コロナ 収束 終息。 【新型コロナウイルス】ニュースで使われる終息と収束正しいのは?意味や使い分けについても

新型コロナ「収束」の中国の「終息」にはほど遠い地雷だらけの実情

コロナ 収束 終息

COVID-19の収束シナリオとその後の社会、経済について分析する寄稿の第3回目は、具体的な3つのシナリオについて触れたい。 集団免疫の獲得以外に方法は無い COVID-19は、封じ込めなどによって一部の地域で部分的に収束したとしても、人の移動を前提とした現在のグローバル資本主義社会においては、他の地域からの持ち込みによって再燃するリスクを常に抱えることになる。 そのため、封じ込めによる全世界的な収束は実現困難で、集団免疫を獲得する以外に収束させる方法は無い。 本サイトの読者に集団免疫を改めて説明するまでもないが、全人口の一定数が感染症に対して免疫を有することで、ウイルスの基本再生産数(R0)を1未満にし、感染拡大を抑える戦略である。 COVID-19に当てはめると、R0が2. 集団免疫を獲得するには2つの方法が存在する。 ワクチンと自然感染である。 ワクチンは比較的安全かつ迅速に免疫を付与することが可能で、方法としては最適だろう。 ただし、順調に進捗したとしても開発には12カ月以上必要とされ、広く投与可能となるにはさらに時間がかかる。 また、前回述べた通りワクチン開発には安全性の問題やウイルスの変異による効果減弱化の懸念がある。 中和抗体の投与でウイルス量がすぐに低下しない患者も報告されており、ワクチンではより強い中和抗体の誘導が必要となる。 このためワクチン開発は難航することも予想される。 もしワクチン開発に失敗した場合はどうなるか。 その場合にとり得る方策が自然感染である。 自然感染は意図的に人々を感染させて集団免疫を獲得する方法であり、感染爆発や重症患者増加による医療崩壊リスクを常に抱えることになる。 そのため、この戦略では重症化や感染爆発をいかに抑えるかが肝要だろう。 自然感染の戦略をとった場合、先進国において収束まで早くても2年から3年、長期化すると5年以上は掛かるという試算もあり、長期化を覚悟する必要がある。 以上をまとめると、COVID-19のパンデミックは、1年から5年程度の部分的な収束を経た上で、ワクチンもしくは自然感染による集団免疫が成立した時点で収束する、というのが合理的な道筋となる(図4)。 画像のクリックで拡大表示 収束までの期間は標準シナリオで「3年から5年」 ただし、ワクチンや自然感染による集団免疫獲得が成功しないリスクもある。 それは、免疫の成立や持続性に関する問題に起因する。 ウイルスに感染しても、免疫が産生されない、または短期間で免疫が減弱してしまう場合、集団免疫は獲得できない。 最近、軽症で回復した患者のうち3割程度で免疫が十分でなかったとの報告や、再感染の可能性があるとの報告が出てきている。 集団免疫の獲得に失敗するシナリオも念頭に置く必要がある。 その上で3つのシナリオを提示したい。 疫学的な部分的収束から収束に移行する期間については、シナリオの分岐が考えられる(図5)。 ワクチン開発の成否でシナリオが分かれ、次に自然感染による集団免疫獲得の成否でシナリオが分かれるだろう。 画像のクリックで拡大表示 もしワクチン開発が成功し早期に実用化されれば、早期かつ安全に集団免疫を獲得可能となり、感染は1年から2年で収束する。 この場合、経済活動の停滞によるダメージは最も少なくすることができる(アップサイド)。 一方で、前述の通りワクチン開発については副作用リスクなどの障害もあり、早期の開発が成功しない可能性もある。 その場合、自然感染によって集団免疫を獲得するシナリオにシフトすることになる。 その場合、集団免疫の獲得までは先進国でも3年から5年程度を要することになり、長期的な経済の低迷が懸念される(ベース)。 そして、さらに悪いシナリオとして考えられるのは、免疫の減弱化や不成立などによって集団免疫が獲得困難なケースだ。 この場合は全世界的な収束が5年以上期待できず、感染爆発のリスクを抱える部分的収束状態が常に続くことになる。 そうなればさらに長期的に経済活動が制限されるため、経済的なダメージは計り知れず、現在の資本主義的な社会システムを根本から見直す必要に駆られるだろう(ダウンサイド)。 結論としては、いずれのシナリオにしても少なくとも1年から2年、長期化すると5年程度もしくはそれ以上の期間にわたり、移動制限などの措置を取らざるを得ない。 もはやCOVID-19感染拡大前の生活はそう簡単には取り戻せず、今後の企業活動についても大きな戦略の転換が求められることになるだろう。 日経バイオテクでは、読者からの寄稿を求めています。 実名でも、匿名でも構いません。 原稿料もお支払いします。 詳しくはをご覧ください。 経済の停滞を最小限にするためには COVID-19が収束するまでの期間、我々には「部分的収束の状態を維持しながら経済活動の制限を可能な限り最小限にとどめること」および「収束タイミングを可能な限り早めること」が求められる。 では実際にこれらをどのように達成すべきなのだろうか。 経済活動の制限は、主に移動制限・都市封鎖に起因するため、移動制限や都市封鎖の程度や期間を最小限にする必要がある。 これを達成するには、感染者の増加をある程度許容できる体制を構築せねばならない。 そのためには「医療資源をいかに拡大させるか」と「感染者増加に伴う重症患者の増加をいかに抑制するか」が肝要となる。 医療資源の拡大については、人工呼吸器・マスクの増産などで政府が対応を開始しているが、医師・看護師の絶対数に限りがある上、院内感染による病院閉鎖による医療資源の減少も懸念されるため、拡大余地には限度がある。 双方共に軽症患者の重症化予防に寄与し、重症患者の割合を相対的に減らすことが可能となるため、感染が拡大しても医療資源に余裕ができることになる。 もしこれらが達成され、感染者の増加をある程度許容できる体制となれば、移動規制などの程度・期間を最小限にでき、経済活動に対する影響度を軽減できる(図6)。

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コロナ禍 収束? 終息? どっちが正しい? まさか臭足? │ 痛勤電車.混む

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【新型コロナウイルス】ニュースで終息と収束が使われている! ニュースでは以下のように、2種類の「しゅうそく」が使われています。 「新型コロナ収束後を見据える」 「コロナ終息と安全願い船下り祈願祭」 コロナ「終息」とコロナ「収束」はほとんど同じ意味のように思うかもしれません。 しかし、厳密には意味が異なり、ニュースの内容を理解する際にも勘違いが生じるでしょう。 早速、「終息」と「収束」の意味と使い方について説明しますね。 終息の意味と使い方 終息の意味 デジタル大辞泉では、「終息」の意味を以下のように説明しています。 物事が終わって、やむこと。 出典:デジタル大辞泉 つまり、 終結する、完全に停止する、という意味です。 「やむ」は漢字で「止(已)む」と書き、「途切れて続かなくなる」という意味になります。 終息の使い方 「終息」は以下のような文脈で使われるのが一般的です。 終息は、戦争や感染症といった事柄や、戦争などで生じる困難に対して使うようです。 ニュースでは、 感染症や自然現象、国際的な敵対関係に対して使われていました。 物が製造されなくなる、特定の生物の生存が確認されない時にも使用されています。 「新型コロナの終息」という場合、ウイルスが完全に消え、危険が去ったということです。 adsense スポンサーリンク 収束の意味と使い方 収束の意味 デジタル大辞泉において、「収束」の意味は以下のように説明されています。 1 分裂・混乱していたものが、まとまって収まりがつくこと。 また、収まりをつけること。 「事態の収束を図る」「争議が収束する」 2 数学で、ある値に限りなく近づくこと。 収斂 しゅうれん。 ㋐ある無限数列が、ある値にいくらでも近づくこと。 ㋑数列の項が、ある値に限りなく近づくこと。 ㋒級数の途中までの和が、ある値にいくらでも近い値をとること。 3 多くの光線が一点に集まること。 4 海洋学で、流線が周囲から一点に向かって集まること。 出典:デジタル大辞泉 「終息」の意味と比べると、全く違うことが分かります。 「終息」は物事の終わりで、続きはありません。 風船で例えると、膨らんだ風船が割れることです。 その後、膨らませることができなくなるのです。 対して、「収束」は 物事が落ち着くことで、その後も続いていきます。 風船で例えると、膨らみすぎた風船から空気が抜けて、元の大きさに戻ることです。 更に 小さくさせることもできますし、また膨らませることも出来る状態になります。 収束の使い方 「収束」は一般的に次のように使われます。 ・ヒノキ花粉が収束へ(=ヒノキ花粉が減り、被害が少なくなる方向へ) ・貿易戦争が収束に向かう(=貿易における争いが落ち着く方向に向かう) ・脳梗塞の炎症が収束するメカニズム(=脳梗塞による炎症を抑えるメカニズム) 被害が落ち着く、 混乱が収まる、荒れた状況が落ち着いてまとまるといった意味合いです。 戦争や感染症、被害、議論などについて使用され、使う場面は「終息」と似ています。 しかし、「収束」は物事による混乱や影響に対して使われるため、「終息」とは異なるのです。 「新型コロナの収束」とは、 コロナによる混乱や影響が落ち着く、という意味です。 コロナ自体が消滅して、混乱や影響が落ち着くことが最初に思いつくかもしれません。 しかし、コロナが消滅しなくとも、対処法が見つかり、世間的に落ち着く場合もあるのです。 つまり、「収束」が使われた場合は「コロナが消滅する」と同じ意味にはなりません。 「収束」と「終息」では意味が異なりますが、使い方を間違えることはあります。 1つの記事だけでなく、複数の記事、公的機関の情報を参考にして状況を精査しましょう。

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新型肺炎の「終息」? 「収束」?

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コロナウィルスの終わりは、収束と終息、違いは? 世界の願い、コロナウィルスの収束と終息 コロナ禍関連の記事やニュースを見ていると「しゅうそく」という ワードが出て来ます。 この「しゅうそく」は新しいワードではありませんが記事の場合は 「終息」と「収束」二つを よく見かけます。 他には周速や臭足等とも書けますが、今回のケースでは収束と終息です。 両方とも似たようなニュアンスで 「混乱などが静まる方向に向かう、又は静まった」 というのは 皆さんなんとなく理解できてると思います。 どう違うか時系列で見てみると、解りやすいです。 死亡者も出てきます。 感染の恐怖に社会が混乱します。 感染予防策が確立してきます。 予防策と自粛で患者数が減っていきます。 感染しても容易に完治するので不安材料払拭。 完全終息にはやはりワクチンでしょうか? 早く開発される事を祈りましょう。 飲めば治るイチコロナ。 打てば治るイチコロナ。 関連する記事• 2020. 02 「原則屋内禁煙」とは 改正健康増進法 東京都受動喫煙防止条例 の二つが施行されることにより、 多数の人が利用する施設は、原則屋内禁煙となります。 と、[…].

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