尿 定性 検査。 尿検査|検体検査

尿一般定性,尿沈渣

尿 定性 検査

010~1. 025 どんな検査? 血液によって腎臓に運ばれた体の中にある不要物は、余分な水分といっしょに尿として排泄されます。 こうして老廃物を処理するとともに、全身の血液や体液の成分を一定に保っているのです。 腎臓や体のどこかに異常があると、尿の成分や性質、量などに影響が出ます。 体の異常を知らせるサインを調べるのが尿検査です。 検査で何がわかる? 尿たんぱく たんぱく定性 血液中に含まれる栄養分は、腎臓の糸球体 しきゅうたい でろ過されてから、尿細管 にょうさいかん でからだに必要なものが再吸収されて血液に戻り、不要なものだけが尿中に捨てられます。 たんぱくはからだに必要なものなので、健康な人では尿にはほとんど出てきません。 一定量を超えるたんぱくが尿にもれ出ている場合を「たんぱく尿」といい、腎臓や尿路 にょうろ 系に異常があると考えます。 尿たんぱくの検査は、試験紙や試薬を使って調べる定性検査、1㎗の尿の中に含まれるたんぱく量を調べる定量検査があります。 検診で最初に調べる場合は、簡単に調べられる定性検査を行います。 ただし、腎臓や尿路系にとくに異常がなくても、発熱時や立ちっぱなしでいるとき、運動のあと、精神的ショックや疲れなどで一時的に陽性になることがあります。 再検査をしても異常値が出る場合は、腎炎、ネフローゼ症候群、腎硬化症 じんこうかしょう 、糖尿病、膠原病 こうげんびょう などが疑われます。 尿糖 糖定性 尿糖とは、尿に含まれるブドウ糖のことです。 血液中には常に一定のブドウ糖 血糖 が含まれていますが、血液中のブドウ糖が多くなりすぎると、糖が尿の中にもれ出てきます。 健康な人であれば糖はほとんど尿中にはもれ出すことはありません。 糖検査は、糖尿病のスクリーニング ふるい分け 検査として利用されています。 尿糖検査は、尿の中に糖が出ているかどうかを試験紙で調べる定性検査と、1日の尿中に含まれる糖の量を測定する定量検査があります。 ふつうは定性検査を行います。 ただし、尿糖の検査結果が陰性であっても、糖尿病ではないとは限りません。 糖尿病をみつけるには、尿糖よりも空腹時やの値がスクリーニングとして優先されます。 なお、健康な人でも、甘いものを食べ過ぎたあとや強いストレスを受けた時は、一時的に尿糖が陽性に出ることがあります。 また体質的に尿の中に糖が出やすい「腎性尿糖 じんせいにょうとう 」の人もいます。 腎性尿糖は病気ではないので心配はいりませんが、将来糖尿病に移行する可能性もあるので、年に1回は検査を受けておくと安心です。 妊娠中にも、生理的に尿糖が出やすくなります。 尿ウロビリノーゲン定性 肝臓でつくられる胆汁 たんじゅう 色素であるビリルビンが腸の中で腸内細菌によって変化したものがウロビノーゲンです。 ウロビノーゲンの一部は腸壁から吸収されて肝臓にもどり、血液中に入って腎臓から尿とともに排泄されます。 しかし、肝臓や胆道 たんどう 系に異常があったり、赤血球が壊れる「溶血 ようけつ 」などで血液中のビリルビンがふえると、尿中に出るウロビノーゲンの量が増加します。 ウロビリノーゲン定性検査は、採取した尿に試験紙を入れてウロビノーゲンが出ているかどうかを調べます。 中等以上の陽性なら、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変などが疑われ、陰性の場合は胆道閉塞を考えます。 ほかの肝機能検査などの結果とあわせて診断し、精密検査を行います。 尿ビリルビン定性 ビリルビンとは、赤血球が肝臓で分解されるときにつくられる胆汁色素のことで、通常は肝臓から胆汁となって腸内に排出され、尿中には出てきません。 肝臓や胆道 たんどう に障害があると、血中にビリルビンがふえて尿中ビリルビンも増加します。 検査では再尿した尿の中に試験紙を入れて、色の変化をみます。 検査結果が陰性 - であれば正常です。 尿pH ペーハー 健康な人の尿は弱酸性です。 この検査では、尿の酸性度をみてからだの異常をチェックします。 基準値はpH4. 8~7. 5です。 pH7. 6以上だとアルカリ性です。 アルカリ性の場合は、尿路感染症 にょうろかんせんしょう や腎疾患などが疑われます。 一方pH4. 7以下だと酸性です。 酸性の場合は、糖尿病、呼吸性・代謝性のアシドーシス、発熱、アルコール中毒などが疑われます。 尿潜血 にょうせんけつ 反応 尿の中に赤血球が混じっているかどうかを調べて、腎臓や尿路 にょうろ 尿管、膀胱などの尿の通り道 に異常がないかをチェックします。 尿中に大量の赤血球が混じると、目でみてわかるほど赤い血尿になりますが、量が少ないとみた目にもわかりません。 目に見えて赤くなくても尿に赤血球が混じっていることを医学的には血尿 けつにょう といいます。 血尿は、腎臓や尿路のどこかに出血が起こっていることを示しています。 検査は、採尿した尿に試験紙を入れて、色の変化をみます。 結果が陰性 - なら正常です。 なお、女性の場合月経血が尿に混入すると、尿潜血反応が陽性に出てしまいます。 外陰炎 がいいんえん や腟炎 ちつえん 、閉経後の萎縮性 いしゅくせい 腟炎でも陽性になります。 陽性の場合は再検査を行います。 腎機能や尿路が正常な尿潜血であれば、その後しばらくして再検査を行うと陰性になります。 尿中ケトン体 定性 体内でエネルギー源としての糖が足りなくなったときに、その代わりに脂肪が分解されて生じる老廃物がケトン体です。 尿中に検出されるケトン体を尿ケトン体といいます。 糖尿病や食事がとれないとき、ダイエット中などに、尿ケトン体がふえます。 尿ケトン体がふえると、尿は甘酸っぱいにおいがします。 検査結果が陰性 - の場合は正常です。 糖尿病の高血糖状態や飢餓状態などの疑いがあります。 なお、下痢やおう吐、脱水時、妊娠中のつわりでも陽性を示します。 尿沈査 ちんさ 赤血球、白血球、上皮 じょうひ 細胞 尿を遠心分離器にかけて、その沈殿物を顕微鏡で観察して調べるのが尿沈査です。 赤血球、白血球、上皮細胞をみていきます。 腎臓や尿路 にょうろ の病気の診断に重要な検査です。 また全身のいろいろな病気の手がかりを得ることができます。 尿たんぱくや尿潜血 せんけつ 検査で、異常が出たときにも行います。 異常の場合は、赤血球、白血球、上皮細胞が多量にみられます。 異常が見られる場合は、腎盂腎炎 じんうじんえん 、膀胱炎、糸球体腎炎 しきゅうたいじんえん 、ネフローゼ症候群、結石 けっせき 、がんなどの病気が疑われます。 そのほか全身の感染症や痛風 つうふう でも多くみられることがあります。 異常が出たら再検査をします。 尿量が少ない無尿や乏尿は、腎臓の機能が著しく低下した状態を示します。 急性腎不全 きゅうせいじんふぜん 、慢性腎不全 まんせいじんふぜん 、ネフローゼ症候群などが疑われます。 また、がんや結石で尿管がふさがれて無尿になることもあります。 全身の脱水症状を起こしている場合も尿量が低下します。 多尿の場合は、急性腎不全の回復期や糖尿病のときに起こります。 尿量を調節するホルモンの分泌異常が原因の尿崩症 にょうほうしょう でも起こります。 また、心因性多尿もあります。 コーヒーやアルコールを飲んだあとは、利尿作用によって尿量が増えます。 逆に運動をしたり大量の汗をかくと尿量は減りますが、これらは一過性のもの、異常ではありません。 尿比重 尿には、体内で不要になったさまざまな成分 老廃物 が溶け込んでいるので、水より比重は高くなっています。 腎臓になんらかの問題があると、尿が非常に濃くなったり薄くなったりします。 この比重を測って腎臓の異常の有無を調べることができます。 尿比重が高い値の場合、糖やタンパクが漏れ出していると考えられます。 疑われる病気は、糖尿病、心不全、ネフローゼ症候群などです。 尿比重が低い値の場合、腎臓の尿濃縮力が低下する慢性腎炎や尿崩症が疑われます。 水分の過剰摂取や利尿剤の服用でも値が下がることがあります。 ヘルスケア辞典•

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シー・アール・シー|尿定性検査で偽陰性、偽陽性となる要因−主に薬剤による影響を教えてください。

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尿比重の概要 この項目は、試験紙を用いて尿の比重を調べる検査です。 尿比重とは、尿中に溶けている物質の量を示すものです。 尿は、体内で余分な水分の他に体内の老廃物が含まれているため、水よりもやや比重が高くなります。 尿に多くの物質が含まれていれば、尿は高比重となり、溶けている物質が少なければ尿は低比重となります。 健常者の場合、尿量と尿比重は反比例を示します。 尿量が多くなれば、その分希釈されて尿比重は低下し、尿量が少なくなればその分濃縮されて尿比重は上昇します。 一般的に尿比重は、1. 015前後(24時間尿の場合)であり、必要に応じて腎臓で1. 002~1. 045の間で調節しています。 健常者でも、水分摂取の量や発汗量などによって大きく変動します。 このように尿比重は、水分摂取の量や発汗量などによって大きく変動するため、1回の尿検査によって病的であるか否かを判断するのは困難です。 尿比重の分類 低比重 尿比重が1. 008以下のものを指します。 例えば、抗利尿ホルモンの低下(尿崩症)が起こると、尿量が増えるため常に尿比重が低下します。 これは、抗利尿ホルモン(バソプレシン)が、腎臓にはたらきかけて水分の再吸収を促す働きがあるためです。 等張尿 尿比重が常に一定(1. 010付近)の値を示すものです。 例えば、腎不全などのように腎臓の機能が低下して腎臓での濃縮力の障害がおこると、血漿浸透圧に近い比重の尿がつくられるため、尿比重が上下せずに比重の変動する幅が狭くなります。 高比重 尿比重が1. 030以上のものを指します。 例えば、糖尿病の場合多尿になりますが、尿中に糖分が含まれるため高比重を示します。 また、高熱や下痢・嘔吐による脱水状態が起こると、尿が濃縮されるために高比重を示します。 検査の目的 1)尿のスクリーニング検査として 2)腎での尿の濃縮力を知るため.

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尿検査・尿タンパク・尿比重・ケトン体/血尿/UP・US・OB・HPF

尿 定性 検査

『看護に生かす検査マニュアル』より転載。 今回は、 尿検査について解説します。 高木 康 昭和大学医学部教授 〈目次〉• 尿検査とはどんな検査か とは尿中の成分を検査することにより腎・尿路系、もしくは腎前性疾患を推測する検査である。 尿生成の大きな目的は、体内の老廃物を体外に排泄することである。 尿中に排泄される成分や量は、病気になると変化することが多く、物理・化学的性状、形態を調べることによって各種疾患の診断、予後の推定や治療法の選択に重要な指標となる。 尿検査の目的 尿中に含まれる蛋白・酸の終末産物や中間代謝物、諸種の有機・無機塩類、、解毒物質、微量のビタミン、、尿中有形成分の出現状況を検査することで、腎・尿路系の疾患 のみならず、心、肝、内分泌その他諸器官の機能や病態を知ることができる。 尿は採取が容易であり、患者に苦痛を与えることなく繰り返し検査でき、利用価値が大きいので臨床上きわめて重要である。 尿検査の採尿における注意点• 一般定性検査や形態学的検査は、早朝尿または随時尿を用い、中間尿を採取する。 中間尿とは、初尿および後尿を採取せず、中間の部分を採取した尿である。 尿を放置すると、に示したように成分変化が生じるので、採尿後は速やかに検査室へ提出して検査する。 検査項目によっては、遮光保存して提出しなければならない検査もある。 表1尿の放置による成分変化 *尿試験紙法で測定される項目 尿検査の実際 尿の検査はに示すようなものがある。 表2主な尿検査一覧 一般検査 1)尿量• 3,000mL以上を多尿、500mL以下を乏尿、100mL以下を無尿という。 2)外観• 健常人の尿は、淡黄色・透明で、これは尿路系で産生されるウロクロムによる。 3)尿比重• 屈折計法、計法(浮秤法)もあるが現在は自動化測定に対応した試験紙法が多く用いられている。 正常値:健常者の24時間尿の比重は1. 015~1. 025であるが、飲水や発汗、で1. 002~1. 045の間を変動する。 尿簡易検査(試験紙法)• 尿試験紙は、短冊状のプラス片に試薬を含ませ、乾燥させた濾紙(反応部分)を貼りつけたものである。 <操作法>• 判定は試験紙容器に貼りつけられた色調表と比較する方法で、目視と自動機器で自動読み取りする方法とがある。 1)pH• 健常者の尿は弱酸性(pH6. 0くらい)で生体のpH状況、食事の内容などによりpH4. 5~6. 5の間を変動する。 2)蛋白• pH指示薬であるテトラブロムフェノールブルー(TBPB)を用い、指示薬が蛋白と結合すると変色すること(蛋白誤差)を利用している。 <注意>主にが検出され、ベンスジョーンズ蛋白、グロブリンなどは検出しにくい。 3)糖• 酸化酵素でブドウ糖を分解し生成されるH 2O 2をペルオキシダーゼと色原体を用いた方法で測定する。 <注意>測定されるのはブドウ糖だけであり、他のは検出されない。 4)ウロビリノーゲン• エールリッヒのアルデヒド反応を用いている。 5)ビリルビン• 酸性の条件下で、ビリルビンがジアゾニウム塩とカップリングして赤色のアゾ色素を形成することを利用している。 6)ケトン体• アルカリの条件下で、ニトロプルシドナトリウムがケトン体と反応して紫色の化合物を形成することを利用している。 7)潜血• のペルオキシダーゼ様作用を利用している。 8)亜硝酸塩• 細菌の硝酸塩還元能を利用している。 9)白血球• のテラーゼ活性を、アゾカップリング反応を利用して検出している。 <試験紙法における一般的注意>• 検尿には、原則として新鮮な検体を清潔な容器にとって検査する。 試薬が溶出して正確な結果が得られなくなるので試験紙を尿中につけすぎない。 定性試験としての感度はよいが、定量性には乏しい。 特に目視での判定では個人差が大きい。 試験紙の試験部分には手を触れてはいけない。 試薬を入れた容器は常に密栓し、湿気、高温、直射日光を避けて冷暗所で保存する。 保存中に変色した試験紙は使用しない。 判読時間は厳守し、判定は明るい昼色蛍光灯下で行う。 多項目試験紙では各反応部分の試薬が流出して他を汚染するとよくないので、尿に浸した後はなるべく水平に保持して判定する。 試験紙法では、測定原理上、種々の、偽陰性になることがある()。 表3試験紙法の偽陽性と偽陰性 試験紙法以外の定性検査 1)蛋白• スルホサリチル酸法は蛋白と反応して沈殿するため、尿中の蛋白測定に利用されている。 熱凝固反応を利用した煮沸法は感度が最も鈍いので、陽性の場合は確実に蛋白尿と断定してよい。 2)インジカン• インドキシル硫酸のことで腸閉塞、腸、腹膜炎などで陽性になる。 紫色採尿バッグ症候群とは、尿道を長期留置している患者で、採尿(蓄尿)バッグが紫色になる現象である。 尿中のインジカンが細菌によって色素になり、採尿バッグに付着して紫色になる。 3)ポルフィリン体• フィッシャーのブルグッシュ変法により測定される。 ポルフィリン体は、骨髄の赤芽球や肝におけるヘム生合成過程の中間代謝産物であり、増加する疾患にポルフィリン症、ポルフィリン尿症がある。 4)ベンスジョーンズ蛋白(Bence Jones protein)• 骨髄で生成される免疫グロブリンのL鎖が2つ結合した異常蛋白である。 、骨肉腫、リンパ性、などで尿中に出現する。 試験紙法では検出されにくいので、一般検査として熱凝固試験を行う。 確定診断は免疫電気泳動法により行う。 5)バニルマンデル酸(vanillylmandelic acid;VMA• ジアゾカップリング反応を利用した方法で測定する。 の代謝産物であるVMAは、神経芽細胞腫、褐色細胞腫の診断に重要である。 機能検査 1)フィッシュバーグの濃縮試験• での尿の濃縮能を検査する。 濃縮試験は主として遠位尿細管の再吸収能力を示す。 水分をとらせずに、排泄された尿比重あるいは尿浸透圧を測定する。 3回の採取尿のうち1回でも比重が1. フィッシュバーグの濃縮試験の検査手順をに示す。 <注意>随時尿でも1. 図1フィッシュバーグの濃縮試験の検査手順 2)PSP排泄試験(フェノールスルホンフタレイン試験)• PSPを静脈注射して、その排泄機能を調べる。 近位尿細管の機能を調べる検査である。 正常は15分値が25〜50%、120分値が55〜85%。 15分値が25%以下の場合、腎機能障害が考えられる。 PSP試験の検査手順をに示す。 <注意> 体腔に貯留液(胸水、)がある場合ここにPSPが入ってしまうために、排泄が遅延する。 したものはすべてを検査室に提出する。 図2PSP試験の検査手順 沈渣 1)検査法• 尿沈渣の標本作製の手順をに示す。 図3尿沈渣標本作成の手順 高橋正宣、伊藤機一:図説尿沈渣教本、p. 37、宇宙堂八木書店、1979 2)尿沈渣成分()• 赤血球:腎・尿路系の、炎症、結石、腫瘍のとき認められる。 白血球:腎・尿路系の炎症のとき認められる。 円柱:尿細管の病変、障害部位を知るのに重要である。 円柱の細いのは、近位尿細管、中ぐらいのものは遠位尿細管、幅広のものは集合管で生成されたもので、硝子、赤血球、白血球円柱は急性病変を、顆粒、脂肪、蝋様円柱は変を意味する。 生理中ですが、尿一般を検査できますか? A. 生理中または前後2〜3日は、の混入による影響で、潜血反応が陽性となります。 このため、生理中であることをコメントするか、できれば生理が終了してから検査するようにしてください。 蓄尿で尿一般、尿沈渣を検査できますか? A. 蓄尿では、検査できません。 蓄尿は、尿を長時間ためておくので、その間に尿中の細菌により尿素が分解されてアンモニアが発生します。 そのアンモニアによってpHがアルカリ性に傾き、また細菌により糖が分解され陰性化するなどの変化が起こります。 尿沈渣では赤血球の老化・、白血球・上皮細胞の退行変性、細菌増殖、塩類・結晶の析出、円柱の溶解などが起こるため観察困難となります。 したがって、尿一般、尿沈渣の検査は、早朝尿あるいは随時尿を使用します。 検査室では採尿後2〜4時間以内に検査しています。 尿定性検査で潜血反応が陽性なのに尿沈渣には、赤血球が認められないことがあるのですか? A. このようなことは、、ヘモグロビン尿で生じます。 ミオグロビン尿は、の筋細胞が急激な大量損傷を起こし、ミオグロビンが尿中に大量に排泄されます。 このミオグロビンは、ヘム蛋白質であり、1つのヘムを含んでいます。 ミオグロビンは、偽ペルオキシダーゼ反応により試験紙法では潜血(+)となりますが、尿沈渣に赤血球は認められません。 また、ヘモグロビン尿は、血管内で溶血が起こり、遊離したヘモグロビンがハプトグロビンとの結合能を越えた場合に糸球体から濾過されます。 そして尿細管での再吸収能を超すと尿中に排泄されてヘモグロビン尿となり、偽ペルオキシダーゼ反応のために潜血(+)となり、尿沈渣に赤血球は認められません。 尿定性検査で亜硝酸塩(細菌の有無)が陰性なのに、尿沈渣に細菌が多く認められることがあるのですか? A. 亜硝酸塩の検出の原理は、細菌により硝酸塩が還元されて生じた亜硝酸塩が、試験紙に含まれているアミン化合物とのジアゾカップリング反応により検出されます。 PSP:phenol sulfonphthalein(フェノールスルホンフタレイン)• TBPB:tetrabromophenol blue(テトラブロムフェノールブルー)• VMA:vanillyl mandelic acid(バニルマンデル酸) 本記事は株式会社の提供により掲載しています。 [出典] (編著)高木康/2015年3月刊行/.

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