の経験の中でも、ワースト3に入るほどの失態だ……!)ガックリ… C. 「……あの……ご主人さま……?」 ルル「……ご主人様はやめろ、お前は俺の奴隷なんかじゃない」 C. 「あ、あの、それでは……どうお呼びすればよろしいですか……?」 ルル「……ルルーシュ」 「ルルーシュ・ランペルージ……それが俺の名だ」 C. 「ルルーシュ、様ですね……あの、す……すてきなお名前ですね……」 ルル「……」 C. (そうだ、確かトリガーは……「シャルル」にしていたな) (こいつが父親の名を、「シャルル」を口にしさえすれば、元に戻れるじゃないか!) (……ところで、どうやってその名を言わせよう?) (そもそも、"私"という人格に全ての感覚を委ねる代わりに、 (こちらからは"私"を全く操れないんだった……) C. 「あの……ルルーシュさま?」 ルル「……なんだ?」 C. 「ここ、なんだか臭いですし、不衛生な感じですよ……?」 「長居はお身体によろしくないかと……」 ルル「……お前、なぜ俺たちがここにいるのか、分かってないのか?」 C. 「えっと……確か、どなたか男性の方が殺されて……」 「そして、ルルーシュ様がわたしを、ここまで……その、お連れになられて……」 ルル「……そうか、わかっているじゃないか」 「その、どこかの男というのは、俺の親友だよ……!」 C. 「!!」 ルル「ハハッ、まるで喜劇だ……数年ぶりに再会したと思ったら、すぐに撃たれて死ぬなんてな」 「俺を、俺なんかを助けようとして……」ググッ… C. 「あの…………そ、その、わたし……のせい……」ジワ… 「ですよね…………っ……」ポロポロ ルル「…………」 「……いや、必然だろう、そうなるしかなかった……そういう"ルート"だったんだ……」ググッ C. 「……?」ヒック… ルル(……くそ……この俺の無力さが、身悶えるほどに恨めしいッ!)ガッ! 「ひっ!」ビク ルル(俺に、俺に力さえあれば……あるならばッ!)ガッ! (力……ッ!力が……欲しい……ッ!)ガシッ! 「ルルーシュ様……?」ビクビク C. (……猛り狂う若獅子、というところか) (今ならすぐにでも、私との契約に応じるだろうに……)タメイキ ルル「…………」ハァ…ハァ… 「……悪かった、怯えさせたな……この事態にお前は何の責任もないだろうにな」 C. 「……」ションボリ ルル「それよりもお前は、一体どうして護送されていたんだ?」 C. 「それは……よくわかりません……」 「気づいたら、冷たい部屋の中にいました……」 ルル「気づいたら?その前はどこにいたんだ?」 C. 「……それが、思い出せない……です……ゴメンナサイ……」 ルル「思い出せないだと?」 C. 「子供の頃の思い出はあるんですが……そこから先が、ぷっつりと……」 ルル(……ショックによる記憶喪失か?) (余程ひどい拷問を受けたんだろうか……) C. (ふむ、シスターに出会う頃の記憶だな) (まだ私が、"私"でしかなかった頃の記憶だ……だいぶ幼い状態だな) ルル「……お前の名は?」 C. (!!!うわ!それを聞くかお前は!?) (って、普通聞くだろうな、初対面ならまず最初に……) (やめろっ、頼む言うな"私"!C. と応えろ!本当の名は過去と共にもう捨てたんだ!) (って今の"私"がまさにその過去じゃないか!やめろ、お願いだやめてくれええ!) C. (……隠してたのに……数百年間、誰にも言わずに隠してたのに…………) (あっさり言っちゃったよ、この子は……)ウルウル… C. 「あっ……でも……」 「その……できれば、C. (シーシー)とお呼びください……」 ルル「シーシー?ああ、頭文字か?」 C. 「はい、その……蔑称でお呼びいただく方が、わたくしも気が楽になります……」 C. (……でかした、いいぞ"私"!見事なロングショットだ!) (微妙にニアミスしている上にかなり手遅れだが、この際許そう!) ルル「変なヤツだな……シーシーか、それは蔑称と言うより、愛称だな」 C. 「ごめんなさい……私には、よくわかりません……」 ルル「いや、返事を期待したわけじゃない」 「とにかく、シンジュクゲットーから出ないことには……」 「租界に戻りさえすれば、安全な場所はいくらでもあるからな」 ルル「こうなった以上、できるだけ助け合って脱出するぞ」カツカツ 「俺についてこい、いいな?」 C. (ついてこい、か……ふふっ、頼もしいことを言うじゃないか、坊や) (危機に際して心躍る、か……私の見込みは正しかったようだな) C. (しかし、事態は本格的にまずい状況だ) (バトレーとクロヴィスは、死にもの狂いで私を追ってくるだろう) (それに、シャルルには秘密で私を実験台にしていた以上、) (私の存在を知った者は皆殺しにするはずだ……) (まずいな、おそらくルルーシュも、私といっしょのところを見つかれば……) (くそっ、何とかして"私"をこちらから操れないものか……!) (そうすれば坊やに、シャルルの名を口にさせることができるかもしれないのに……!) C. (……ん、ちょっと待てよ?今、なぜ"私"はC. の名を口にしたんだ?) ("私"だった頃には、C. なんて名は使わなかったし誰にも呼ばれたことがなかった) (なぜそのような発想が………………そうか、そうなのか?) (深層心理からの欲求という形でなら、私は"私"に行動を促すことができるのか?) (なるほど、トリガーの原理の逆か……これは気づかなかったな) (よし!ならば……シャルルシャルルシャルルシャルル……)ンムムムムム C. 「……あっ、あのっ!」 ルル「なんだ?」 C. 「その……ああっ、ごめんなさい!」 ルル「何がだ?先を急がないと……」 C. 「ひっ!」ビクッ! ルル「……そんなもの、後でいくらでも食えばいいだろうが!」 「今はここから抜け出すことに集中しろッ!」 C. 「はっ、はいっ……!」ブルブル ルル「ったく……何を考えてるんだ……」ブツブツ C. (くそっ、巻き毛のインパクトが強すぎたか!おのれシャルルめ!) (次に出会ったら、巻き毛をみな切り落としてやる!) C. (しかし、シャルルの巻き毛からロールケーキを連想するとは……) ("私"と私の知識の違いが大きいので、情報がうまく伝わらないのか?) (ふむ……では、もう少しからめ手からイメージしてみるか……)ンムムムムム C. 「……………………」テクテク ルル「……………………」カツカツ C. 「……ルルーシュ様……?」 ルル「……今度はなんだ?」 C. 「ルルーシュ様には、その……ご家族は……いらっしゃいますか?」 ルル「……それが、今の状況と何の関係があるんだ?」 C. 「いえあのっ!……その、だ、黙っていると、」 「ルルーシュ様がその、退屈……なされないかと……」ソワソワ ルル「……おかげさまで、全く退屈などしていないさ、今・は・な?」 C. 「わたしは、生まれてこのかた……家族がなくて……」 ルル「……捨て子か?」 C. 「そ、そう……です……」 「シスターだけが……私の、ほんとうの家族みたいな感じでした……」 ルル(ふむ、孤児院に入っていたのか) C. 「ご家族……いいですね……」 ルル「ああ……妹だけだがな、いるのは」 C. 「えっ、えっ?」 ルル「両親はいない、妹と二人だけで生きてきた」 「その妹も、身体が不自由でな」 C. 「そう……なんですか……」テク…テク… ルル「もし、俺がここで死ぬことになると、妹は……」グッ… 「……だから俺は、妹のためにも、是が非でも生き残らないとならないんだ」 C. 「…………ゴメンナサイ」ウルッ… ルル「ん?どうした?」 C. 「やはり、ご迷惑……だった、です……ヨネ……ワタシ……」ウルウル ルル「…………あんな状況にある女の子を、捨てておけるわけがないだろう」 「腐ったブリタニア人なら、構わずに無視するだろうがな」 C. 「…………」 ルル「ただ、この先はお前も生き残る努力をしろ」クルッ 「歩き疲れても、かついだりしないからな、俺は」カツカツ C. 「だ、だいじょうぶですか……?」 ルル「なっ、何がだ……」ハァハァ C. 「いえ、あの……ルルーシュ様、かなりおつらそうな……」オロオロ ルル「だ……だいじょうぶ、だ……」ハァハァ 「普段は、こんな、長距離を、急ぐことが、ないんでな……」ハァハァハァハァ C. 「なっ、なにかお荷物があれば、私が…………ないですね……」 ルル「気に、するな……だいじょう、ぶ、だ……」 「シーシーも疲れたろう?ちょっと、休むか……?」ハァ… ハァ… C. 「……(こうなったら!)……よいしょ」 ルル「バッ、んな、何をする!なぜ俺の腕をとる!?」 C. 「どっこいしょーっと」グググ ルル「バカッ、俺を支えたら、お前が疲れるだろうが!」 C. 「だいじょうぶです!私、こう見えても死体を片付けたりしてましたから!」エヘン ルル「っし、死体だとおッ!?」 C. 「死体です!あれって、自分で立ってくれないから、すっごく重たいんですよ!?」 「ルルーシュ様はまだご自分でお立ちいただけるので楽勝です!お気になさらず!」 ルル「いやいや!そういう問題じゃないだろう、おい!」 「孤児で、死体運びしてて、拷問受けてって……」 「シーシー、お前一体どんな人生を送ってきたんだ!?」 C. 「うーん……たいへんな人生……ですかね……」 ルル「大変ってどころじゃないだろう!」 C. 「大丈夫です、わたしは、絶対にルルーシュ様を助けます!ご安心を!」ヨイショヨイショ ルル「待て、今は俺がお前を助けてるんじゃないか!」 C. 「ひいいいっ!」ガバッ!! ルル「うわ!ケータイか!」ゴソゴソ… 「……シャーリーだ……(ピピッ!! )……もしもし?」ボソボソ シャーリー「ルッルーッシュ!どーこ行ってんのコラー!」ギャオ-!! ルル「おっ、大声を出すなシャーリー!」 シャーリー「ルル、また授業サボったでしょ!!今どこにいんの!!!」 ルル「望んでサボったわけじゃない、不可抗力だ!」 シャーリー「なによ……ふかこうりょく?って?また訳のわかんないことを!」ガオ- ルル「いま詳しくは話せないが……ちょっとトラブルに巻き込まれた」 シャーリー「ええっ!?トラブル?何があったの?」 ----------- ミレイ「なになに?トラブルですって?なんだか危険な香りが漂ってきてるのかなあ?」 リヴァル「シャーリー、そんなことより、次にバイクが止まったらお前に押させるって言ってよ」 ----------- シャーリー「えっ、うん……ルル、リヴァルが、次はルルにバイク押させるって」 ルル「今それどころじゃないんだって!また後でかけ直す!」ピッ ----------- シャーリー「ルル?あれ、もしもし、もしもし?」 「……ああっ!切っちゃったよルルのやつ!」 ミレイ「えっ、電話切られたの?」 シャーリー「また掛け直すって……なんだか、切羽詰まった感じでしたけど……」 ミレイ「あら~……」 リヴァル「あっ、そういや……あいつ……」 シャーリー「どうしたの?」 リヴァル「いやね、姿を消す直前、あいつ事故したトラックに近寄ってたんだけど……」 「そのトラックがいきなりまた動きだして、どっか行っちゃったんだよね」 「警察がそれを追いかけてったんだけど、まさか……いっしょに……?」 ミレイ「んー、それは怪しいわねぇ……」 シャーリー「ええっ!ルルが、逃亡犯といっしょに逃亡!?」 ミレイ「でもおかしいわね、今のところ、そんなニュースは流れてないわよ?」 リヴァル「マジっすか?」 「けっこうド派手な事故だったし、警察や軍も動いてたはずなんスけどねえ……」 シャーリー「ええー……どうしよう、ルルが……」 「警察に電話してみよっか……」オロオロ リヴァル「ちょっと落ち着けって、シャーリー!また掛け直すって言ったんだろ?」 シャーリー「うん……でも、もしルルがいま誰かに襲われたりしてたら……」オロオロ 「そんで、両腕を縛られたら……ルル、電話できなくなるよっ?」オロオロオロオロ ミレイ(ほんと、彼のことになると全力になっちゃうのねぇ……)クスッ ルル(今は、電源を切っておいた方がいいな……)ピッ ピ-ッ 「全く……びっくりさせる……って……」 C. 「……」ブルブル ルル「……おい、何を頭を抱えてしゃがみこんでるんだ?別に大丈夫だぞ?」 C. 「はっ……はひ……今のは、いったい……」ウルウル ルル「ただのケータイだ、驚かせて済まなかったな」 C. 「け……けーたい……え?」ブルブル ルル「ああ、ケータイだ……って、」 「シーシー……お前、まさかケータイを知らないのか?」 C. 「何ですか、それは……」ブルブル ルル(何ィ!ケータイを知らないだと!?) (今どき、ジャングルの奥地の住民だって持っていそうなモンだぞ!?) (シーシーは、一体どういう環境で育ったんだ……?) C. (む、まずいな……さすがにケータイを知らないのは異常に感じるだろうな) (今の"私"が知ってる文化レベルは中世あたりのはずだ) (これ以上、私の過去に触れられるのも望ましくないしなあ……) (どうやって誤魔化すか……どんな"誤魔化す"イメージが一番しっくり来るか……) (……中世に、電話に似たものなんてあるわけないじゃないか……) (無理だ、"私"のなす事に任せるしかない……)ハァ… C. 「あのっ!それって……一体どんなものですか……?」 ルル「……いや、要するに持ち運びできる電話だけどな……電話はわかるよな?」 C. 「で……でんわ…………」 ルル「人と話す機械だ…………シーシー、お前ほんとに、何も知らないのか?」 C. 「うう!ごめんなさいごめんなさい!そういえば聞いたことある気がします!」 「あ、でもあったかな!?いやなかったかも!ごめんなさい!」ブルブル ルル「……あのな、いちいち謝るな、シーシー」 「俺は別に、怒ったり叱ったりしてないんだ、ただ驚いただけだ」 C. 「ごめんなさいごめ!……は、はい……」 「ごめ…………す…………うう……」モゴモゴ ルル「……謝るのが口癖になってるのか?」 C. 「は、はい……その、ご…………うー……」モゴモゴ ルル「……わかった、好きなだけ言っていいさ」クスッ C. 「へえー……」マジマジ 「こんなものなんですね、初めて見ました……」 ルル「……不思議だな、君は」ジ- C. 「えっ?不思議?」キョトン ルル「物を知らない、というか……まるで別の世界から来たかのような感じを受ける」 「記憶喪失となった理由もだが、君が記憶を取り戻したら何が明らかになるか……」 「……興味が尽きない」ジ…ッ C. 「ようやっとですね……」 カツ、カツ、カツ…… 兵A「イレブンのガキか……フン」チャキッ ダラララララッ!! ルル(くっ…………情け容赦なしか……!) C. 「そ……んな……!」 「…………い……いやあ!だめですうううう!」タタタッ!! ルル「んな!?ちょ……!」 (何イッ、飛び出しただとおッ!?) 兵C「ああ?なんだ?女かぁ……?」 C. 「ほら、目を開けて!しっかりしてえええ!」ユサユサ 兵A「ん……?」 兵B「あっ、この女……隊長!?」 兵A「……そうだ、こいつじゃないか……」 C. 「ひどいです!この子が、何をしたんですかああああ!」ウルウルウル 兵A「フフフ、思わぬ拾い物ってやつだな」 「なんだ、そのガキ、お前と関係があったのか?」 C. 「ないです!でも、でもひどいですう!」 「こんなかわいそうな……かわいそうすぎますうううう!」ポロポロポロ C. (……くそ……過去の境遇とダブってしまったのか……) (あのころは、知っていた子が病気や戦争で次々と死んでいったものな……) (しかし、もう何というか……こんなバカな子、私じゃない……) (あまりのバカさ加減に、ルルーシュも驚いただろうな……もう引き籠るかな……) ルル(あいつ……自分の立場が丸っきり分かってないのか!?) (くそッ!まずい、絶望的にまずい状況だ!) (こんな状況は、俺がコントロールできる限界を超えている!) (連中はシーシーが目的だったんだろうから、俺がここで黙って引く手もある、) (しかし彼女を俺が目撃したことはもう知られている!必ず、俺も追い詰めてくるだろう!) (それに、先ほどの会話の様子だと、ゲットーの地理はほぼ把握されていると見るべきだ!) (駄目だ……俺単独であろうと、どこへも逃れられない……!) 兵A「おい、女!お前といっしょに逃げた学生は、どこへ行った?」 C. 「そっ……それは……知りません……!」ブルブル 兵A「知らないだと?お前の脱出を手引きしておいて、別行動をするわけがないだろう!」 C. 「知らない……知らないです……!」ブルブルブル 兵A「ほおお……強情な女だな……?」 「お前については、その生死を問わない、という通達が出ているんだ」 「言わないなら……」カチャッ!! 「ひっ!……しっ、ししし知らないです、絶対知らないですうううう!」 「ルっ、ルルーシュ様はわたしが守るんですううう!」ガクガクガク 兵A「ふうむ……どういうつもりだ?」 兵B「……隊長、こういう場合、もっと効果的な方法があると思いますが?」ニヤ 兵A「……フフ、そうだな」 「おい女……あの学生の、情婦か?」 C. 「ち、違います!」 兵A「まあどうでもいい……そんなことは、どうでも良くなるさ」ニヤニヤ 兵B「ヘヘッ……」ジャリッ C. 「ひっ!な、何を……!?」ブルブル 兵C「強情な女の、プライドが引き裂かれる様を見るのが楽しいんだよな……ヒヒ」 C. 「!!!」 兵A「我々親衛隊は、テロリストどもが潜んでいた建物を強襲……」 「しかし、目標はすでになぶられ、殺された後だった……上にはそう報告しよう」ニヤリ 兵D「うおおおッ!」ダダダダッ!! 「ひいっ!いやっ、いやあああああああ!」 兵E「おらあ!じたばたすんなああ!」ガシッ!! 兵B「はあはあ!おっ、抑えつけてろ!オレが先に!」カチャカチャ 兵C「えへへへへへえ!たまンねえなあぁ、この尻ッ!どうよッ!」パァンパァン!! 兵D「くそ!なんて脱がしにくい服だ!おい誰か、ナイフ持ってんだろ!貸せ!」 兵A「さあ……学生はどこに行った?早く言え……言わなくても別にいいがな……フフフ」 C. 「いやああああッ!やめて、やめてええええええええええええ!」バタバタ!! (……あーあ、こうなる気がしていたんだよ……本当にバカな子だ……) (もうだめだ、これ以上見ていられない……ふむ、ルルーシュの姿も見当たらないな、) (まあ逃げたのだろう……奴が無事なら、それでよし、だ) (さてと、まくらはどこだ?後10年くらい眠ることにするかな……) (なんでこんなことに……でも、もうどうでもいいか……)ポリポリ ルル「……やっ、やめろおおッ!このクズどもがあッ!」ガバッ! 兵A「ぐうっ!」 兵D「あ?」 ルル「……お、お前が指揮官だな……?兵を下げさせろ……!」チャキッ 兵A「フフ、なかなかやるじゃないか、学生の分際で……」 「いつの間にか、銃まで奪って背後に回るとはな……」 ルル(……くそッ!くそおッ!こんな……こんなとこで俺は……ッ!)ハァハァ… 兵たち「た、隊長っ!?」 ルル「……お前らクズどもが、銃を放り出して女に襲い掛かるほどの隙があれば、」 「俺には十分すぎるさ……」ハァ…ハァ… 兵A「なるほど、女をおとりに使った訳か……」 C. 「ル……ルルーシュ様!?」 「だめです!逃げてくださいい!」 C. (な……っ!?ルルーシュ、なぜ"私"を置いて逃げなかった!?) (今が絶好のチャンスだったというのに!) (私はどうやったって死なないんだ!放って逃げろ、この馬鹿が!) 兵A「惜しかったな、学生……いかんせん、実戦経験に乏しすぎた」ニヤニヤ 「こうすると……な、予備フィラーが充填される仕組みだ」ピピピ 兵たち「へへへ……」 ルル「くそお……ッ!」ジャリッ… 兵A「お前の目の前で女を犯してやるのも楽しいだろうが、どうもその目が気に食わん」 「ブリタニアの学校でお行儀よくしてれば、すてきな未来があったろうにな……」チャキッ ルル「く……!」ググッ… 兵A「お前を殺した後、お前の代わりに女を存分に楽しませてやる」 「お前の未来は……ここで終わりだ」 C. (だっ、だめだ……いけない、絶対にだめだ!) (殺させるな!動け、動け!動くんだ、"私"!!) (奴を……ルルーシュを殺させるなアアアアアッ!) C. 「だ……だめええええええええええ!」ダダダッ!! パン! ……ビシッ! C. 「ルル……さ…………ま……」ドサッ… ルル「……え?…………おい……シーシー……?」 兵A「…………チッ、せっかくの楽しみが……」ペッ ルル(そんな……俺を、会ったばかりの、俺をかばって……?) (なっ……何なんだ……スザクも、この子も……!) (そして、これで……これで終わりなのか、俺は……?) (この子のように、何一つできないまま……あっさりと……!) (今この瞬間にも、己の人生に終止符を打たれるかもしれないという恐怖に震えながら……) (しかし俺は、驚くほどの決意と、あきれるほどの純粋さで、) (迷いなく俺の身代わりとなった彼女の手を取り、強く握った……) (そして彼女の、生命の光が失われつつある瞳を覗き込む……) (反応などあろうはずがない……しかし!) C. 「……ァ………………」ニコ… ルル「シ……シーシー……ッ!」ポロ…ッ C. (……帳(とばり)が下りてきたな……) (お前を守れて、"私"は喜んでいるようだぞ……) (さあ……もういい、ルルーシュ、逃げろ……優しい坊や……) (興が覚め、兵たちは油断している……今のうちだ……) (しばらくすれば回復し、"私"はまた気づくだろう……) (今、自分が知らない場所にいることを) (「シャルル」という名さえ聞ければ、私は私を取り戻し、) (お前を守れるのだがな……口惜しいよ、本当に) (ルルーシュ……数奇なる運命の子……) (私が、私を取り戻すまで、生きているんだ……絶対に……) C. (…………む……?これは……?) (……感じる、感じるぞ?) ("私"の自我が、希薄になっている……!?) (そうか……そうか!サクリファイか!) (奴をかばって銃弾を受けたことで、自己犠牲の精神が満たされた!) (満足して……"死んだ"のか!) (むっ!?……ぐ、ぐおおおお!痛い、痛い痛い痛い!痛いぞっ!) (なんだこの痛さは、っくそおっ!しっ、しかし、痛い、ということは……!) ??「ふ………………ふ、ふ……」 ルル「……?」 兵A「ん……なんだ……?」 ??「ふふふ…………ふははははははあはははっははは!」ガバァァァ!! 「取り戻したァァっ!私は取り戻したぞおおおおっ!」ビシイッ!! ルル「ひいっ!?なっ、何だああッ!」ドタッ!! 兵A「なにいッ!?生きてるだとおッ!?」 兵B「そっ、そんな……額に穴が開いてるのに!?」 C. 「そこの兵士っ!」ビシ!! 「死ぬほどの痛みを私に与えてくれたお礼を今からしてやるがその前に!!」 「この激痛すら福音に思えるほどの、今私が感じている無上の喜びを言葉にしよう!」 C. 「助かったぞ!ありがとうっ!」ニカッ! 兵C「た……助かっただと……?」ヘナヘナ 兵A「う、うう、撃てうてええ!」 パン!パパン!ダラララララララ! ビシビシビシビシ! C. 「ふっ……ふふふ……!」 「これだ、これだよルルーシュ……この痛みこそが生の証だ!そう思わないか!」 ルル「じゅ……銃弾を食らいながら、笑ってる……だと……!?」ブルブルブルブル 兵B「ひ……ひぎいいいい!化け物だあああ!!」ダダッ!! 兵A「きっ、貴様逃げるか!このバカがぁ!」パァン!! 兵B「ごふ!」ドサァ!! 「ルルーシュ!今のうちだ!さあ!」ガシィ!! ルル「くっ、来るな!やめてくれ!腕を……はな……ぐわぁ!?」グニャァ……! ルル(ここは……どこだ?まるで異次元のような……) C. (…………ルルーシュ……) (ここは、心の中の世界だ……) ルル(こっ、これは…………シーシーの声……!?) C. (……さあ…………契約の時間だ!) (早くサインしろ!手間をかけさせるな!) ルル(はあっ!?なんの話だ?契約?何の契約……) C. (お前は目的があるんだろう、とっとと了承しろ小僧!) (いいな、いいよな!?よしオッケー!) ルル(まっ待ってくれ!一体、何が何だかわけがわからんぞ、シーシー!) C. (シーシーなどと呼ぶな!ひとを小便の擬音のような名で呼びおって!) ルル(だっ、だってお前がそう呼べと言っただろうッ!) C. (私はシーツーだ!シー・ツー!) (あと私の本当の名は今すぐ忘れろ!いいな?よし忘れた!思い出したら殺す!) ルル(おい、ちょ……!) 兵A(カチン、カチン…)「……たっ、弾が……」 ルル「……おい、そこの兵士ども……」スクッ… 兵D「ヒッ!」 ルル「あー、その……申し訳ないが、お前らはここで死ぬ」 兵A「な、ななな……!?」 ルル「いや、俺もやや不本意な流れではあったが、"力"を手に入れてしまったのでな……」 「……ああ、そうだ、お前ら、いま自分が撃たれる覚悟はあるか?」 兵C「そ、そんなの……あるわけないだろ!」ブルブル… ルル「まあ普通はそうだろうな……誰だって、自分が撃たれるのは嫌だろう」 「だが、俺は今……お前らを撃つ、最高の"理由"があるんだよ……」 「その"理由"を作ったのは、お前ら自身だ……それはわかっているだろう?」 「……さあ、ならば覚悟しろ…………撃たれる覚悟を!」クワッ!! (契約時に俺の意識に流れ込んできた、"力"のイメージ……) (今、そのイメージと全く同様に……俺の"力"が迸り、連中の眼球から意識に侵入する) ("力"を得た俺の怒りは、奴らの思考を暴き、散々に引き裂き……そして無惨に犯した) (奴らはもはや、ただひとつのこと……死ぬことしか考えられない奴隷となった) C. 「ふ……"力"は、間違いなく手に入ったようだな……痛ッ……!」ドサッ… ルル「!!おい、C. !」 C. 「ふう……怒りで我を忘れていたが、今頃になって徐々に痛みが……くそ……」 ルル「なあ……お前は、一体何者なんだ?」 C. 「誰が教えるか……馬鹿め……」ハァ…ハァ… ルル「死にかけのくせに、気の強いことを言うじゃないか」 C. 「ああ、何しろ私はC. だからな……ところで、」 「さっきのは何だ?撃たれる覚悟、とか……」 ルル「とある探偵のセリフだよ……今まで微妙に納得できなかったのだが、」 「こういう状況になってようやっと得心がいったのでな、ちょっと使ってみたんだ」 C. 「そうやっていちいち恰好を付けないと、"力"を使えないか……この坊やめ……」フン ルル「先ほどまでと言動がまるっきり違うじゃないか……」 「今がお前の、本当の人格、ということか?」 C. 「先ほども、本当の人格だよ……ちょっとわけがあってな」 女兵「なっ……なぜ、親衛隊の死体が……?」 「……(む、生き残りか?)」ピピッ ガ-ッ 女兵『ここで何があった?学生が、なぜこんなところにいる!』 『答えろ!……さもなくば…………』ダダダダッ!! ルル(多分、パイロットはカメラ越しに俺を見ているはずだ) (それでも"力"が通用するのか、試してみるか……) 「……そこから降りろ、今すぐに!」キィィィイン!! 女兵『…………お前、何様のつもりだ?』 C. 「ダメだ、相手の瞳を直接見ないと効果がないぞ」ボソボソ ルル「試しただけだ、お前はそのまま倒れていろ」ボソボソ ルル(とりあえず、中からおびき出さないとな)スッ… 「……私はアラン・スペイサー、父は侯爵だ」 女兵(侯爵……?) ルル「内ポケットにIDカードが入っている、確認をした後、保護を頼みたい」 女兵(…………) C. 「……お前はどうやら、私の見込み以上に邪悪な男のようだな」ニヤニヤ ルル「黙ってろ、今は無事に租界に戻るのが最優先事項だ」 「それに今度は、苦しみが長引かない方法で死ねと言っただろ……せめてもの情けだ」 女兵「早くついてこい学生!私は、迅速に確実に自殺しないとならんのだ!」 C. 「やれやれ……くっ……ちょっと手をかせ、ルルーシュ」 ルル「動けないのか、C. ?なら、この女に……」キィィィン!! 女兵「……なぜ私が手を貸さないとならないんだ?とっとと歩け!」 ルル「なに!?効かない……?」 C. 「そうか……それもお前の限界か、」 「お前の"力"は、同じ相手に1回しか効かないようだな」 ルル「色々と制約が多い"力"だな……どうせなら、もっと便利なのを寄越せ」 C. 「知るか、それがお前の素質なんだよ……私には、どうしようもできない領域だ」 「さっきは、"私"に担がせただろう?今度はお前が私をかつげ……男の子らしく、な?」ニヤ ルル「ちいッ!どうするか…………ふむ、そうか、」 「おい女、このままだとこいつを、"安全に租界まで案内"できないんじゃないか?」 女兵「むっ、それはまずい……」 「……わかった、車を奪ってくるから、ここで待っていろ」タタタッ… C. 「……いやはや、恐れ入ったよ」 「何とも頭のよくまわる男だな……」ゴホゴホ ルル「もう黙ってろ!どうして生きてるのかが不思議なくらいなんだぞ、お前は?」 C. 「失礼な坊やだな、お前がひ弱すぎるんだ!」 女兵「学生、その力のなさはちょっとダメだろう!軍隊に入って鍛え上げてもらえ!」 ルル「それはご免こうむるッ!」フゥフゥ (……あの日から、俺はずっと嘘をついていた……生きてる、って嘘を……) (名前も嘘、経歴も嘘……嘘ばッかりだ……!) (全く変わらない世界に飽き飽きして……でも、嘘って絶望で諦めることもできなくて……) (……だけど、手に入れた……"力"を……!) (だかr)C. 「私が与えた"力"だというのを忘れるなよ、ルルーシュ?」ボソボソ ルル「ほわぁ!?なっ、何をお前は!?」 C. 「今のお前の眼……得た"力"を存分に使ってやるという決意に満ち溢れていたぞ?」 ルル「ちっ……!ああ、わかってるさ……」 女兵「学生!黙って座席の下にしゃがんでいろ!じきに検問を通るぞ!」ゴトゴト ルル「了解……」ゴソゴソ C. 「頼りになる"味方"だな」クスッ ルル「……自殺しろ、は少し惜しかったかな」 「命令を2度以上できないということは、取消もできないということだろう?」 C. 「さあな……誰かで試してみろ」 ルル「ところでC. 、お前はこれからどうするんだ?」 「俺は、家に戻るが……あてがあるなら、そこまでは送ろう」 C. 「ああ……私も、お前といっしょの部屋で構わないよ」 ルル「いっしょの部屋だと?……そうか、お前は知らなかったな、俺は」 C. 「妹と二人で暮らしているのだろう?」 ルル「……なんだ、分かっているのか」 C. 「ああ、お前がもう一人の私と話していた内容は、すべて知っているぞ」 ルル「そうかそうか、では遠慮せずに言うぞ……寝言は寝て言えこのバカが」 C. の手当てをしてもらった、弾丸の摘出をするために) (医者は、その夥しい量と、それでもまだC. (ガチャッ! )「……また部屋に籠って企み事をしているのか、ルルーシュ?」 ルル「俺が常に何か企んでいないと困るのか、おまえは」 C. 「ほら、ビンゴだ……指摘が図星だった時のお前は、慌てて誤魔化すか、」 「相手の言葉をおうむ返しにするという統計結果が出ている」 ルル「どこの誰がいつそんな統計を取ったんだ……」ハァ… C. 「まあ、その"力"はお前が好きに使えばいいさ……それを止め立てする気はない」 「とにかく、私を失望させるなよ?……それと、ほれ、カードを寄越せ」 ルル「またピザか……C. 、たまには違うものを食え、」 「もっと健康的な……サラダとか、シーフードとかあるだろう」 C. 「いいじゃないか、まだ残高はたっぷりあるだろう?」 ルル「……部屋がすっかりチーズ臭くなったから言ってるんだよ!」 ルル「匂いだけで毎日1000kカロリーは摂取している気分だ!」 C. 「それはそれは……いるだけでカロリー摂取できるアロマ空間か、」 「ふふ、そんなに喜んでもらえるとはな」 ルル「今の俺のどこを見て喜んでると思えるんだ!」 「今度注文したら、ピザにファブリーズをふってやる!」 C.

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