ボビー コールド ウェル 福岡。 feed.partizan.com: ボビー・コールドウェル・グレイテスト・ヒッツ: 音楽

ボビー・コールドウェル~feed.partizan.com~来日記念特集

ボビー コールド ウェル 福岡

BOBBY CALDWELL ボビー・コールドウェル ミスター 1978年「イブニング・スキャンダル」とそこからのヒット曲「風のシルエット」で突然頭角を現した謎の人物。 そのお洒落なサウンドと、謎に包まれたシルエットのアルバム・ジャケットで、静かなブームを呼んだ。 日本では翌79年に発売され、ちょうどカフェ・バーが流行り出した頃でもあり、都会の夜の雰囲気によく合うボビーのサウンドは、たちまち大ヒットして、毎晩のように店で流れていた。 ボビーの姿は、当初このファースト・アルバムのシルエットのイラストと、雑誌で見かける、ハットを深くかぶりサングラスをした写真しかなく、黒人なのだろうかとも思わせるソウルフルな声のため、まったく謎の人物だった。 しかし、つづくセカンド・アルバムの顔写真アップのジャケットで、すべてが明らかになった。 日本では、このアルバムが発売になったのが、まだ衝撃デビューの興奮醒めやまぬ80年 ファースト・アルバムの翌年 だったこともあり、もちろんのことよく売れ、つづく3,4枚目のアルバムも好調なセールスを記録していった。 本国アメリカでは、このセカンド・アルバムがリリースされた直後にレコード会社 T. が倒産。 新人にして2年という長いインターバルを開けた末、満足なプロモーションもできないまま世に出てしまったのこのアルバムは、当然売れ行きも鈍く、作品の出来の良さから考えると不運な結果となってしまった。 ボビーにとっても、それだけ時間をかけた力作で、仕上がりも申しぶんのない自信作だっただけに、かなりがっかりしたことだろう…。 ポリドールに移籍してリリースした、つづく3作目 82年 と4作目 83年 は、自らプロデュースし、バックにTOTOのメンバーを加えるなど、ますます気合い十分でAORサウンドに磨きをかけ、日本での人気を不動のものにしたが、やはりアメリカではパッとせず、ボビーは失意のまま、シンガーとしての活動を停止してしまう。 その後ボビーは、85年頃からコンポーザーとして多くのアーチスト達に数々の名曲をプレゼントしている。 コモドアーズ、ピーター・セテラ&エイミー・グラント、シカゴ、ボズ・スキャッグス、アル・ジャロウ、ジェームス・テイラー、マイケル・センベロ、ニール・ダイヤモンドなどなど、数え上げたらきりがないほどだ。 同じAORシンガーとしてのボズ・スキャッグスの復活は、大いにボビーを勇気づけたようだ。 そして89年、6年ぶりに自らのアルバム「ハート・オブ・マイン」をリリースし、ミュージシャンとしてカンバックを果たした。 しかし、このアルバムはほとんど全曲、そのコンポーザー時代のものを自分でセルフ・カヴァーしたものの寄せ集めだったので、次にリリースした「ソリッド・グラウンド」が内容的には実質の復帰作と言えよう。 91年にリリースしたこの通算6枚目のアルバムは、昔と変わらずソウルフルな声と名曲の数々が収録されていたが、1曲だけ「スタック・オン・ユー」という異色のジャズ・ナンバー 自作 を入れたところ、これが全米ジャズ・チャートで大ヒット! これに気をよくしたボビーは、その後サウンド路線を変え、ジャズ・シンガーとしての道を歩み始める。 90年代にリリースした以降3枚のアルバムは、いずれもフランク・シナトラ風のビッグ・バンド・ジャズが中心の内容だった。 彼の生い立ちを知れば、この成り行きも納得できるのだが、「ミスターA0R」がロックシーンから消えたのはたいへん残念だ。 今後また気が変わってAOR路線に戻ってくれることを願いたい。 ボビー略歴など 1951年8月15日ニューヨークのマンハッタン生まれ。 両親がブロードウェイのショー・ビジネスに携わっていた関係で、少年期よりフランク・シナトラやカウント・ベイシーといったジャズ・シンガーを聴いて育った。 12歳で父親からギターをプレゼントされ、音楽に夢中になり、ビートルズやモータウンのヒット・チューンを主に演奏していたらしい。 そして、22歳の時にリトル・リチャードのバンドに参加し、78年にソロ・レコード・デビューを果たす。 主に影響を受けたアーチストは、フランク・シナトラ、スティーヴィー・ワンダー、ドナルド・フェイゲン スティーリー・ダン だという。 また、1979年に初来日、翌1980年にも来日した後、かなりのブランクがあり1990年に久しぶりの来日、以降は現在まで毎年のように日本でコンサートやディナー・ショーを行っている。 個人的には、1990年と1991年の2回、昭和女子大学人見記念講堂での来日公演を見に行ったが、両日ともにすばらしいパフォーマンスを披露してくれた。 特に90年は、初期の名曲もたっぷりと聞けて、神経質なスタジオ・ワークとは違い、とても楽しそうに唄い、演奏するボビーの姿がとても印象的だった。 驚いたことに、ライヴでのボビーはヴォーカルに専念しているのかと思いきや、なんとキーボードやギターも操り、ギター・ソロまで弾いてくれた。 これがまたかなり巧い。 マルチ・プレイヤーといっても、そんじょそこらのレベルではなく、相当レベルの高いマルチ・プレイヤーだったのだ! 最後に、一般にはあまり知られていない情報を少し。 ボビーはコンポーザー時代の85年に、イエロージャケットのアルバム「SAMURAI SAMBA」の「Lonely Weekend」という曲にヴォーカルでゲスト参加している。 ボビーが他人のアルバムで唄うのは極めてめずらしい。 また、88年には映画「マック」の主題歌「アイル・フォロー・ユー」を自作自演。 どちらの出来もかなりよいので、ファンなら要チェックだろう。 HINE 2004. スペシャル・トゥ・ミー Special To Me 2. マイ・フレイム My Flame 3. ラヴ・ウォント・ウエイト Love Won't Wait 4. キャント・セイ・グッドバイCan't Say Goodbye 5. カム・トゥ・ミー Come To Me 6. 風のシルエット What You Won't Do For Love 7. カリンバ・ソング Kalinba Song 8. テイク・ミー・バック・トゥ・ゼン Take Me Back To Then 9. ダウン・フォー・ザ・サード・タイム Down For The Third Time デビュー作にして、不朽の名作ともいえるAORの名盤。 ボビーは、ドラム以外のパートのほとんどで自らもプレイし、早くもマルチ・プレイヤーぶりを発揮している。 1曲目の「スペシャル・トゥ・ミー」は日本のみでシングル・カットしたものだが、大ヒットし、松田聖子やWINKによってカヴァーもされたお馴染みの名曲。 ボビー最大のヒット曲「風のシルエット」 全米9位 もここに収録。 いまだにこの曲をカヴァーするアーチストは後を絶たない。 「カム・トゥ・ミー」は10年後にパーラメント タバコ のTVコマーシャルに使われヒット。 時代を越えた不変の名曲であることを実証した。 余談だが「キャント・セイ・グッドバイ」は、TKレコード倒産に伴いSonyからPolydorに移籍した際、別バージョンのものと差し替えられたようで、バックの演奏やアレンジが異なっている。 オリジナル・ヴァージョンが入っているレコードを持っているファンは、絶対手放さないようにしよう。 ちなみにアルバム自体は全米21位まで上昇した。 しかし、このジャケットは今見てもお洒落だ。 センチメンタル・サン・ダウン Commig Down From Love 2. ロング・オア・ライト Wrong Or Right 3. トゥ・ノウ・ホワット・ユーヴ・ガット To Know What You've Got 4. カリビアン・プロミス You Promised Me 5. イッツ・オーヴァー It's Over 6. オープン・ユア・アイズ Open Your Eyes 7. マザー・オブ・クリエイション Mother Of Creation 8. ドント・ウォント・トゥ・ルーズ・ユア・ラヴ I Don't Wan't Lose Your Love TKレコードの倒産で、満足にプロモーションもできなかったセカンド・アルバムだが、曲の良さで「センチメンタル・サン・ダウン」が全米42位のスマッシュ・ヒットを放つ。 また、このアルバムはボビー自身も共同プロデュースし、ドラム以外の楽器もほとんど自分で演奏している力作。 不変のボービー節「センチメンタル・サンダウン」やファルセットを巧みに使った「ロング・オア・ライト」など名曲も多いが、全体的に音質が今ひとつ悪い。 オール・オブ・マイ・ラヴ All Of My Love 2. サニー・ヒルズ Sunny Hills 3. ラヴィン・ユー Loving You 4. ワーズ Words 5. キャット・ウォーク Catwalk 6. ジャマイカ・センチメンタル Jamaica 7. ユー・ビロング・トゥ・ミー You Belong To Me 8. キャリー・オン Carry On ポリドール移籍後初、ボビーにとっては通算3枚目のアルバム。 制作期間2年、バック・ミュージシャンには、TOTOのスティーヴ・ルカサー g 、デヴィッド・ペイチ key 、スティーヴ・ポーカロ key 、ジェフ・ポーカロ ds の面々やタワー・オブ・パワー horn まで従え、プロデュースはボビー自身が単独で行った。 その他、いつもどおりのギター、キーボード、ベースは言うに及ばず、ヴァイブ、マリンバからホーン・アレンジ、ストリングス・アレンジまでをボビーが手がけ もちろん全部ではないが 、初めて思うままに制作した自信作でもある。 そしてまた、曲がすばらしい!他のアルバム同様全曲良いのは当然としても、1曲目の「オール・オブ・マイ・ラヴ」から「ラヴィン・ユー」までの3曲を聞いただけで、既によくもまあこれだけの名曲が連続して入っているものだと感心してしまう。 中間には少し毛色の変わった曲をちりばめ、飽きさせることもない。 ライブでは必ず演る、故ボブ・マーリーに捧ぐ「ジャマイカ・センチメンタル」も名作。 この曲は、あえてレゲエ風にせず、カリプソ風にしているところがいい。 そして、最後にはまたバラードの寂しげな名曲「キャリー・オン」で余韻を残しつつ消えてゆく・・・・う〜〜ん、まったくスキのない完璧なアルバムだ!しかもすっかりボビーのイメージを定着させたこのシルエットと月のイラスト・ジャケット!個人的には一押しの最高傑作だ。 ボビー自身も90年の来日時に、インタビューで「自分の作品のうちどれがベストか?」と質問され、このアルバムと2曲目の「Sunny Hills」を挙げていた。 この「サニー・ヒルズ」という曲は、ボビーの故郷マイアミに住む寂しい老人たちのことを唄ったもの。 マイアミと言えば南国パラダイスのようなイメージがあるが、実際には観光客が派手なだけで、住人は老人が多く、曇りの日が多いどんよりとしたところらしい。 ボビーがラヴソングでない、こういった曲をかくのは珍しく、それまでにも見られなかったことで、「ジャマイカ・センチメンタル」も含め、音楽的にも広がりを見せたアルバムでもある。 シェリー Sherry 2. シー・ラヴズ・マイ・カー She Loves My Car 3. フロライン Fraulein 4. 彼女はモア・ロマンサー She Dose It Better 5. カヴァー・ガール Cover Girl 6. ローデッド・ガン Loaded Gun 7. クラス・オブ・69 Glass Of 69 8. セイング・グッドナイト Saying Goodnight 9. ワンス・ユー・ギヴ・イン Once You Give In 10. ネヴァー・ラヴド・ビフォー Never Loved Before ボビーの全アルバム中、最もロック色の濃い作品。 前作につづき、TOTOのメンバーがバックをサポートしている。 名バラード「シェリー」や、ボズ・スキャッグスでは唄いこなせずに、代わりにロバータ・フラックが唄い、あまりの感動に涙を流しながら唄ったという名曲「ネヴァー・ラヴド・ビフォー」も収録。 もちろん、本作では、この曲もボビー自らが唄っている。 また、珍しくハードな2曲目の「シー・ラヴス・マイ・カー」では外部ライターの曲を採用しているが、そのあたりにも、意識的に今回のアルバムをロックっぽくしようとする意図が感じられる 日本先行で発売されたこのアルバムは、こんなにすばらしい内容にも関わらず、アメリカでの発売予定がたたず、ついにはLPで未発売のままだった。 失望したボビーはこの後、長〜い沈黙に入ってしまう。 しかしながら、ボビーの才能は枯れることが無く、その後80年代は作曲家として多くのアーチスト達へ名曲の数々を提供していくのだ。 ハート・オブ・マイン Heart Of Mine 2. リアル・シング Real Thing 3. ネクスト・タイム Next Time I Fall 4. オール・オア・ナッシング・アット・オール All Or Nothing At All 5. セイント・イッツ・オーヴァー Saying It's Over 6. インザ・ネーム・オブ・ラヴ In The Name Of Love 7. イーヴン・ナウ Even Now 8. ファースト・タイム First Time 9. ステイ・ウィズ・ミー Stay With Me 10. チャイナ China ソングライター期に他のアーチストへ提供した曲を、ボビー自らが唄い直した復帰後第1弾のアルバム。 すべてが名曲揃いで、まるでベスト盤のよう。 ここに入っているボビー・ヴァージョンの「ステイ・ウィズ・ミー」もパーラメントのCMに使用された。 ちなみにオリジナルで唄っていたのはピーター・セテラだ。 その他、オリジナルはボズ・スキャッグス、ジェームス・テイラー、アル・ジャロウなど蒼々たる面々だ。 このアルバムが日本でヒットしたことで、ボビーはまたミュージシャンとして活動していくことを決意したようだ。 ドント・リード・ミー・オン Don't Lead Me On 2. スタック・オン・ユー Stuck On You 3. クライ Cry 4. ジャネット Janet 5. ウィズアウト・ユア・ラヴ Without Your Love 6. プロミスト・ランド Promised Land 7. ドント・ギヴ・ミー・バッド・ニューズ Don't Give Me Bad News 8. ソリッド・グラウンド Solid Ground 9. バック・トゥ・ユー Back To You 10. エヴリ・マン Every Man 個人的には復帰後の最高作。 レゲエ・サウンド ソリッド・グラウンド も、ボビーの手にかかれば、こんなにアダルト・テイストに・・・。 マリリン・スコットとのデュエット曲「バック・トゥ・ユー」は、またもやパーラメントのイメージソングに使われた名曲。 そして、ボビーにしては異色のジャズ・ナンバー「スタック・オン・ユー」が全米ジャズ・チャートで大ヒット。 これ以降ボビーはジャズにどっぷり浸かって行くことになる。 このヒットは、嬉しいような寂しいような複雑な心境。 シェイプ・アイム・イン The Shape I'm In 2. ワン・ラヴ One Love 3. ステイ・ウィズ・ミー Stay With Me 4. 風のシルエット What You Won't Do For Love 5. センチメンタル・サンダウン Coming Down From Love 6. ウィズアウト・ユア・ラヴ Without Your Love 7. ジャマイカ・センチメンタル Jamaica 8. ハート・オブ・マイン Heart Of Mine 9. スペシャル・トゥ・ミー Special To Me 10. シェリー Sherry 11. クライ Cry 12. スタック・オン・ユー Stuck On You 13. ドント・リード・ミー・オン Don't Lead Me On 14. カム・トゥ・ミー Come To Me 新曲を2曲追加したベスト盤。 これさえあれば、部屋が、車中が、こ洒落たバーに早変わり。 夜のドライブにも必需の1枚。 尚、本作は「第34回日本レコード大賞」の「海外アーティスト賞」を受賞したらしい。 ワンス・アポン・ア・タイム Once Upon A Time 2. ネヴァー・テイク・ア・チャンス Never Take A Chance 3. ラヴ・ライト Love Lite 4. キャリー・アン Carrie Anne 5. ワン・ラヴ One Love 6. ホエア・イズ・ラヴ Where Is Love 7. トライング・タイムズ Trying Time 8. リナ Rina 9. アイ・ゲット・ア・キック・アウト・オブ・ユー I Get A Kick Out Of You 10. ドント・ウォリー・バウト・ミー Don't Worry 'Bout Me ミスターAORと呼べる最後の作品。 すでにその後を予感させるジャズ・ナンバーが何曲か入っているが、まだ、いつものボビー節も健在。 しかし、いつになく参加ミュージシャンも少なく、1人こもって作り上げたような印象は拭えない。 その結果、「ハート・オブ・マイン」以来からつづくサウンドのマンネリ感がこのアルバムを支配してしまっている。 むしろ最後に入っているフランク・シナトラのカヴァー曲2曲の方が新鮮かもしれない。 ウォーク・オン・バイ Walk On By 2. アイ・ギヴ・イン Give In 3. ドント・アスク・マイ・ネイ・バー Don't Ask My Neighbor 4. ユア・アスク・マイ・ネイバー Your Precious Love 5. ショウ・ミー Show Me 6. アット・ラスト At Last 7. バック・イン・ザ・ファイアー Back In Love 8. プロミス Promise 9. 君が帰ってくるまで Until You Come Back To Me 10. レット・イット・ビー・ミー Let Be Me *ボーナストラック 11. 通して聞いてみると意外にも違和感なく、全編ボビー節が心地よく響いてくる。 やはりボビーの音楽ルーツは、このあたりにあるのだと再確認もできる。 ロック・ファンにはちょっと寂しいが、全体の中で浮いている7曲目の「バック・イン・ザ・ファイアー」は、イントロからロックっぽい雄叫びをあげ、ギターソロもかなりハード・ロックっぽい。 この曲ではギターをボビー自らが弾いていて、もちろんソロもボビーによるもの。 個人的には、こういう曲を聞くと、「ああ、まだボビーの魂にはロックが宿っている」と安心できる。 ストリート・オブ・ドリームズ Street Of Dream 2. ユー・ゴー・トゥー・マイ・ヘッド You Go To My Head 3. エンジェル・アイズ Angel Eyes 4. ドント・ウォリー・バウト・ミー Don't Worry 'Bout Me 5. ビヨンド・ザ・シー Beyond The Sea 6. アイ・コンセントレイト・オン・ユー I Concentrate On You 7. オール・ザ・ウェイ All The way 8. スタック・オン・ユー Stuck On You 9. アイ・ゲット・ア・キック・アウト・オブ・ユー I Get A Kick Out Of You 10. トゥモロー Tomorrow 11. ガール・アイ・ドリーム・アバウト The Girl I Dream About 12. スマイル Smile ついに来るところまで来てしまったという感じで、禁断の写真ジャケットまで使用した本作は全編ジャズ・スタンダード曲集。 オリジナル曲も新曲2曲とセルフ・カヴァー1曲があるが、いずれもジャズ・スタンダードと呼んで差し支えないほど、同一線上のサウンドのものだ。 コンポーザーとして、これはすごいことで、改めてボビーの才能には関心してしまうのだが、やはりかつてのAORからどんどん遠ざかっていくのはとても寂しいかぎりだ。 The Anthology Part I グレイテストヒッツVol. My Flame 2. Coming Down From Love 3. Loving You 4. Jamaica 5. Real Thing 6. Even Now 7. Don't Lead Me On 8. Show Me Your Devotion 9. Once Upon A Time 10. I Give In 11. Don't Ask My Neighbor 12. Let It Be Me 13. Baby, It's Cold Outside 14. Tell It Like It Is 15. Good To Me 16. What You Won't Do For Love アメリカでリリースされたベスト盤。 15曲目に「Good To Me」という新曲が入っている他、イエロージャケットの「サムライサンバ」に入っていたインストゥルメンタル曲に歌詞をつけた8曲目や、ヴァネッサ・ウイリアムスとのデュエット曲、マイケル・リントンとのデュエット、善し悪しは別として「風のシルエット」のニュー・ヴァージョンなど、聞き所は多い。 日本盤はジャケットがイラストに変更され マウスをジャケットの上に持って行くと入れ替わる 、先にリリースしているグレイテスト・ヒッツとの兼ね合いから、7曲もの曲が入れ替えられている。 ファンにお薦めはUS盤。 日本盤では上記8曲目が、同じマリリン・スコットとのデュエット曲ではあるがアルバム「ソリッド・グラウンド」に入っていた「バック・トゥー・ユー」に差し替えられているからだ。 アイル・ビー・アラウンド I'll Be Around 2. あなたはしっかり私のもの I've Got You Under My Skin 3. ゲス・アイル・ハング・マイ・ティアーズ・アウト・トゥ・ドライ Guess I'll Hang My Tears Out To Dry 4. オールド・デヴィル・ムーン Old Devil Moon 5. インディアン・サマー Indian Summer 6. ザ・ベスト・イズ・イエット・トゥ・カム The Best Is Yet To Come 7. 降っても晴れても Come Rain Or Come Shine 8. イル・ウィンド Ill Wind 9. デイ・イン・デイ・アウト Day In Day Out 10. エイプリル・ムーン April Moon 11. アイヴ・ガット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング I've got the World On A String *ボーナストラック 12. カム・トゥ・ミー Come To Me リマスター・ヴァージョン ボビーが敬愛するフランク・シナトラの訃報を受けて、トリビュートの意味も込め再びジャズ・スタンダードに挑んだ力作。 今回は、シナトラが生前ホーム・グラウンドとして使用していたキャピトル・レコードの地下スタジオで、フル・オーケストラをバックにレコーディングするという力の入れよう。 10曲目の「エイプリル・ムーン」のみボビーが新たに書き下ろした新曲だが、この曲も他のスタンダード・ナンバーと完璧に混ざり合い、違和感はまったくない。 しかし、ボビーはもうまるっきりジャズ・シンガーへと変貌を遂げている・・・。 What You Won't Do For Love 2. Open Your Eyes 3. In The Name Of Love 4. Next Time I Fall 5. All Or Nothing At All 6. Heart Of Mine 7. Stay With Me 8. Saying It's Over 9. Janet 10. Without Your Love 11. Cry 12. Where Is Love 13. Love Lit 14. Shape I'm In 15. Rain 16. Everytime You Say My Name またもやベスト盤。 そして、またもや新曲が2曲追加されているというファン泣かせのアルバム。 このアルバムのリリースを受けて、日本でも独自のベスト盤が同時期にリリースされたが、ジャケットやタイトルも異なり、曲も曲順もかなり違っている。 ただし、日本盤のベストの方は、新曲の2曲「Rain」と「Everytime You Say My Name」のうち、「Rain」が何故か省かれているので、ファンは断然US盤の本作を買うべきだろう。 尚、「Everytime You Say My Name」の方は、日本の高橋真梨子に提供した曲のセルフ・カヴァー。 80年代、アメリカに見放されても、日本のファンはずっとボビーの甘く切ないバラードの数々を愛しつづけてきた。 ボビーもまた日本公演では、ずっとそれらAORの名曲達を披露してくれていた。 しかし、90年以降、CDから流れてくるボビーの歌声はどんどんジャズ方向へとシフトし、昔ながらのファンを困惑させた。 でも、もうそろそろいいだろうボビー!心からあなたの曲を愛する日本のファンのため、全編オリジナル曲でのニュー・アルバムをリリースしてくれても・・・。 HINE 2004. 9更新.

次の

ボビー・コールドウェル 「日本のファンに聴かせたい曲」プレイリスト & japan(finds) Vol.9「ボビー・コールドウェルに聴かせたい日本の楽曲」

ボビー コールド ウェル 福岡

この1週間はゴルフに3回出動してきましたが、アップダウンの激しいスコアに一喜一憂(苦笑)。 やはりゴルフは奥が深いものです・・・。 今日の名古屋は朝から細かな雨が降っております。 降ったり止んだりといったところでしょうか。 少なくとも日中は音楽三昧、読書三昧といきたいものです。 さて、最近AORを聴いていなかったので、久しぶりにボビー・コールドウェルを聴いてます。 彼のアルバムは既に との名盤2枚をご紹介済ですが、今回は地味な彼の3枚目のアルバム「Carry On」をご紹介しておきます。 ジャケットは相変わらずAORしてますね。 切り絵っぽい、いいジャケットです。 ボビー・コールドウェルというとマルチ・プレイヤーで有名で、実際殆どの楽器を自身でこなしてアルバムを制作しているといったイメージが強かったのですが、このアルバムではTOTOのメンバー(スティーヴ・ルカサー、スティーヴ・ポーカロ、デヴィッド・ペイチ、ジェフ・ポーカロ)の他、ジョージ・チョコレート・ペリー、タワー・オブ・パワー、ジェリー・ヘイ等々が参加しております。 恥ずかしながら、ボビーとTOTOが一緒にプレイしていたとは知りませんでした。 ライナーノーツによるとこの曲、ジョン・レノンの死にインスパイアされて作った曲だそうです。 曲調からはそういった印象は全く受けないのですが・・・。 ボビーの楽曲がCMで使われ、リバイバルブームが起きた1990年。 確か来日した際のライヴ映像がTV放送されたと思いますが、そのなかの1曲「Jamaica」での女性パーカッションのプレイが印象的でした。 その時の映像がYouTubeにアップされていたので、ご紹介しておきます。 最高の演奏、最高の楽曲・・・、Jamaicaに滞在している気分にさせてくれます。 再びライナーノーツに言及しますと、発表当時に書かれたものですが、このアルバムが「スティーリーダンっぽく聞こえてしかたない」とあります。 そのように聞こえるかどうかはともかく、本作中、もっとも落着いたAOR系サウンドかもしれません。 私もお気に入りの1曲です。 口笛のようなシンセ音が印象的ですね。 この楽曲はボビーの故郷、マイアミに住む老人を歌ったものだそうです。 ボビーはもちろん白人ですが、デビュー当時は露出も少なく、そのヴォーカルがあまりにもソウルフルなんで、黒人なんではなにかと思われていたようです。 どこかスティーヴィー・ワンダーに似ているヴォーカルは私も大好きです。 一番アーバンソウルな香りがしますね。 途中のTOPのホーンもいいし、80年代AORの香りが漂います。 残念ながらボビーのアルバムはブックオフでは不当な価格で放置されているのが散見されます。 少なくとも5枚目の「Heart of Mine」までのアルバムが500円で売られていたら、「買い」だと思うのですが・・・。

次の

ボビー・コールドウェル~feed.partizan.com~来日記念特集

ボビー コールド ウェル 福岡

BOBBY CALDWELL ボビー・コールドウェル ミスター 1978年「イブニング・スキャンダル」とそこからのヒット曲「風のシルエット」で突然頭角を現した謎の人物。 そのお洒落なサウンドと、謎に包まれたシルエットのアルバム・ジャケットで、静かなブームを呼んだ。 日本では翌79年に発売され、ちょうどカフェ・バーが流行り出した頃でもあり、都会の夜の雰囲気によく合うボビーのサウンドは、たちまち大ヒットして、毎晩のように店で流れていた。 ボビーの姿は、当初このファースト・アルバムのシルエットのイラストと、雑誌で見かける、ハットを深くかぶりサングラスをした写真しかなく、黒人なのだろうかとも思わせるソウルフルな声のため、まったく謎の人物だった。 しかし、つづくセカンド・アルバムの顔写真アップのジャケットで、すべてが明らかになった。 日本では、このアルバムが発売になったのが、まだ衝撃デビューの興奮醒めやまぬ80年 ファースト・アルバムの翌年 だったこともあり、もちろんのことよく売れ、つづく3,4枚目のアルバムも好調なセールスを記録していった。 本国アメリカでは、このセカンド・アルバムがリリースされた直後にレコード会社 T. が倒産。 新人にして2年という長いインターバルを開けた末、満足なプロモーションもできないまま世に出てしまったのこのアルバムは、当然売れ行きも鈍く、作品の出来の良さから考えると不運な結果となってしまった。 ボビーにとっても、それだけ時間をかけた力作で、仕上がりも申しぶんのない自信作だっただけに、かなりがっかりしたことだろう…。 ポリドールに移籍してリリースした、つづく3作目 82年 と4作目 83年 は、自らプロデュースし、バックにTOTOのメンバーを加えるなど、ますます気合い十分でAORサウンドに磨きをかけ、日本での人気を不動のものにしたが、やはりアメリカではパッとせず、ボビーは失意のまま、シンガーとしての活動を停止してしまう。 その後ボビーは、85年頃からコンポーザーとして多くのアーチスト達に数々の名曲をプレゼントしている。 コモドアーズ、ピーター・セテラ&エイミー・グラント、シカゴ、ボズ・スキャッグス、アル・ジャロウ、ジェームス・テイラー、マイケル・センベロ、ニール・ダイヤモンドなどなど、数え上げたらきりがないほどだ。 同じAORシンガーとしてのボズ・スキャッグスの復活は、大いにボビーを勇気づけたようだ。 そして89年、6年ぶりに自らのアルバム「ハート・オブ・マイン」をリリースし、ミュージシャンとしてカンバックを果たした。 しかし、このアルバムはほとんど全曲、そのコンポーザー時代のものを自分でセルフ・カヴァーしたものの寄せ集めだったので、次にリリースした「ソリッド・グラウンド」が内容的には実質の復帰作と言えよう。 91年にリリースしたこの通算6枚目のアルバムは、昔と変わらずソウルフルな声と名曲の数々が収録されていたが、1曲だけ「スタック・オン・ユー」という異色のジャズ・ナンバー 自作 を入れたところ、これが全米ジャズ・チャートで大ヒット! これに気をよくしたボビーは、その後サウンド路線を変え、ジャズ・シンガーとしての道を歩み始める。 90年代にリリースした以降3枚のアルバムは、いずれもフランク・シナトラ風のビッグ・バンド・ジャズが中心の内容だった。 彼の生い立ちを知れば、この成り行きも納得できるのだが、「ミスターA0R」がロックシーンから消えたのはたいへん残念だ。 今後また気が変わってAOR路線に戻ってくれることを願いたい。 ボビー略歴など 1951年8月15日ニューヨークのマンハッタン生まれ。 両親がブロードウェイのショー・ビジネスに携わっていた関係で、少年期よりフランク・シナトラやカウント・ベイシーといったジャズ・シンガーを聴いて育った。 12歳で父親からギターをプレゼントされ、音楽に夢中になり、ビートルズやモータウンのヒット・チューンを主に演奏していたらしい。 そして、22歳の時にリトル・リチャードのバンドに参加し、78年にソロ・レコード・デビューを果たす。 主に影響を受けたアーチストは、フランク・シナトラ、スティーヴィー・ワンダー、ドナルド・フェイゲン スティーリー・ダン だという。 また、1979年に初来日、翌1980年にも来日した後、かなりのブランクがあり1990年に久しぶりの来日、以降は現在まで毎年のように日本でコンサートやディナー・ショーを行っている。 個人的には、1990年と1991年の2回、昭和女子大学人見記念講堂での来日公演を見に行ったが、両日ともにすばらしいパフォーマンスを披露してくれた。 特に90年は、初期の名曲もたっぷりと聞けて、神経質なスタジオ・ワークとは違い、とても楽しそうに唄い、演奏するボビーの姿がとても印象的だった。 驚いたことに、ライヴでのボビーはヴォーカルに専念しているのかと思いきや、なんとキーボードやギターも操り、ギター・ソロまで弾いてくれた。 これがまたかなり巧い。 マルチ・プレイヤーといっても、そんじょそこらのレベルではなく、相当レベルの高いマルチ・プレイヤーだったのだ! 最後に、一般にはあまり知られていない情報を少し。 ボビーはコンポーザー時代の85年に、イエロージャケットのアルバム「SAMURAI SAMBA」の「Lonely Weekend」という曲にヴォーカルでゲスト参加している。 ボビーが他人のアルバムで唄うのは極めてめずらしい。 また、88年には映画「マック」の主題歌「アイル・フォロー・ユー」を自作自演。 どちらの出来もかなりよいので、ファンなら要チェックだろう。 HINE 2004. スペシャル・トゥ・ミー Special To Me 2. マイ・フレイム My Flame 3. ラヴ・ウォント・ウエイト Love Won't Wait 4. キャント・セイ・グッドバイCan't Say Goodbye 5. カム・トゥ・ミー Come To Me 6. 風のシルエット What You Won't Do For Love 7. カリンバ・ソング Kalinba Song 8. テイク・ミー・バック・トゥ・ゼン Take Me Back To Then 9. ダウン・フォー・ザ・サード・タイム Down For The Third Time デビュー作にして、不朽の名作ともいえるAORの名盤。 ボビーは、ドラム以外のパートのほとんどで自らもプレイし、早くもマルチ・プレイヤーぶりを発揮している。 1曲目の「スペシャル・トゥ・ミー」は日本のみでシングル・カットしたものだが、大ヒットし、松田聖子やWINKによってカヴァーもされたお馴染みの名曲。 ボビー最大のヒット曲「風のシルエット」 全米9位 もここに収録。 いまだにこの曲をカヴァーするアーチストは後を絶たない。 「カム・トゥ・ミー」は10年後にパーラメント タバコ のTVコマーシャルに使われヒット。 時代を越えた不変の名曲であることを実証した。 余談だが「キャント・セイ・グッドバイ」は、TKレコード倒産に伴いSonyからPolydorに移籍した際、別バージョンのものと差し替えられたようで、バックの演奏やアレンジが異なっている。 オリジナル・ヴァージョンが入っているレコードを持っているファンは、絶対手放さないようにしよう。 ちなみにアルバム自体は全米21位まで上昇した。 しかし、このジャケットは今見てもお洒落だ。 センチメンタル・サン・ダウン Commig Down From Love 2. ロング・オア・ライト Wrong Or Right 3. トゥ・ノウ・ホワット・ユーヴ・ガット To Know What You've Got 4. カリビアン・プロミス You Promised Me 5. イッツ・オーヴァー It's Over 6. オープン・ユア・アイズ Open Your Eyes 7. マザー・オブ・クリエイション Mother Of Creation 8. ドント・ウォント・トゥ・ルーズ・ユア・ラヴ I Don't Wan't Lose Your Love TKレコードの倒産で、満足にプロモーションもできなかったセカンド・アルバムだが、曲の良さで「センチメンタル・サン・ダウン」が全米42位のスマッシュ・ヒットを放つ。 また、このアルバムはボビー自身も共同プロデュースし、ドラム以外の楽器もほとんど自分で演奏している力作。 不変のボービー節「センチメンタル・サンダウン」やファルセットを巧みに使った「ロング・オア・ライト」など名曲も多いが、全体的に音質が今ひとつ悪い。 オール・オブ・マイ・ラヴ All Of My Love 2. サニー・ヒルズ Sunny Hills 3. ラヴィン・ユー Loving You 4. ワーズ Words 5. キャット・ウォーク Catwalk 6. ジャマイカ・センチメンタル Jamaica 7. ユー・ビロング・トゥ・ミー You Belong To Me 8. キャリー・オン Carry On ポリドール移籍後初、ボビーにとっては通算3枚目のアルバム。 制作期間2年、バック・ミュージシャンには、TOTOのスティーヴ・ルカサー g 、デヴィッド・ペイチ key 、スティーヴ・ポーカロ key 、ジェフ・ポーカロ ds の面々やタワー・オブ・パワー horn まで従え、プロデュースはボビー自身が単独で行った。 その他、いつもどおりのギター、キーボード、ベースは言うに及ばず、ヴァイブ、マリンバからホーン・アレンジ、ストリングス・アレンジまでをボビーが手がけ もちろん全部ではないが 、初めて思うままに制作した自信作でもある。 そしてまた、曲がすばらしい!他のアルバム同様全曲良いのは当然としても、1曲目の「オール・オブ・マイ・ラヴ」から「ラヴィン・ユー」までの3曲を聞いただけで、既によくもまあこれだけの名曲が連続して入っているものだと感心してしまう。 中間には少し毛色の変わった曲をちりばめ、飽きさせることもない。 ライブでは必ず演る、故ボブ・マーリーに捧ぐ「ジャマイカ・センチメンタル」も名作。 この曲は、あえてレゲエ風にせず、カリプソ風にしているところがいい。 そして、最後にはまたバラードの寂しげな名曲「キャリー・オン」で余韻を残しつつ消えてゆく・・・・う〜〜ん、まったくスキのない完璧なアルバムだ!しかもすっかりボビーのイメージを定着させたこのシルエットと月のイラスト・ジャケット!個人的には一押しの最高傑作だ。 ボビー自身も90年の来日時に、インタビューで「自分の作品のうちどれがベストか?」と質問され、このアルバムと2曲目の「Sunny Hills」を挙げていた。 この「サニー・ヒルズ」という曲は、ボビーの故郷マイアミに住む寂しい老人たちのことを唄ったもの。 マイアミと言えば南国パラダイスのようなイメージがあるが、実際には観光客が派手なだけで、住人は老人が多く、曇りの日が多いどんよりとしたところらしい。 ボビーがラヴソングでない、こういった曲をかくのは珍しく、それまでにも見られなかったことで、「ジャマイカ・センチメンタル」も含め、音楽的にも広がりを見せたアルバムでもある。 シェリー Sherry 2. シー・ラヴズ・マイ・カー She Loves My Car 3. フロライン Fraulein 4. 彼女はモア・ロマンサー She Dose It Better 5. カヴァー・ガール Cover Girl 6. ローデッド・ガン Loaded Gun 7. クラス・オブ・69 Glass Of 69 8. セイング・グッドナイト Saying Goodnight 9. ワンス・ユー・ギヴ・イン Once You Give In 10. ネヴァー・ラヴド・ビフォー Never Loved Before ボビーの全アルバム中、最もロック色の濃い作品。 前作につづき、TOTOのメンバーがバックをサポートしている。 名バラード「シェリー」や、ボズ・スキャッグスでは唄いこなせずに、代わりにロバータ・フラックが唄い、あまりの感動に涙を流しながら唄ったという名曲「ネヴァー・ラヴド・ビフォー」も収録。 もちろん、本作では、この曲もボビー自らが唄っている。 また、珍しくハードな2曲目の「シー・ラヴス・マイ・カー」では外部ライターの曲を採用しているが、そのあたりにも、意識的に今回のアルバムをロックっぽくしようとする意図が感じられる 日本先行で発売されたこのアルバムは、こんなにすばらしい内容にも関わらず、アメリカでの発売予定がたたず、ついにはLPで未発売のままだった。 失望したボビーはこの後、長〜い沈黙に入ってしまう。 しかしながら、ボビーの才能は枯れることが無く、その後80年代は作曲家として多くのアーチスト達へ名曲の数々を提供していくのだ。 ハート・オブ・マイン Heart Of Mine 2. リアル・シング Real Thing 3. ネクスト・タイム Next Time I Fall 4. オール・オア・ナッシング・アット・オール All Or Nothing At All 5. セイント・イッツ・オーヴァー Saying It's Over 6. インザ・ネーム・オブ・ラヴ In The Name Of Love 7. イーヴン・ナウ Even Now 8. ファースト・タイム First Time 9. ステイ・ウィズ・ミー Stay With Me 10. チャイナ China ソングライター期に他のアーチストへ提供した曲を、ボビー自らが唄い直した復帰後第1弾のアルバム。 すべてが名曲揃いで、まるでベスト盤のよう。 ここに入っているボビー・ヴァージョンの「ステイ・ウィズ・ミー」もパーラメントのCMに使用された。 ちなみにオリジナルで唄っていたのはピーター・セテラだ。 その他、オリジナルはボズ・スキャッグス、ジェームス・テイラー、アル・ジャロウなど蒼々たる面々だ。 このアルバムが日本でヒットしたことで、ボビーはまたミュージシャンとして活動していくことを決意したようだ。 ドント・リード・ミー・オン Don't Lead Me On 2. スタック・オン・ユー Stuck On You 3. クライ Cry 4. ジャネット Janet 5. ウィズアウト・ユア・ラヴ Without Your Love 6. プロミスト・ランド Promised Land 7. ドント・ギヴ・ミー・バッド・ニューズ Don't Give Me Bad News 8. ソリッド・グラウンド Solid Ground 9. バック・トゥ・ユー Back To You 10. エヴリ・マン Every Man 個人的には復帰後の最高作。 レゲエ・サウンド ソリッド・グラウンド も、ボビーの手にかかれば、こんなにアダルト・テイストに・・・。 マリリン・スコットとのデュエット曲「バック・トゥ・ユー」は、またもやパーラメントのイメージソングに使われた名曲。 そして、ボビーにしては異色のジャズ・ナンバー「スタック・オン・ユー」が全米ジャズ・チャートで大ヒット。 これ以降ボビーはジャズにどっぷり浸かって行くことになる。 このヒットは、嬉しいような寂しいような複雑な心境。 シェイプ・アイム・イン The Shape I'm In 2. ワン・ラヴ One Love 3. ステイ・ウィズ・ミー Stay With Me 4. 風のシルエット What You Won't Do For Love 5. センチメンタル・サンダウン Coming Down From Love 6. ウィズアウト・ユア・ラヴ Without Your Love 7. ジャマイカ・センチメンタル Jamaica 8. ハート・オブ・マイン Heart Of Mine 9. スペシャル・トゥ・ミー Special To Me 10. シェリー Sherry 11. クライ Cry 12. スタック・オン・ユー Stuck On You 13. ドント・リード・ミー・オン Don't Lead Me On 14. カム・トゥ・ミー Come To Me 新曲を2曲追加したベスト盤。 これさえあれば、部屋が、車中が、こ洒落たバーに早変わり。 夜のドライブにも必需の1枚。 尚、本作は「第34回日本レコード大賞」の「海外アーティスト賞」を受賞したらしい。 ワンス・アポン・ア・タイム Once Upon A Time 2. ネヴァー・テイク・ア・チャンス Never Take A Chance 3. ラヴ・ライト Love Lite 4. キャリー・アン Carrie Anne 5. ワン・ラヴ One Love 6. ホエア・イズ・ラヴ Where Is Love 7. トライング・タイムズ Trying Time 8. リナ Rina 9. アイ・ゲット・ア・キック・アウト・オブ・ユー I Get A Kick Out Of You 10. ドント・ウォリー・バウト・ミー Don't Worry 'Bout Me ミスターAORと呼べる最後の作品。 すでにその後を予感させるジャズ・ナンバーが何曲か入っているが、まだ、いつものボビー節も健在。 しかし、いつになく参加ミュージシャンも少なく、1人こもって作り上げたような印象は拭えない。 その結果、「ハート・オブ・マイン」以来からつづくサウンドのマンネリ感がこのアルバムを支配してしまっている。 むしろ最後に入っているフランク・シナトラのカヴァー曲2曲の方が新鮮かもしれない。 ウォーク・オン・バイ Walk On By 2. アイ・ギヴ・イン Give In 3. ドント・アスク・マイ・ネイ・バー Don't Ask My Neighbor 4. ユア・アスク・マイ・ネイバー Your Precious Love 5. ショウ・ミー Show Me 6. アット・ラスト At Last 7. バック・イン・ザ・ファイアー Back In Love 8. プロミス Promise 9. 君が帰ってくるまで Until You Come Back To Me 10. レット・イット・ビー・ミー Let Be Me *ボーナストラック 11. 通して聞いてみると意外にも違和感なく、全編ボビー節が心地よく響いてくる。 やはりボビーの音楽ルーツは、このあたりにあるのだと再確認もできる。 ロック・ファンにはちょっと寂しいが、全体の中で浮いている7曲目の「バック・イン・ザ・ファイアー」は、イントロからロックっぽい雄叫びをあげ、ギターソロもかなりハード・ロックっぽい。 この曲ではギターをボビー自らが弾いていて、もちろんソロもボビーによるもの。 個人的には、こういう曲を聞くと、「ああ、まだボビーの魂にはロックが宿っている」と安心できる。 ストリート・オブ・ドリームズ Street Of Dream 2. ユー・ゴー・トゥー・マイ・ヘッド You Go To My Head 3. エンジェル・アイズ Angel Eyes 4. ドント・ウォリー・バウト・ミー Don't Worry 'Bout Me 5. ビヨンド・ザ・シー Beyond The Sea 6. アイ・コンセントレイト・オン・ユー I Concentrate On You 7. オール・ザ・ウェイ All The way 8. スタック・オン・ユー Stuck On You 9. アイ・ゲット・ア・キック・アウト・オブ・ユー I Get A Kick Out Of You 10. トゥモロー Tomorrow 11. ガール・アイ・ドリーム・アバウト The Girl I Dream About 12. スマイル Smile ついに来るところまで来てしまったという感じで、禁断の写真ジャケットまで使用した本作は全編ジャズ・スタンダード曲集。 オリジナル曲も新曲2曲とセルフ・カヴァー1曲があるが、いずれもジャズ・スタンダードと呼んで差し支えないほど、同一線上のサウンドのものだ。 コンポーザーとして、これはすごいことで、改めてボビーの才能には関心してしまうのだが、やはりかつてのAORからどんどん遠ざかっていくのはとても寂しいかぎりだ。 The Anthology Part I グレイテストヒッツVol. My Flame 2. Coming Down From Love 3. Loving You 4. Jamaica 5. Real Thing 6. Even Now 7. Don't Lead Me On 8. Show Me Your Devotion 9. Once Upon A Time 10. I Give In 11. Don't Ask My Neighbor 12. Let It Be Me 13. Baby, It's Cold Outside 14. Tell It Like It Is 15. Good To Me 16. What You Won't Do For Love アメリカでリリースされたベスト盤。 15曲目に「Good To Me」という新曲が入っている他、イエロージャケットの「サムライサンバ」に入っていたインストゥルメンタル曲に歌詞をつけた8曲目や、ヴァネッサ・ウイリアムスとのデュエット曲、マイケル・リントンとのデュエット、善し悪しは別として「風のシルエット」のニュー・ヴァージョンなど、聞き所は多い。 日本盤はジャケットがイラストに変更され マウスをジャケットの上に持って行くと入れ替わる 、先にリリースしているグレイテスト・ヒッツとの兼ね合いから、7曲もの曲が入れ替えられている。 ファンにお薦めはUS盤。 日本盤では上記8曲目が、同じマリリン・スコットとのデュエット曲ではあるがアルバム「ソリッド・グラウンド」に入っていた「バック・トゥー・ユー」に差し替えられているからだ。 アイル・ビー・アラウンド I'll Be Around 2. あなたはしっかり私のもの I've Got You Under My Skin 3. ゲス・アイル・ハング・マイ・ティアーズ・アウト・トゥ・ドライ Guess I'll Hang My Tears Out To Dry 4. オールド・デヴィル・ムーン Old Devil Moon 5. インディアン・サマー Indian Summer 6. ザ・ベスト・イズ・イエット・トゥ・カム The Best Is Yet To Come 7. 降っても晴れても Come Rain Or Come Shine 8. イル・ウィンド Ill Wind 9. デイ・イン・デイ・アウト Day In Day Out 10. エイプリル・ムーン April Moon 11. アイヴ・ガット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング I've got the World On A String *ボーナストラック 12. カム・トゥ・ミー Come To Me リマスター・ヴァージョン ボビーが敬愛するフランク・シナトラの訃報を受けて、トリビュートの意味も込め再びジャズ・スタンダードに挑んだ力作。 今回は、シナトラが生前ホーム・グラウンドとして使用していたキャピトル・レコードの地下スタジオで、フル・オーケストラをバックにレコーディングするという力の入れよう。 10曲目の「エイプリル・ムーン」のみボビーが新たに書き下ろした新曲だが、この曲も他のスタンダード・ナンバーと完璧に混ざり合い、違和感はまったくない。 しかし、ボビーはもうまるっきりジャズ・シンガーへと変貌を遂げている・・・。 What You Won't Do For Love 2. Open Your Eyes 3. In The Name Of Love 4. Next Time I Fall 5. All Or Nothing At All 6. Heart Of Mine 7. Stay With Me 8. Saying It's Over 9. Janet 10. Without Your Love 11. Cry 12. Where Is Love 13. Love Lit 14. Shape I'm In 15. Rain 16. Everytime You Say My Name またもやベスト盤。 そして、またもや新曲が2曲追加されているというファン泣かせのアルバム。 このアルバムのリリースを受けて、日本でも独自のベスト盤が同時期にリリースされたが、ジャケットやタイトルも異なり、曲も曲順もかなり違っている。 ただし、日本盤のベストの方は、新曲の2曲「Rain」と「Everytime You Say My Name」のうち、「Rain」が何故か省かれているので、ファンは断然US盤の本作を買うべきだろう。 尚、「Everytime You Say My Name」の方は、日本の高橋真梨子に提供した曲のセルフ・カヴァー。 80年代、アメリカに見放されても、日本のファンはずっとボビーの甘く切ないバラードの数々を愛しつづけてきた。 ボビーもまた日本公演では、ずっとそれらAORの名曲達を披露してくれていた。 しかし、90年以降、CDから流れてくるボビーの歌声はどんどんジャズ方向へとシフトし、昔ながらのファンを困惑させた。 でも、もうそろそろいいだろうボビー!心からあなたの曲を愛する日本のファンのため、全編オリジナル曲でのニュー・アルバムをリリースしてくれても・・・。 HINE 2004. 9更新.

次の