かこう の ふたり。 映画『火口のふたり』あらすじネタバレと感想。原作・白石一文の災害と男女と肉体の物語を荒井晴彦が描く

映画『火口のふたり』あらすじネタバレ・結末は?キャストと監督や原作、予告動画紹介!エロさが文学的甘美

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CONTENTS• 映画『火口のふたり』の作品情報 C 2019「火口のふたり」製作委員会 【公開】 2019年(日本映画) 【原作】 白石一文 【脚本・監督】 荒井晴彦 【キャスト】 柄本佑、瀧内公美、柄本明 【作品概要】 『Wの悲劇』から『共喰い』『さよなら歌舞伎町』まで、40年以上にわたって多種多彩な作品の脚本を手がけてきた往年の名脚本家・荒井晴彦の監督第3作。 原作は『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞した作家・白石一文の同名小説。 メインキャストは、柄本佑と瀧内公美の実質二人のみです。 過去に肉体関係のあった男女が再び出会い、濃密な逢瀬とあまりにも変化してしまった環境の中で自らの生に対する選択を試みようとする様を描きます。 映画『火口のふたり』のあらすじとネタバレ C 2019「火口のふたり」製作委員会 賢治(柄本佑)の元に、かつて恋人同士だった直子(瀧内公美)の結婚の話が届きます。 あまり気乗りしないながらも帰郷し、直子と再会する賢治。 二人はかつて濃厚な肉体関係を結んでいた過去があり、富士山の火口のポスターを背景に交わっている写真を残したほどでした。 「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」という直子の言葉をきっかけに、濃密な情事に溺れていく二人。 結局一夜だけに収まらず、結婚式までの5日間、互いの身体に刻まれた快楽と葛藤を感じながら交じり合い続けます。 直子は「賢ちゃんが知っている賢ちゃんの身体と、私が知っている心と体とはちがうんだよ」と語ります。 そして、二人は互いの身体の言い分に従って情事に溺れていきます。 その合間合間で、当時と今の互いの真実をぽつりぽつりと語っていきます。 直子の結婚相手は自衛官で、子供が生みたいがために結婚するというのでした。 それを聞いた賢治には直子の言い分が、何か建前のように、言い訳のように聞こえると言います。 ただ、賢治は直子と別れた直後にできちゃった婚という形で結婚。 その後浮気をして、子供が1歳の頃には離婚してしまい結婚生活には失敗していました。 そのことを、直子から逆に突っ込まれてしまいます。 またある夜には、過去のアブノーマルな情事について、賢治はある種のうしろめたさ故のことだったとポツリと話します。 直子と健司は従兄妹同士だったのです。 肉体を交わしながら、かつて話せなかった当時の思い、打算的な各々の結婚を考えていく中で、新たに気持ちの繋がりを感じるようになった二人。 しかし、期限の直子の結婚式前日となり、二人は離れていくことになります。 C 2019「火口のふたり」製作委員会 最後の5日間が過ぎ、直子の結婚式当日の朝を迎えました。 突然、直子の結婚式が中止になったという話が賢治のもとに届きます。 5日間のことが直子の結婚相手にばれたのではないかと思った賢治は、慌てて彼女に連絡し、その事情を聴きます。 直子が周囲に語っていた「結婚相手の自衛官が秘密の任務に就くため」という嘘めいた話は真実でした。 結婚式までキャンセルしなくてはいけない事情とは何なのかと問い質す賢治。 直子は富士山の火口のポスターを見せながら、「富士山が噴火するんだって」と語ります。 にわかには信じがたい賢治ですが、それが真実だと知るとどこか振り切れたような気持ちになります。 また、自分を置いていってしまった結婚相手との心の距離を感じた直子もまた、賢治への気持ちを新たにします。 二人は、富士山が噴火して日本がどうにかなることよりも、互いが寄り添い抱き合うことのできる相手を選ぶのでした。 映画『火口のふたり』の感想と評価 C 2019「火口のふたり」製作委員会 その脚本家としてのキャリアを、ピンク映画やロマンポルノの世界でスタートさせた 荒井晴彦。 そんな彼が、 一映画監督としてジャンルへのオマージュと想いを捧げたのが本作です。 劇中では様々な濡れ場シーンが描かれていますが、それが主眼ではなく、そのような場面を通じて真実が明らかになっていく作りになっていることから、物語の意外な進展に目を奪われていきます。 さらに二人を取り巻く環境、東日本大震災、そしてそれを上回る大災害であろう富士山の噴火などの話になるにつれて、主演の二人がほぼヌードで絡みのシーンばかりであることには意識が向かなくなっていきます。 この辺りは、絶妙な脚本の運び方を感じることができます。 長いキャリアを積んできた荒井晴彦の巧みな脚本展開によって、実質的な登場人物は二人にもかかわらず、そのことを感じさせない映画になっています。 柄本佑と 瀧内公美の二人以外はエキストラレベルで、後は声の出演として 柄本佑の父親役で実際に柄本佑の父親である柄本明が登場するくらいです。 こうなると特殊な絵作りの前衛的、実験的な映画にもなりかねないのですが、そうはならずに日常の延長線上にあるような絵にしか見えないのが流石です。 『火口のふたり』という映画を語る時に、どうしてもまずは大胆な濡れ場のことにどうしても目がいってしまうかもしれませんが、 落語の艶話のような巧みと不思議な笑いを生む大人の艶笑話となっています。

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火口のふたり 劇場情報

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映画『アルキメデスの大戦』でその高い演技力が再評価されている柄本佑と、TBSドラマ「凪のお暇」で主人公の元同僚のマウント女子・足立心役を演じて注目を集めている瀧内公美の共演で贈る。 この度、あまりにも大胆過ぎて劇場での上映がNGとなった、幻の予告編映像が解禁となった。 この度解禁となった予告編は、大胆かつ濃密なラブシーンが多いことから劇場での上映がNGとなったR18+指定の本作ならではの映像。 柄本さん演じる賢治が、瀧内さん演じる直子を玄関先で、後ろから抱きしめ激しく求めるカット、ベッドの上で濃密に抱き合うカットなどが新たに追加。 男性ヌード写真で知られる野村佐紀子によるモノクローム写真もKEYアイテムとして登場するが、彼らの青春時代を蘇らせる写真のカットでは、学校の教室で下着姿を露わにし「もっとちゃんと自分の身体の言い分、聞いてあげた方がよかったと思って」という直子のセリフが、官能的な表情と共に綴られていく。 さらに直子がめくるフォトアルバムのカットは、本予告とは異なるカット(アルバムの別のページ部分)が使われているなど、新たなシーンが満載。 結婚前に昔の恋人と再会し、抑えきれない衝動の深みにはまっていく危うい2人を描いている本作。 未来を見据えて選んだ結婚と、本当に好きな人との恋愛、どちらが正しい選択なのか? という究極の問いを観る者へ投げかけ、口コミからヒットした『寝ても覚めても』や『愛がなんだ』に続いて、鑑賞後に熱い恋愛討論で盛り上がることは間違いない。 『火口のふたり』は8月23日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。 《text:cinemacafe. net》.

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火口のふたり

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映画『火口のふたり』より - (C)2019「火口のふたり」製作委員会 直木賞作家、の恋愛小説「火口のふたり」が、主演、『』などの監督により映画化されることが17日、明らかになった。 東日本大震災から7年後を舞台に、家族も職も失った男が故郷で旧知の女性と再会し、一夜を共にしたことから深みにはまっていくさまを描くR18+指定作品で、キャストは柄本と瀧内のみで進行する。 2019年公開予定。 『』『』『』などの脚本を手掛けてきた荒井が、太平洋戦争末期を舞台にした2015年公開の『この国の空』に続いてメガホンをとる本作。 結婚式に出席するために秋田に帰省する永原賢治役に、『』『』などの柄本佑。 挙式を控えながら彼と関係を持つ佐藤直子に『』などの瀧内公美がふんする。 [PR] 柄本は5歳のころから荒井監督と親交があったと言い、本作は「荒井晴彦脚本作品に出ることは僕の夢だった」と念願かなっての出演。 荒井が手掛けた脚本を「なんともチャーミングで『大人』なホンでした」と評し、「今まで仕事したどの監督よりも付き合いの長い監督です。 どんな映画になっているのか。 出ている自分を見る不安はありますが、いち映画ファンとして出来上がりが楽しみです」と完成に期待を寄せる。 一方、瀧内は当初「絡みのシーンが多い、他愛のないことをずっと喋っている。 面白いけれど、私に出来るのかなぁと思いました」と不安も。 しかし、実際に撮影が始まると「賢治と直子として他愛のないことを話す、食べる、身体を合わせる、寝る。 そんな二人の日常を積み重ねていくうち、ああ生きるってこういう事なのかなと、自然と身体が動き、賢ちゃんを真っ直ぐ見て、聞いて、素直に直子として生きたように思えます」と気持ちが入っていったことを明かしている。 (編集部・石井百合子) 映画『火口のふたり』は2019年全国公開.

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