君 の 運命 の 人 は きっと 僕 じゃ ない。 【洋楽歌詞和訳】Cloud 9 / Jamiroquai(ジャミロクワイ)

人付き合いが苦手なやつだけがわかる「あるある」50選

君 の 運命 の 人 は きっと 僕 じゃ ない

「……モテモテ、ねえ」 赤黒。 オメガバースになります。 オメガバースについてはピクシブ百科事典をご覧ください。 特殊設定になりますが、男性妊娠は内容に含まれておりません。 続きはやる気があればふわっと。 でも最終話を読むのはもう少し後になりそうです。 コメントはコメント欄にて返信しました。 ありがとうございました。 タグありがとうございます!続きは書くだけの状態にしてあるので、ちまちま書きすすめている最中です。 のんびりお待ちいただければ。 重ね重ねありがとうございました• ひどく傷ついたように息を飲む音が生々しさを含んで静寂に響く。 その時、物陰に隠れて気配を殺していた黒子は嫌な瞬間に立ち会ってしまったと項垂れ、嘆息をつく事も叶わない状況に眉根を顰めた。 本来なら息を潜めて隠れる事はなかったのだ。 ここは第二図書室。 図書委員の黒子が当番で詰めているのはいつもの事である。 中学生には難し過ぎる専門書が本棚にたらふく並んでいるせいか、それとも最近噂のオバケのせいか、その両方からか、黒子以外の生徒は足を向けようとはしないのだが、今日は珍客が訪れた。 時間を置いて訪れた男女の纏う空気があまりにも場にそぐわず、「何か探しものですか?」と問いかけようとした黒子の口を縫いつけた。 ついでに身を隠したのは突然始まった告白劇に驚いたから思わず、と言うところだ。 このように、実は二人きりではなくてもう一人部外者がいる中で告白は続き、女子生徒が口を閉じた。 まっすぐと真剣に好きと告げた彼女に返されたのは拒絶の言葉だけ。 それも完膚なきまで叩きのめし、万一なんて甘い考えすら思い浮かばない程きっぱりとした拒絶に、ひどく傷ついたように息を飲む音が静寂の中で響いた。 声を上げると泣いてしまうからだろう。 口を押さえて走る後姿を見送る者はいない。 やや乱暴に閉められたドアだけが彼女の悲痛さを知らしめ、重い空気に嘆息をついたのは誰だったか。 息苦しさからネクタイを緩めた黒子は、 「覗き見とはいい趣味だね、黒子」 名を呼ばれ、ぎくりと肩を震わせた。 そして恐る恐る振り返りつつ言った言葉はこれだ。 「……僕は無実です」 「ああ、知っているよ。 ここはお前がよく担当していると聞いているし、今日もそうだったんだろう? 騒いですまなかったね」 まがりなりにも図書室で。 と続けて、こてんと小首を傾げる赤司を見やり、黒子は詰めていた息を吐き出してから本棚を離れて向き合った。 先程、赤司がとった酷い態度に対して、黒子は糾弾する言葉を持ち得ていなかった。 なにしろ赤司は名家の嫡男でアルファだ。 アルファである事は伏せられていても、名家の嫡男と言う事で彼に群がる人は多い。 憧れや思慕だけではなく下心から近付く者も少なくはないし、オメガは色香で惑わそうとするのが常だ。 例え運命の相手ではなくとも赤司が気に入ればと考え、わざわざオメガの少女を養子に迎えて見合いの場を設けようとする権力者もいたほどだから、想像を超える修羅場を幾度もくぐって来たのだろう。 一片の希望や隙を見せたら命取りだと理解していたからこそ黒子は非難めいた言葉を吐く事はなく、代わりに、 「モテモテですね、赤司君」 ぐと親指を立てて力強く頷いた。 「……モテモテ、ねえ」 「そうですよ。 黄瀬君もモテモテですけど、赤司君だって負けてません」 「有り難い言葉だけど、黄瀬と比べるのはどうかと思うよ」 「そうでしょうか? 僕だったらあの黄瀬君と比べても、なんて言われたら嬉しくなっちゃうと思いますけど。 ……これがモテる君とモテない僕の差なんでしょうかね」 うーん。 と腕を組んで思案する黒子へ向け、肩を揺らして笑った赤司は次いで、 「いくらモテても、片思いをしている人に好かれないのなら意味がないよ」 ちくりとした刺を含ませて告げた。 緩んだ空気がまたぴんと張り詰める。 睨みあいと言うには大人しく、見つめ合いと言うには少々物騒な強さを持つ双眸が逸らされる事はない。 ただ黒子が嘆息めいた息を吐き出しただけで。 「その事は何度も話し合いましたよね」 硬い声音で返す黒子に赤司は「そうだね」と頷いた。 「何度も話し合ったし、実際エッチもしたしね」 「、そうですね。 でも、違ったじゃないですか」 僅かな動揺を見せつつもきっぱりと言い切る黒子に、赤司は柳眉を顰めた。 赤司が自身をアルファである事を黙しているように、黒子もまた、自身がオメガである事を隠していた。 今でこそ法整備も進んで堂々と生きていけるようになったものの未だ偏見は拭えず、アルファかアルファにごく近いベータを出産できるオメガは子を孕む為の道具として見る者もいた。 誘拐や人身売買などと言う物騒な事件に巻き込まれないよう自衛するのは当然で、黒子がオメガだと知るのは家族と赤司だけという徹底ぶりだったのだが、なぜ赤司にバレたのかと言えば。 初めて互いを認識した日に、互いがアルファでオメガだと直感したからだ。 すぐさま距離を詰めずに段階を踏んで親しくなる過程で、赤司と黒子はお互いを運命の相手ではないかと思うようになった。 しかし黒子が「違った」と言うように、運命ではなかった。 「君はいずれ出会う運命の人を大切にしてください」 「俺の運命は黒子だよ。 黒子だってそう思っている筈だ」 「ええ。 君を運命だと思っていた事はあります。 」 「エッチまでして確かめたのに違ったんですよ。 僕達が運命だと思ったのは間違いだったのは明白じゃないですか。 運命に抗うなんて空しいだけだと思いませんか?」 言葉を重ねても否定する黒子を睨むように見つめていた赤司は項垂れ、そっと唇を噛んだ。 アルファとオメガが運命に相手と出会った時に、幾つか典型的な症状が出ると言う。 一つは頭の先からつま先まで電流が走ったようになる。 けれど赤司と黒子は互いの性が判ったくらいでそんなもの感じなかった。 ちょんと指先が触れただけで高揚する。 他の友人達と同じように、触れたからと言って何もない。 運命の相手を魅了する為、花のような蜜のような甘い香りを纏うようになる。 特別体臭に変化はないままだ。 孕ませる性と孕む性である事からすぐさま発情して情交に及ぶ。 そんな衝動など覚えなかった。 発情中にのみ項に噛みつくと番になれる。 そもそも発情していないので噛んだところで全くの無意味だった。 何をしても運命と判じるものがなく、全ては空回りするだけ。 それでも本能は彼が運命だと叫び続けるからこそ、赤司も黒子も諦めずに試せるものは全て試した。 勉強会などと言う嘘までついて赤司家別邸で肌を重ねる事までした。 これで駄目なら最後だと二人の胸裏を不安に染め、互いに必死になって事に及んだのだけれど。 いっそ勃起したのが不思議なくらい身体は冷え切り、拙いながらも最後までできた事に感動なんてなかった。 心はずっと求めているのに身体がどうしてもついてこない滑稽さに、笑う事も泣く事も出来なくて、空しさや寂しさを埋める為に強く抱き締めあった時の熱を、二人はちゃんと覚えている。 あの時の、泣きそうなくらい切実に求める恋情も。 覚えているから赤司は求め、運命ではなかったと黒子は手放した。 それでもと赤司が言いかけた時、予鈴が鳴って口を噤んだ。 「時間ですので」 「……ああ、そうだね」 互いに苦さを飲んで第二図書室から出る。 施錠した黒子が「すみません」と赤司を呼んだ。 「国語辞書貸してください」 「うん? 忘れたのかい?」 「いえ、青峰君が忘れたと言うので貸したままなんです。 返してもらうの忘れてました」 先程までの緊張など忘れたように、友人同士の気安さで会話を続けながら並んで歩く。 「まったく。 借りておいて返さないとは許せないな。 次からは俺が貸す事にしよう」 「名案ですね」 「これで青峰も借りたら返すを覚えたらいいが……辞書は机にあるんだ。 教室に寄ってくれないか?」 「貸してくれるならどこにでも行きますよ」 くくく。 と肩を揺らして笑いあう赤司と黒子の指は、相手の指と絡んだまま。 簡単に外れそうなのに離れる事はなかった。 ******* 「あらテツ君、手洗いうがいはちゃんとした?」 部活でくたくたになった身体を引き摺って帰宅した黒子に向け、祖母がにこにこと笑って問うた。 幼い子供に向ける言い方だが、ずっと変わらない言葉を聞いてきた黒子にとってそれは首を傾げるものではない。 「はい」と頷くとより一層にこにこと笑った祖母は、 「ならおやつにしましょうね。 着替えてらっしゃい」 「はい」 笑みを返して、黒子は二階の自室に駆けあがった。 着替えが済んだ黒子は祖母の部屋で座し、差し出された茶菓を見て相好を崩した。 食の細い黒子を思い、両親と祖母は少しでも食べる量が増えるようにと随分苦労したようだ。 あまり食べられない黒子の為にと祖母自らが作った菓子を与え、明日からきちんとご飯が食べられるのならおやつをあげると約束をした。 幼い黒子は約束を守ってご飯を食べ、毎日祖母の手作りお菓子を頬張った。 今も小食は変わらないものの三食きちんと食べられるようになった。 それでも祖母はお菓子を作り、黒子は目を輝かせて頬張るのが日課となっている。 「今日は桜餅ですよ。 テツ君は桜餅好きだものね」 「おばあちゃんの桜餅は美味しくて大好きなんです。 おばあちゃん、いただきます」 「はいはい。 あとお茶も飲んでちょうだいね」 はい。 と返した黒子はまず茶を飲んだ。 思わず眉根を顰めてしまうほど濃くて苦い茶は、甘いお菓子に不思議と合った。 きゅっと目を閉じて口の中に含んだ茶を飲み、祖母手製の桜餅を口に放る。 夕食前と言う事で小さいものの、口いっぱいに広がる優しい甘さに黒子は頬を緩め、また茶を啜って桜餅を咀嚼した。 茶が空になるのと同時に桜餅もなくなり、黒子は物足りなさに少しだけ眉尻を下げた。 それを見た祖母はころころと笑い、 「まだあんこが残っているから、明日も桜餅にしましょうね」 「本当ですか? 約束ですよ」 「ええ約束」 指きりをして笑いあい、今度は普通の濃さの茶を注いで祖母は黒子に飲むよう促した。 「ごちそうさまでした。 夕食まで宿題をしてきますね」 「ええ。 お勉強頑張ってね」 皿を片づけようとする黒子を笑顔で制した祖母は、背を押しやった。 二階へ行く足音を聞いて吐息を零し、湯呑茶碗と皿、そして茶箪笥からあるものを手に台所に向かった。 手早く洗いものを済ませるのは黒子の母親である。 布巾で水気を拭い取ったそれらを隠すように抱え、祖母はまた茶箪笥の奥へと隠した。 戸を開けた位では見えないように念入りに。 乳鉢と乳棒。 そして薬袋が見えないようにだ。 先程薬を取り出した際に出た空のシートはゴミ箱の中の、他のゴミの奥に入れてしまう。 「まだテツ君には言えないものね」 呟いた言葉の意味は、一体何だったのだろう。 ******* 今は亡き奥方が庶民的な料理を作っていたせいか、食卓に贅を凝らした料理だけが並ぶ事はない。 それでも食材は一級品だけを使うので、台所事情は一般家庭とはかけ離れたものだが。 料理長が存分に腕を振るった料理のうち、一番濃い味付けの料理に、家令が懐から取り出した物を混ぜ込んだ。 白い粉末は瞬く間のうちに溶けて消える。 無味無臭と言うが念には念をとよく混ぜ、家令自ら配膳した。 当主はまだ帰らない。 これは嫡男である赤司の為の食事だった。 赤司が食べる様を後ろで見やり、食べ終えた後に食べ残しがない事を確認する。 それから家令は片付けをして当主を待つ間に与えられた自室で懐にねじ込んだままの紙片を二枚、燃やした。 赤司の料理に混ぜた白い粉末を包んでいた紙片である。 灰皿の中で灰になったそれを見届け、家令はつと視線をずらして薬袋を見やった。 中身は二種類の薬が入っているが。 まだ、赤司には言えないものには違いない。 抑制剤とフェロモン遮断薬。 と言われるそれを告げるにはまだ。 そして黒子もまた、アルファとオメガと言う違いはあれど、同じ薬を知らぬ間に混ぜられ服用している事を知らなかった。 だと信じたひと。

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彼氏いない歴25年☆ヤバい女が運命の人と結婚するために本気出しマース!

君 の 運命 の 人 は きっと 僕 じゃ ない

ぜひ伝えたい曲を先ほど知ってしまった。 奇しくも本日はの日。 このお題、私に表現できる気がしなかったものの、この歌は私にとってのI love youであるとしか言いようがなかった。 なので飛び入り参加、投稿時間がきっと24時をすぎる時間に書き始めてしまいました。 このnoteは私の表現というよりもこの曲に完全に乗っかって書いています。 お許しください。 *** 夕方noteを書いた後、夕飯を作ろうとダイニングキッチンに行くと、別れてもしばらく一緒に暮らしている元パートナーが泣いていた。 大泣きだった。 どうしたのと聞くと 「この曲が(心に)刺さりすぎて... 」 今流行っているらしいOfficial髭男ism(髭男)というバンドの「Pretender」。 私は意識して聞いたことは一度もなく、名前と曲は一致しなかった。 キッチンにPCを置いて、立ったまま彼女のヘッドホンを借りて、集中して聞いた。 私は彼女と基本的にすれ違っていた。 私は彼女のことが好きだった。 彼女も私のことが好きだった。 彼女のためを思ったことが受け入れられず、私も彼女の言葉を受け入れなかった。 先日別れるまで、そんな中でもしぶとく喧嘩と仲直りを繰り返し、二人の関係を信じてずっと続けてきた。 この曲を聞きながら、彼女と別れて初めて、自分のためだけではない涙がやっとこぼれた。 彼女を想って。 彼女を想っていた自分を思って。 私たちの今までのストーリーを手繰り寄せ、やっと認めることができたのかもしれない。 Official髭男dism - Pretender(作詞・作曲 藤原聡) 君とのラブストーリー それは予想通り いざ始まれば一人芝居だ ずっとそばにいたって ただの観客だ 感情のないアイムソーリー それはいつも通り 慣れてしまえば悪くはないけど 君とのロマンスは人生柄 続きはしないことを知った もっと違う設定で もっと違う関係で 出会える世界線 選べたらよかった もっと違う性格で もっと違う価値観で 愛を伝えられたらいいな そう願っても無駄だから グッバイ 君の運命の人は僕じゃない 辛いけど否めない でも離れがたいのさ その髪に触れただけで 痛いや いやでも 甘いな いやいや グッバイ それじゃ僕にとって君は何? 答えは分からない 分かりたくもないのさ たった一つ確かなことがあるとすれば 「君は綺麗だ」 (後略) Pretendとは、"偽る" "ふりをする" Pretenderとは"詐欺師" "詐称する人" 運命の人のふりを、ずっとしてきた。 私と彼女の間にはいろいろあった。 もう、ありすぎて、わけがわからない。 別れるカップルなんてだいたい... と、一絡げにまとめたくもなる。 私は彼女を幸せにできない。 彼女も私を幸せにできない。 できるできないではなく、なるならないだとか、二人で協力してなるんだとか、もう散々やった。 私なりのすべてを注いできたつもりだった。 彼女も決して諦めずに私との幸せな生活を目指してきて、ほとんど成り立ちそうで、それでもやっぱり無理だった。 二人だと成り立たない。 少なくともここから先はもう成り立たせられない。 出会える世界線 選べたらよかった もし私が、もっと器が大きかったら。 もし私が、もっと強かったら。 もし私が、もっとあなただけを見ていられたら。 それはもう別の人間だ、私ではない。 私ではだめだったんだ。 別の人と幸せになってもらうしか、もうないんだ。 喧嘩するたび「こんな人間でごめんね」と何度言っただろう。 もう、それしか言えなかった。 しかし謝ったって無駄だ、私がこんな人間であることを変えることはできない。 いや、もっとさらに頑張れば変えられるかもしれないが、私は変わりたくない。 少しは変わったこともあったかもしれない、しかしこれ以上、どうしても変わりたくないと、思ってしまっていた。 だから、私の未来に彼女はいないし、彼女の未来に私はいない。 私にとっても、彼女ではだめだった。 それでも。 彼女という生き物が素晴らしいことには変わりはなかった。 「君は綺麗だ。 」 本当に、それだけは確かだ。 私たちがどんなに想いあっても、すれ違っても、傷つけあっても、笑いあっても、私たちが続かなくても、それだけは変わらない。 ずっと綺麗だ。 月よりも、星よりも。 だからこそ。 私からのIlove youはもうこれしか残されていなかった。 グッバイ 君の運命の人は僕じゃない。 嫌いになったんじゃない。 今でも想っている。 私ができる範囲で、できることをしてあげたいよ。 ずっと、元気でね。 元気でね、と心で思いながら、もうしばし一緒に暮らします。 そのうちにこのnoteで詳細を書くかもしれません。 歌と深夜と企画の勢いで書きました。 朝になってからもなんども編集してしまいました。 読んでくださってありがとうございました。

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#1 【オメガ】運命。じゃないヒト【赤黒】

君 の 運命 の 人 は きっと 僕 じゃ ない

ぜひ伝えたい曲を先ほど知ってしまった。 奇しくも本日はの日。 このお題、私に表現できる気がしなかったものの、この歌は私にとってのI love youであるとしか言いようがなかった。 なので飛び入り参加、投稿時間がきっと24時をすぎる時間に書き始めてしまいました。 このnoteは私の表現というよりもこの曲に完全に乗っかって書いています。 お許しください。 *** 夕方noteを書いた後、夕飯を作ろうとダイニングキッチンに行くと、別れてもしばらく一緒に暮らしている元パートナーが泣いていた。 大泣きだった。 どうしたのと聞くと 「この曲が(心に)刺さりすぎて... 」 今流行っているらしいOfficial髭男ism(髭男)というバンドの「Pretender」。 私は意識して聞いたことは一度もなく、名前と曲は一致しなかった。 キッチンにPCを置いて、立ったまま彼女のヘッドホンを借りて、集中して聞いた。 私は彼女と基本的にすれ違っていた。 私は彼女のことが好きだった。 彼女も私のことが好きだった。 彼女のためを思ったことが受け入れられず、私も彼女の言葉を受け入れなかった。 先日別れるまで、そんな中でもしぶとく喧嘩と仲直りを繰り返し、二人の関係を信じてずっと続けてきた。 この曲を聞きながら、彼女と別れて初めて、自分のためだけではない涙がやっとこぼれた。 彼女を想って。 彼女を想っていた自分を思って。 私たちの今までのストーリーを手繰り寄せ、やっと認めることができたのかもしれない。 Official髭男dism - Pretender(作詞・作曲 藤原聡) 君とのラブストーリー それは予想通り いざ始まれば一人芝居だ ずっとそばにいたって ただの観客だ 感情のないアイムソーリー それはいつも通り 慣れてしまえば悪くはないけど 君とのロマンスは人生柄 続きはしないことを知った もっと違う設定で もっと違う関係で 出会える世界線 選べたらよかった もっと違う性格で もっと違う価値観で 愛を伝えられたらいいな そう願っても無駄だから グッバイ 君の運命の人は僕じゃない 辛いけど否めない でも離れがたいのさ その髪に触れただけで 痛いや いやでも 甘いな いやいや グッバイ それじゃ僕にとって君は何? 答えは分からない 分かりたくもないのさ たった一つ確かなことがあるとすれば 「君は綺麗だ」 (後略) Pretendとは、"偽る" "ふりをする" Pretenderとは"詐欺師" "詐称する人" 運命の人のふりを、ずっとしてきた。 私と彼女の間にはいろいろあった。 もう、ありすぎて、わけがわからない。 別れるカップルなんてだいたい... と、一絡げにまとめたくもなる。 私は彼女を幸せにできない。 彼女も私を幸せにできない。 できるできないではなく、なるならないだとか、二人で協力してなるんだとか、もう散々やった。 私なりのすべてを注いできたつもりだった。 彼女も決して諦めずに私との幸せな生活を目指してきて、ほとんど成り立ちそうで、それでもやっぱり無理だった。 二人だと成り立たない。 少なくともここから先はもう成り立たせられない。 出会える世界線 選べたらよかった もし私が、もっと器が大きかったら。 もし私が、もっと強かったら。 もし私が、もっとあなただけを見ていられたら。 それはもう別の人間だ、私ではない。 私ではだめだったんだ。 別の人と幸せになってもらうしか、もうないんだ。 喧嘩するたび「こんな人間でごめんね」と何度言っただろう。 もう、それしか言えなかった。 しかし謝ったって無駄だ、私がこんな人間であることを変えることはできない。 いや、もっとさらに頑張れば変えられるかもしれないが、私は変わりたくない。 少しは変わったこともあったかもしれない、しかしこれ以上、どうしても変わりたくないと、思ってしまっていた。 だから、私の未来に彼女はいないし、彼女の未来に私はいない。 私にとっても、彼女ではだめだった。 それでも。 彼女という生き物が素晴らしいことには変わりはなかった。 「君は綺麗だ。 」 本当に、それだけは確かだ。 私たちがどんなに想いあっても、すれ違っても、傷つけあっても、笑いあっても、私たちが続かなくても、それだけは変わらない。 ずっと綺麗だ。 月よりも、星よりも。 だからこそ。 私からのIlove youはもうこれしか残されていなかった。 グッバイ 君の運命の人は僕じゃない。 嫌いになったんじゃない。 今でも想っている。 私ができる範囲で、できることをしてあげたいよ。 ずっと、元気でね。 元気でね、と心で思いながら、もうしばし一緒に暮らします。 そのうちにこのnoteで詳細を書くかもしれません。 歌と深夜と企画の勢いで書きました。 朝になってからもなんども編集してしまいました。 読んでくださってありがとうございました。

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